天音ルート終了した。
あまねも、あまね、で一発で変換できないんだよな!
GoogleIME入れれば一発で変換出来そうな気がするけど。
とりあえずは分けて変換しながら書くしかないのであった。
さて、三人目の皇(これも出ない)天音ルートクリア。
このシナリオの骨子にあたる部分は割と嫌いじゃなかったかなー。
兄である奏龍と天音、それから母親の関係…と、そういう人間的な部分。
まあ、ありがちな設定と言うか(物語的な意味で)なんというかだけど、
大事なのはそれをどういう風に見せるか、という所だと思うので。
存外上手く、このシナリオではそれを見せてたんじゃないかなーと。
まあ、若干奏龍のあたりでなんかこう、心が痛む部分はあったけど。
最終的にそれをきちんと乗り越えてるので、何ていうかハッピーエンドと言うか。
結局の所、二人ともお互いをきちんと見ようとしてなかっただけと言うかね。
きちんと向き合ってみれば、別段わだかまりがあるような兄妹でもなくて。
血が繋がってるとか繋がってないとか、そういう事を超越してる部分。
それは最初っから(もっと小さい頃の二人の時点で)あったってのが良く判るし。
と言っても半分は血繋がってるから別にそんなに難しい事でもないと思うけど。
で、結局母親との部分もそれの延長線上と言うか。
奏龍が怪我した時に、病室の前で泣いてたってのがたった一つの真実で。
要するに最初から誰もが遠慮して踏み込まなかった…踏み込めなかった。
でも、それって子供の頃と、今きちんと理解出来る年齢ではやっぱり違うからね。
奏龍も、天音も…当然だけど千羽耶も、踏み込めばよかっただけの話なんだよね。
勿論幼い頃からずっとそうだと思いこんできたものにおいそれと踏み込めるか…。
って言われると難しいんだろうし、だからこそ拗れてたってのが大きいと思うけど。
そういう意味じゃ晶って要因がこのシナリオだととても大きかったって気はするよね。
晶が居なかったらこの3人はずーっとこのままだったんじゃないかって気がするし。
ま、結局奏龍の本質はちゃらけてた方が色んな意味でそれっぽいし。
それを取り戻せただけでも、晶が殴られた意味ってのはあるんじゃないだろうか!
蛍ですら踏み込めなかった、踏み込む事をしなかった領域に踏み込める強さと言うか。
ま、そういう真っ直ぐな主人公って言うのは見てて悪くないってのも大きいよね。
ぐだぐだと行動しない主人公よりは、よっぽど見てて安心できると言うかね。
一瞬奏龍の株が一気に落ちかけたけど、きちんと復活してたのも良かったし。
そういや茉百合さんの部屋にピアノがあったのって、奏龍が使ってたって事か。
何ていうか奏龍が蛍、茉百合、惠の3人を信頼してるってのが判るエピソードだな。
色んな意味でだけど。
ただ、このシナリオでも良く判らん部分が出てきてたなー。
晶が何故か一人だけ、2周目に入ってしまってた部分なんだけども…。
ただの夢と言うよりは、なんか体験経験をそのままループしてる感じだったし。
奏龍と蛍が遺伝子がどーたらこーたら、とかもなんか言ってた気がするし。
そういう部分ってのはどっかで語られるんだろうか…いや、流石に語られるか。
遺伝子がどうのこうのはくるりとかのシナリオで期待しても良いんだろうか?
いや、なんかそういう部分担当するのはくるりって感じがするじゃん。
ま、その部分が桜子のシナリオでの違和感とか。
そういう部分にも関わってるってのは何となく判る気がするっちゃーするよね。
でも、とりあえず考えても何がどうしてどうなのか、ってのがやっぱり判んないし。
どんどんシナリオをクリアしていくしかないのかなーと言うそんな雰囲気。
何しろ、それを気にしなくても、個人個人のシナリオと言うか…個別の部分か。
それはきちんとハッピーエンドになってるわけだからな…。
それを無視すれば桜子ルートも、茉百合ルートも、天音ルートも、
今の所綺麗に終わってる…って言う勢いだって事なんだけどもね。
と言う訳で天音ルート終わったけど。
ステレオタイプなツンデレってほど、オーソドックスなキャラではなかったかなぁ。
なんかこうお嬢様、ってキャラだとツンデレってパターンが多い感じではあるけど。
そんなに理不尽に怒ってる、みたいなシーンはなくて、良家の子女って感じだった。
むしろどちらかと言えば良い子に分類されるぐらいのキャラだったな、天音は。
単純に外見含めて可愛く描かれてたんじゃないかなー、単純にね。
声もあってたな、お嬢様だけど可愛い雰囲気がちゃんとあったし。
ツンっぽい演技も違和感なかったし、デレてる所はちゃんと可愛かったし。
割とこのゲームは声のキャスティングが全体的に良いのではないだろうか…。
男キャラ(奏龍や蛍)も悪くないし…イメージ通りに声当ててる感じが凄く良いね。
まあ、そのぐらい当たり前だろって言われたらその通りではあるけども。
あ、でも一瞬三角関係泥沼コースなのかと思ったよ。
まさか結衣も同じ時期に、晶が好きだって事に気づいちゃうなんて!
それでそのままこう、友情にヒビが! みたいな展開だとどうしようか…。
って思ってたけど、そこはそれ、結衣も天音もなんちゅーか良い子と言うか。
現実的に考えたらこんな結末になるわけないんじゃないのって感じではあるけど。
もの凄くスマートに、天音と晶のカップリングを結衣が祝福してたからな…。
三角関係になりそうになったらすぐその関係が終わってたみたいな…。
と言うか最初からそう言う展開に持っていく気が全く無かった雰囲気もあった。
と言う訳で天音ルート終わり!
まあ、シナリオ自体は個人的にはそんなに悪くなかったと思うけど。
色々まだ良く判らん事が判らないままだから、それが気になると言うか…。
うーん、どのシナリオならそれが判るんだろうなって感じではあるな。
とりあえずはあんまり気にしないで進めていくほうが建設的だと思うけど。
次のくるりルートで何かしら進展があると良いなと思いつつ。
結衣はすずのを除けば最後なので、次はくるりをクリアする事にしよう。