TARI TARI。

P.A.WORKSのオリジナルアニメ、全13話

個人的にはこのクールで一番楽しんだアニメだったかな。
1クール(13話)で結構綺麗に終わった、って言うのも良かったポイント。
まあ、キャラクター結構良かったし2クールでも…とは思いながら見てたけど、
ある意味冗長にせずすんなり終わらせた方が良いアニメでもあったのかもね。
ぐだぐだやるよりは…ファンとしては長く見ていたいとは思っちゃうけどね。

ちなみにオリジナルで、PAお得意の青春? アニメ。
このご時世オリジナルってだけで頑張ってるなーと思う部分はあるけど、
TARI TARIは見てても十分面白かったので中々良かったと思う。
最近オリジナル増えてきてはいるからこの流れで頑張って欲しいね。
後PAは女の子がある程度メインの作品を作るのが上手いと思う。
True Tearsとかもだけど、なんだかんだで花咲くいろはとかも好きだしね。

テーマとしては合唱…と言うか青春だよね、やっぱり。
一度音楽を諦めた子がまた音楽の道に戻る事を決めたりとか、
そういう風な学生時分での青春って言うのが描かれてたアニメだと思う。
逆に言うとそういうストーリーが好きじゃない人には向かないのかなー。
もの凄く波乱があるわけでもなく、もの凄く感動できるわけでもない。
勿論単調でも無いと思うんだけどね。

まあ一番良かったのは合唱がテーマだけに、歌が上手い人でキャストを組んでる。
って所かなぁ…高垣さん、早見さん、それから瀬戸さん。
瀬戸さんは割と新人さんよりだとは思うけど、聞いてる限り結構良かった。
後男性の方も高音低音できちんと分けて歌える人が二人キャスティンスされてたし。
大智役の島崎さんとウィーン役の花江さん、どっちも上手かったんじゃないかなー。
そういう意味で最後、合唱をきちんとした形で披露したシーンは凄く良かった。
やっぱりそうやって歌える人を選んでる(のかは判らないけど)だけはあるなぁ、と。

元々高垣さんや早見さんは色んなアニメで歌ったりしてるしね。
そういう意味ではド安定、って感じなのはもう言わずもがなって感じだもんなー。
個人的な話ではあるけど、元々早見さんの声好きだからなー俺。
高垣さんもオカルト学院のEDが良かったからな…良い面子だと思う。
後男性二人の方は新人に近い人ではあったと思うけど上手かったからな。
キャスティングの面で言えば、十分満足できたのも大きい。

あ、当然だけど喋ってるのも良かったよ。
最初ちょっと和奏と紗羽が違和感あるかなーと思いながら聞いてた部分はあるけど。
2~3話と進んでいくうちにそんな違和感もどっか消えちゃっていってたし。
瀬戸さんの来夏はなんかバカ可愛い感じで1話からずっと良かったと思うし。
なんか来夏みたいなうざばか可愛いキャラって良いよねって思ってしまう。
その演技を瀬戸さんがきちんとこなしてたのも良いポイント。

作画に関しても十分。
江ノ島だったかが舞台とか聞いたはずだけど、江ノ島ってこういうので良く使われるね。
江ノ島って言うか鎌倉なのかなー、良く判らんけどその辺り舞台って多い気がする。
まあ、確かに海があったり島があったり、色々表現しやすいのはあるのかもなぁ。
TARI TARIの最中でも海とか、そこに至る道とか、電鉄とか…色々良かったしね。
行った事ないけど、良い所なのかなーって思えるのが最近のアニメの特徴だね。
PAとかはいろはとかも含めて、割とそういう表現描写は上手いと思う。

まー13話で終了だから特別印象に残る場所…。
って言うのはなかった気がするけど、変わりに全体的にイメージに残る感じかなぁ。
紗羽の家(お寺)とか、和奏の家のみやげ物屋とか結構良かった。
こういう風にご当地とかをアピールするのは個人的には良い事だと思うし、
滑らなきゃどんどん取り入れていくべきなんじゃないかなってのも思うしね。

ちなみに紗羽とサブレが一番好きです。
おっぱい大きいよ紗羽ちゃん! 私服がちょっと変だよ紗羽ちゃん!
って感じだけど、あの性格は中々可愛いんじゃないかと思います。
まあ、ぶっちゃけ来夏も好きだし、和奏も好きだからってのは大きいかも。
やっぱりメインのキャラクター皆好きだと見てて楽しいよねってのはあるね。
大智やウィーンも男キャラとしては結構良かったから、キャラ作りが上手いのかもね。

まあ…ウィーンは若干ウザキャラっぽかったけど…。
でもあれは仕方ないよね、帰国子女的な感じ出さなきゃいけなかったし!
それにそこがウィーンの良い所でもあるから設定としては悪くないし!
なんかこう若干うざいけど、それがウィーンだと思えばって事ではあるしね。
大智は熱血っぽい、と住み分けできてて男キャラも良い感じ。

とまあそんなわけで歌はOPもEDも良かったし。
EDが徐々に人が増えていくって言うのも個人的には好きだったな。
きちんと歌も人と言うか、合唱する人数が増えていくのが良いよね。
1話目だと来夏と紗羽だけなんだけど、7話だと5人全員verだったりとかね。
特に心の旋律は、ソプラノ、アルト、テノールとパート分けて歌ってるし、
やっぱこういうのを聞くと合唱はいいなーと思うんだよな…。
なんだかんだで全員で歌うってのは熱くなれるところがあると言うか。
ま、時分が学生の頃に合唱とか()って思ってたのはナイショだけど…。

あ、後今回はPAにありがちな女同士のファイトはあんまりなかったです!
TTとか花咲くいろはとか、割とそういう女の子同士の戦い多かったし、
TTに関して言えばもうそれがメインだから外せない勢いがあるんだけど。
今回のTARI TARIに関して言えば、少々仲違いはあるけど、全体的には仲良し。
ある意味ではだからこそ、3人ともが可愛かったのではないのかなーと。
勿論TTとかは女の子同士がああなっててもどっちも可愛かったんだけどさー。

それからTARI TARIってタイトル。
最初何のことかあんまり良く判らない部分はあったっちゃあったけど。
途中って言うか、来夏とかが良く言ってたからなるほどなーって感じのタイトルだった。
歌ったり、踊ったり、バトミントンしたり…合唱したり、青春したり…。
何ていうかこう色々な事を一生懸命やる! って言うそういう意味でのたりたり。
中々良いタイトルなんじゃないかなと思ってしまった。
個人的には結構お勧めな作品、是非。

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