名古屋伏見のミリオン座まで行って見てきました。
本当は鈴鹿で見る予定だったんですが…10月以降しかやってないらしくて。
たまたま今日空いたのもあって、3人で名古屋まで行って来たと言う方向性。
もう公開から結構経ってたからそこまで人居ないかなーと思ってたけど。
思ったよりは多かったかな…まあやってる所が少ないせいもあるのかも。
と言う訳で、そこまで期待せずに見に行ったんですよね。
いや…まあやっぱりこのコードギアスって言うアニメの根幹と言うか…。
何ていうんだろうな、ルルーシュって言う存在がない時点でどうなんだろう?
ってのがこの映画の情報が出た時点から思ってた事だったんですけど…。
どうしてもルルーシュってのがギアスの出発点だったんじゃないのか。
ってのがやっぱり一番気になってた事で、その辺がない亡国のアキト。
うーん、どうなんあろうなー、と思いながら見にったんですが。
いや、これはこれで正直面白かった。
まあ…何ていうんだろう、確かにルルーシュが居ないってのは大きいんですが。
それをカバーするだけのキャラクター、ストーリーはきちんとあるな、と感じられた。
勿論反逆のルルーシュと言うベースの物語を超える事はないでしょうけども、
それを決してマイナスにするような、そんなアニメではなかったし。
最後の最後でスザクやCCが出てきた事も大きかったかな、と。
つまる所、反逆のルルーシュって言うものをきちんと引き継いでいる。
そう言う事が見てて判る所が一番良かったのかもしれないです。
ただ、上映時間60分だったんですが、非常に短かったと感じましたね。
勿論普通の映画だと120分とかが多い…って言う事もあると思うんですが、
他にも面白かったので(集中してて)体感時間が短かったのもあると思います。
それを加えても、60分ってのは若干短かったなーって感じでしたね。
そもそも本当の意味でストーリーのプロローグだったってのもあるだろうし、
一章としてはこのぐらいの量で良かったのかなと言う気もするんですが。
はっきり言うと、物足りなさも感じた所もあったかな、と。
なんでかって言うと多分プロローグだからなんだと思いますが。
亡国のアキト…と言う事で、日本ではなくてEUで起きてた事の映像化。
つまり本来的にいえば反逆のルルーシュの段階では全く語られなかった事。
その辺りの話なので、やっぱり展開として判らない事が多かったのがあって。
EUとブリタニアの関係、EUの状勢、EUの技術etcetc…。
全てを理解するには60分って言うのはやっぱり短かった。
ま、状勢としては単純にブリタニアとEUの戦争只中って感じで、
その中でイレブンの少年であるアキトが戦い抜く、それだけなんでしょうが。
なので大局的にはある程度の理解は出来るんだけど、
レイラやアキト以外の、リョウやシンと言ったキャラクターがどういう立場なのか。
どういう目線で行動していくのか…と言うのは一章では判らなかったですね。
まあ、だからこそ二章に期待もできるんですが、その分物足りなくもあって。
とにかく一章を見る限り、二章を見ないと全くどう転ぶのか判らないし。
そこにどうやってスザクやCCが絡んでくるのかが気になるって事ですね。
あ、一応一章で判った事はシンがギアス保持者って事ですかね。
アキトはギアスユーザーではなくて、どちらかと言えばスザクみたいな感じ?
アレクサンダに乗って戦ってる時のアキトは確実にスザクど同系統だったし。
逆にシンにはギアスを使ってる決定的なシーンもあったし。
しかもこの二人のミドルネームが同じである事とか含めてどうなるのか。
この辺が非常に気になる作りになってたのは非常に良かったんじゃないかと。
でもこれシンにギアス与えたのまたCCなんですかねぇ…。
そう考えるともうCCが全ての元凶なんでねぇの…って感じになるんですが。
まあ、そうは言ってもルルーシュの時も結局後押しをしただけで。
どの道ルルーシュはそういう力が無くともブリタニアを相手に回したわけだし。
ただのきっかけに過ぎない、それだけの事なのかもしれないんですけどね…。
後アレクサンダはデザインだけ見るとキモ! って感じでしたが。
実際に動いてみるとカッコイイと言うか中々悪くない、そんなナイトメアでしたね。
いや動きはキモイんですが…四脚と人型を頻繁に切り替えて戦うから面白い。
恐らくああいう四脚スタイルなのはEUの、ああいう戦闘向けだからこそだと思うし、
きちんと開発した意図(デザイン的にもね)ってのもありそうなのは良かったね。
EDでバッタを見てなにかを考えてる科学者っぽいのが居たのもあるし…。
ラクシャータやロイドみたいなキャラも居ると予想できるのは面白い。
キャラクターに関してはレイラが中々可愛くて良かったです。
まあ…あの軍服(ミニスカート)で合気道ってのはパンツ丸見えじゃん!
って感じでしたが、何ていうかもう全体から溢れる可愛い感は凄かったです。
最初何ていうかCCみたいな、ツンだけのキャラなのかなぁと思ってたんですが。
喋り始めると気は強いんだけど、きちんとその強い事に芯もあると言うか。
ある意味じゃこの物語のルルーシュの代替…と言っても良いのかもしれないですね。
戦術や戦略を考える指揮官、って言うのもそんな雰囲気を感じる所ではあります。
ただ、ルルーシュと違う所は人命を…日本人を気にかけてる所だと思いますが。
と言ってもルルーシュの理由とはまた違った理由で戦ってる事が大きいから。
ってのがあるからだと思いますけどね、レイラに関しては。
あ、ちなみに余談ですがレイラが可愛いと言っても、アーニャのが可愛いですね!
もうそれだけは変わる事がないギアスでの不変の事項なのでお願いします。
個人的には出来ればスザクだけじゃなくてアーニャも出して欲しいんだけどなぁ…。
ま、そこまで期待するのは行き過ぎかな、と言う気もするので難しいですね!
アーニャ出てきたら小躍りするんですけどね、主に俺が。
と言う訳で面白かったです。
面白かったけど、やっぱ一章は一章かな、って言う感じなので。
これは続きを見ないとダメだな、って言う出来だった事は間違いない。
ギアスが好きなら見ても損はしない、そんな出来だったんじゃないかと。
いや、早く二章みたいですね…スザクがどう絡んでくるのかとかも含めてね。
あ、最後になりましたが、まあや×菅野さんのEDは中々良かったです。
戦闘シーンもぬるぬる動くし、ほんと二章に期待と言う事でね!