黎の軌跡 感想。

終わった(1周目)のでぼちぼち感想でも。
今の所前も書きましたが2周目行くかどうかはちょっと…。
シナリオ的にそこまで周回するような感じでは有りませんでしたし、
2周目でどうこうするって言ってもいわゆるいつもの最強武器ぐらいですしね。
その武器もアニエスとフェリの作ったらそこそこ満足しちゃったので…。

さて、まあ今回は新シリーズ(軌跡シリーズの中のって話ですけど)という事でね。
主人公が新規キャラクターのヴァン・アークライドに相成りましたが。
個人的にはそこまで嫌いでもなく…まあすごく好きでもないぐらいでしたね。
主人公的に言えばやっぱエステル(ヨシュア)が一番上に来ちゃって、
シリーズ的に長かったリィンが印象に残ってるって感じかなーと思います。
リィンが好きかどうかというのは別として。
ただ、この新規主人公のヴァンは今の所謎なままのバックボーンが結構多くて。
なんていうのかなー、キャラ的に人生の先達みたいな顔しちゃってる部分が多いのに、
そのヴァンの中核になってる部分ってのが今回あんまり描かれないままでしたしね…。
強いて言うなら終章と、後はまーベルガルドとのやり取りとかがそれに当たりますが、
それでもまだ上辺だけで、ヴァンの口からすべて語られてるわけではないですし。
ベルガルドもある程度察してても言う気はないでしょしね、あれこそまさに人生の先達。
特にヴァンは今回新規というだけでなく、結構色んな過去のキャラと関わりがあって。
一番大きいのは個人的にはレンとの関わりかなと思いました。
レンが先を見ることが出来たその一因として挙げられてましたしね。
シリーズ通してレンは好きなキャラなので、その未来を作ったのであれば…という感じ。
勿論ヴァンだけじゃなく、エステルやヨシュア、カシウスやティータ…他にも沢山居ますが。
これまで語られなかった部分での関与、ってのがあったってのが大きいですよね。
後付設定と言われりゃそうだけど! って思いますけどね。
それ以外も、いわゆる解決屋として色んな事件に顔を突っ込んでたってのもありましたね。
(後付だとは思いますが)ロイドやリィンのストーリーがあったあの裏で動いてたりとかで。
加えてベルガルド(星杯騎士団)や黒月、他にも結社(ヴァルター)とかとも仕事してたり…。
ま、今回描きたかったであろう”狭間”の住人の面目躍如って感じでした。
まーこれね、良い部分も悪い部分もあると思いますけどね…。
悪い部分の一番大きい所はどう考えても結社との馴れ合い。
このゲームって結社との相対が一番の問題点のはずだからですけど。
最も、これまでの必要に応じてそれぞれ共闘したりはしてるんですけどね…。
で、そのいわゆる間に置かれた主人公、としては今作でも色んな縁を結んでて。
まーそれこそが今作の最後に描かれることでより強く印象付けられるわけですけどね。
上でも書きましたがベルガルドの古巣である星杯騎士団、典礼省のアシェラッド、
エレインやジン率いる遊撃士協会、共和国の警察やCID、共和国の中枢にも近い東方(黒月)系。
それ以外でも結社、マルドゥック社、王子、果ては新しく出てきたクルガ猟兵団や斑鳩。
まあ…色んな組織やキャラと色んな縁を結んでいくその先に、って感じなのかなと思います。
そんな中で今作最後に描かれたのは、一番強いアニエス達との縁って所でしたけど。
ヴァンに関してはこの後どうなるのかあんまよくわかんなかったですけどね。
ヴァンの中に封印(?)されてた漂白の魔王が顕現してどうのこうのってのは一旦先送りっぽいし。
どうなんですかね、この辺その増えた5柱の悪魔がどうとかこうとかは解決する気あるのか…。
いやそもそもの問題点として軌跡シリーズを解決する気があるのかってとこなんですが…。
加えてその悪魔がどーたらまでいつ解決出来るんだよ! って感じですじゃん…。
ちなみにヴァンの悪魔云々はどうなのかな、その辺の過去も含めて次回以降って感じでしたが。
後本筋としてはロイがやろうとしてる事がなんなのか、とかですかね。
崑崙山(だったっけ)の向こうだったかで何かをやろうとしてるみたいですが。
