League of Legends Study:Ryze。

The Rogue Mageで主人公なRyzeさん。
最近そこそこ練習も出来てきたし、Ryzeの考察と言うか良いトコ悪いトコ。
って言うか何時も思うけどなんでこの人が主人公なんだろうな、LoLは。
PVはかっこいいけど、ビジュアル的な意味で主人公には思えないのだけど。

<良い所>

・スキルのダメージが最大Manaに比例する

Ryzeの一番の特徴で、最大の良い所がコレ。
スキルが全て(Ultはダメージ系じゃないので除く)最大Manaに比例する。
つまり、最大Manaを増加させて行く事で、スキルのダメージが上がっていく。
まあ、それだけだとそんなに大した事がない特徴にも取れるんだけど、
一番大きいのはこのゲームにおけるMana+α装備の多さ。
つまりガチAP装備を積まなくても良いMage、って言うのが大きい。
特にMana+AR、Mana+MRと言った防具寄りのアイテムでビルドアップ出来て、
その為に普通のMageでは考えられないようなタフさを得る事が出来る点。
Mana+Healthを上げるアイテムも持ってようものなら落とせないMageになる。
さらに言えばスキルを使う(イコールManaを消費する)Mageだから、
当然最大Manaがあればその分長く戦い続ける事が可能、と言う事。
他のMageにはないRyzeの特性、一番判りやすい部分がコレ。

・スキルのCDの短さ

普通、Mageってのはこのゲームだとバーストダメージ…。
つまり敵を重たいスキルでNukeする事が結構大事な役割なんだけど、
当然だけどその分スキルごとのCDって言うのは長めに設定されてる事が多い。
通常Ultなら120sec、範囲スキルなら8~12sec…といった具合になるんだけど。
ことRyzeに関しては、一番のダメージ源であるQのCDがたったの3.5sec。
しかも他のスキルを使えば、使う毎に1sec解消されていくと言う特徴を持つ。
その為、一発打ったら終わりではなく、Qを何度も何度も使う事が出来る。
だからこそRyzeは、DPS Mageと呼ばれるくくりになるという所。
勿論それによる悪い点もあるので、その点は悪い所で挙げようと思う。

・対面、構成にあわせたビルドアップ

勿論他のMageでも当たり前の様にビルドは様々なんだけど。
その中でもRyzeは、相手に合わせて柔軟にビルドを変化させる事が出来る。
その理由としては、ほぼバースト系Mageで必要なDeathcapが必要になりにくいと言う事。
んー…まあ語弊と言うか、100%マッチしないアイテムでない事は書いておくけど、
RyzeをプレイするにおいてAPだけを底上げするDeathcapはそこまで必要じゃない。
つまりその分を他の防御ステータスを増加も兼ねたアイテムに変更できるわけで、
当然だけどその分だけ、DPS Melee等に狙われても長く戦えると言う事なんだよね。
当たり前だけど最大Manaスケールだけじゃなく、きちんとAPによるダメージ増加もあるので、
それらのAP+αな装備を買う事も無駄にならない、と言うのが最大のポイントだと思う。

・Ultの使用コストが無い事

非常に地味ではあるけど、Ultのコストがゼロな事も大きい。
Laneを押し上げるのに使ったり、中立を早く狩ったり、移動の為に使ったり。
そういう風に地味だけど色々な事に使えて、しかもコストがないと言うのは魅力的。
その上当然他のスキルを使う事でUltのCDも解消してくから好きな時に使える。
つまり考えて使わないといけないUltではない、と言うのが良い所なんじゃないかな。
ピンチになったら使える、さらにすぐ再使用が可能になる、それは強みに違いない。

・終盤の粘り強さ

やっぱりコレ。
まあ、この事を実現させる為に大きく役立ってるのが最初に書いた事なんだけど。
ビルドが完成してタフになった後のRyzeの粘り強さは、他のMageにはないレベル。
Tanky Meleeと同じ位置で戦っても、Forcusをある程度貰っても生き延びる事が出来る。
CDが短いことからイニシエートにスネアを使った後、またすぐ味方を守るのにも使える。
Ultの効果によるスペルバンプでの回復を含めた最前線での粘り強さ。
何よりチキンにならなくても戦えると言うのは素晴らしいことなんじゃないかな。
ただし過信は禁物、あくまでもMageであると言う所がポイントでもある所が良い。

<悪い所>

・序盤があんまり強くない

圧倒的にコレ。
正確にはそこまで凄く凄く弱いわけではないし。
もっと正確に言えばGankにあわせられるお手軽スネアもあるわけだし。
そういう意味じゃ弱くは無いんだけど…逆に最大の強みを引き出せるわけでもない。
アイテムが揃う事でタフく、そして強くなる以上序盤はどうしても見劣りするわけで。
そういう部分と言うのが、Ryzeの一番弱い部分なのではないかな、と言う感じ。
勿論それを考えた立ち回りをする事の面白さはあるんじゃないかとは思うけど。
やはり序盤は無理をしにくい、そういうChampでもあるんじゃないかな。

・Pushされると対処しにくい

基本的にUltを取るまで、満足なAoEって言うのが無い。
従って相手がPushを得意とするChampの場合、段々キツくなってくる。
死なないまでもTowerに押し付けられて少しずつ削られていったり、
TowerのMinionを処理させられてる間に左右にGankに動かれたり。
特に序盤はManaも大っぴらに使いにくいため、再Pushが苦手なのは難点。
丁寧に丁寧に取ってるだけでゲームが勝てるのなら問題は無いんだけど、
Jungleのフォロー、SideへのGank…それらを考えた場合不利がついてしまう。
それを含めて上手く立ち回るにはやっぱり経験が必要な所、かな。
つまりこれRecommendedタグあるけど初心者にはあんま向いてないんじゃね?
って言う感じになっちゃってる気がする所かな…。

・バーストダメージではない

これは上で良い所でチラっと触れたけど。
つまりバーストダメージではないと言う事は、ワンコンで相手を落とせないと言う事。
Nukerと言うのは要するに、瞬間的にダメージを叩き込む事で相手に何もさせない。
そういう仕事もあるわけなんだけど、Ryzeはスキルの特性上これが得意ではない。
粘り強く集団戦で戦う事は得意だけど、瞬間的に相手を壊滅まで持っていく…。
そういうようなスキルの使い方、戦い方って言うのは出来ないわけなんだよね。
勿論それは上で書いたけど、良い部分(粘り強く戦える)もあるので…。
結局の所、どういったスタイルで戦うのかって言うだけの話なんだと思うけど。
まあ、アイテムさえ揃えばバーストと呼べない事は無いダメージは出るけどね。

・アイテム依存が大きい

まあ、当たり前だけどアイテム依存が結構高い。
勿論このゲーム、アイテムを買う事で強くなっていくゲームではあるから、
どんなChampでもアイテム依存だろ…って言われるとその通りなんだけど。
他のMageがワンコンで相手に何もさせずにKillしてしまえるシーンがあるのに対して、
どうしてもRyzeの場合は被弾しながら戦う、と言う場面が度々出てくるわけで。
そういう時、アイテム無しのスキルのレベルだけで戦う事が可能なChamp(Mage)と、
アイテムによりタフさを得て、そのタフさを駆使してスキルを回転させて戦うRyze。
と言うのでは、どうしてもアイテムに依存する面がRyzeの方が大きいって事。
これがつまり序盤のあまり強く無い部分、と言うのにも繋がるわけだし、
逆に言えば終盤の粘り強さやタフさに繋がる部分でもあると言うお話。

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