Flyable Heart 雪代すずの その2。

タイトルをどうしようか迷ったけど。
とりあえずすずのの話だから、その2で良いか? みたいなね。
そんな雰囲気を醸し出してるけど…結構タイトルで悩む事は多いよね!

と言う訳で、雪代すずのルート攻略後、攻略可能になるルート。
タイトルに別枠で出てくる”Des zukunft hat schon begonnen”ってルートですね。
ドイツ語のタイトルで、未来は始まっている、って言う意味になるんだっけ?
タイトルから想像出来るように、本編での晶がすずのと出会って恋をして。
でもその時間帯、時間軸では決して結ばれる事が出来なかったけど。
だけどその時点から”未来は始まっている”って言う事なんですね、多分。

テキスト自体は凄く短い、短編にすら届かないぐらいの文量です。
でもこのエピソードには、TrueがTrueたる大事な部分が詰まってた感じですね。
他のヒロイン達ってのは基本的に、そのルート内でハッピーエンド…。
まあ、A世界なのかB世界なのか(便宜上こう呼んでます)は問いませんが。
少なくとも、そのままの連続した時間帯上で結ばれるわけですけども。
すずのルートでは、どうしてもその時間軸で結ばれるわけには行かず。
だからこうして、始まった未来のその先を描いた部分があったって事ですね。

これ、でもただのハッピーエンドには見えるけど。
晶視点でものを考えると、晶の忍耐力は相当のものなんじゃないですかね…。
まあ、あの時のくるりの事や、フライアがすずのから自分へ、自分からくるりへ。
そういう風に受け継がれた名前である以上、そう遠くは無い未来だろう。
と言う事は晶にも予想出来る部分ってのは勿論あったんでしょうけど…。
それはどこまで行ってもあくまでも予想で、確信ではないわけで…。
その、もう一度すずのに出会えるまでの永久とも永遠とも呼べる時間。
それを待ち続けられる晶の心の強さ…ってのが何より凄いですよね。

まあ、だからこそ二度目の再開が絵になるんでしょうけど。
何ていうか晶は、大してセリフもなかったのにすげー大人になってたなぁ…。
って言う印象でしたね…完全に葛城父を受け継いでるって感じで良かった。
あ、後どうでも良いけど制服のほつれのエピソードとか、地味に好きでした。

というわけで、あまり多くを語る事もなくて良いエピソードだし。
もう一度、晶と再開できたすずのが可愛かったのでそれで良いです。
きちんと、そして明確にハッピーエンドが描かれてすずのも晶も救われた。
始まった未来をきちんと掴み取る事が出来たと言う事が読んでて判るので。
そういう部分は非常に良いエピソードだったんじゃないかな、と思います。

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