それが冒頭(だったか)で言ってたゼクー宇宙基地と関係あるのかないのか。
斑鳩自体ロイの依頼で動いてるっぽい節がありますしね。
勿論その斑鳩自体も今回は顔見せって感じでしたけど。
と言うわけで今作としてはヴァンの立ち位置が描かれる事と、
今後共和国での動きの冒頭…まあ今の所至宝関係は出て来てませんけど。
って感じでしたね…まあどう考えても時の至宝は関わってるでしょうけどね。
オクト=ゲネシスによる(のかどうか判んないけど)停止とかその辺がモロにね。
そのゲネシス自体も最後の1個が出て来てないですし。
そのゲネシスに関してはアニエス、東方関係でアーロン、MK社関連でリゼット、
MK社ではありますがそれとは別にカシムとの関係を描くのにフェリですかね。
カトルはモロにラトーヤ博士(やクロンカイト教授)につながる部分だと思いますし、
ベルガルドは師匠枠かつ星杯騎士団関係って所かなと思いますしね。
ジュディスだけちょっと良く判らないなーってのが今の所の本音ではありますが、
母親、祖母関係も含めて…後露骨に怪しいのが後輩(?)のニナなんですよね。
どう考えてもあの子はなにかあるでしょって雰囲気しかないですもんね。
あー後割と初期段階からキャラ出てたのに、って意味ではエレインが残念ですね。
キンケイドとの幼馴染トリオ関係がそうなんですが、今回描写薄いので。
それもまあ一時期姿を消してたヴァンと再会、って部分があるので仕方ないんですけど…。
もうちょいプレイアブルで使えるのかなと思ってただけにね。
ただエレインのSクラ、技名切る部分が聞いてて今一スカっとしないので駄目。
後はまー戦闘システムですかね。
正直微妙でした…フィールドアタックがあんまり面白くないので。
転がって殴る、転がって殴る、転がって殴る、R2(だっけ)で強攻撃して□でシャード展開。
後はHP残ってるやつに向かってオブシディアレイ(大体全部巻き込める)以下ループ。
なんだろうなぁ…フィールドでアクションするにしてもクラフトとかが使えるわけではないし。
その上味方キャラがAI的にバカなのか、そのぐらいに抑えてるのか判りませんが、
あんまり賢い動きではないので(露骨にあんま攻撃せーへんので)ストレス。
更にフェリとか攻撃してるの見てるとダメージ1が連打されてるだけっていう…。
FFの某ガンビットとまではいいませんけど…現状なぁ。
後近接キャラ使いにくすぎるからアニエスしかフィールドで使いませんでしたしね。
同じ遠距離枠でもカトルは駄目、なんか曲射してて当てにくいからダルい。
その他オーブメントに関しては、属性値が戻ったので割と良かったです。
良かったんですが、今作ではあんまり活かせてなかったかなと思いますね。
基本的に使いたいシャードスキルが固定されてますし…。
クォーツに関しても複数属性のものが少ないので調整あんまり効かないし。
現状だと拡張性含めて微妙かなと…後シャードスキルの候補とかが見辛すぎる。
と言うわけでまー次回作に、って部分が多すぎでしたね。
それをなんていうのかと言えば、いつものFalcomだなぁって感じですけど。
個人的に言えばレンがもうちょい使いたかったってのが本音ですね。
お姉さんぶってるレンが可愛くて仕方がないし、
ヴァンの前でちょっと昔のレンに戻ったりするのもとても可愛い。
いや、単純に可愛いんですよレンが。
次回作でどうにかこう、ある程度使えると嬉しいんですけどね…。
今回とかDG教団云々とか、色々過去の組織の関わりも描かれてますし。
カトルってさ、その名前レンの過去の子どもたちで出てきたりしてた気がするし。
まーアニエスとかも名前被ってるので(陽だまりのアニエスと)なんともいえませんが…。
流石にいくらなんでもFalcomが過去のそう言った名前を適当に扱うと思えませんし…。
そのへんも含めて次回作かなぁ…と思いますけど、で、結局次回作はいつなの?
って感じですよねー…。
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