二人目、風戸姉妹の妹、依瑠ちゃんクリア。
どうでも良いけどこれで「よる」ってのはちょっと読み難い書き難いな…。
どちらかと言えば「いる」って読んでしまう…まあ亜紗と依瑠だから判るけど。
と言う事で、亜紗クリアしたら選択肢進めるだろうなとは思ってましたが。
その通りだったみたいで、亜紗終わった後そのまま依瑠ルートクリアしました。
基本的に選択肢一つの分岐で亜紗か依留のどちらか、って感じっぽいので。
亜紗個別が分岐したって言うイメージで進めるのが良いのかなーって感じですね。
何しろ亜紗と依瑠との仲については既にその分岐で終わってるわけなので…。
それ以降はまあ、要するにいちゃいちゃするかどうかに当たる感じですかね。
ただ、依瑠ルートはこれで良かったのだろうか…という思いが凄くある。
何ていうか…いやまあそりゃあ二人とも好きだぜコースで成功するのが一番良いけど!
まさにその通りそのまま、亜紗とも依留ともお付き合いするってなんてうらやまけしからん。
双子系のシナリオって言うのはある意味ではその選択が肝になってる事が多いと思うけど。
このゲームではその辺、上手い事ハーレムルートへGOしてた感じでしたね。
いやまあ、そりゃあそれで軋轢がないなら見てる側はその方が良いですけどー。
まあ、その辺の決断がリアルかどうかって言うのはさておいて。
この二人に関しては、この選択の方が非常に上手く行くだろうなってのも何となく判るし。
実際に三人で居ても、最終的に亜紗と依瑠に確執は生まれなさそうではあったしね。
途中少しあれこれあるけど、まあその辺解決してからがハーレムルートでもあるわけで。
しかもそれに関して言えばどちらかと言えばお互いの持ってない部分への嫉妬とか…。
亜紗は依瑠の天才的な所を、依瑠は亜紗の協調性や我慢強さを。
お互いそれを持って無いから、少しぶつかる…って感じだったわけで。
ある意味では、碧を取り合ってみたいなそう言うのはあんまりなかったかな、と。
ちなみに碧の選択肢の二択が結構良かったです。
主に亜紗ルートを選ぶには、完全に亜紗を選んで依瑠を切り離しますが(前回の記事ね)。
それはそれで、依瑠が元々天才だから孤高であると言う事を自身で理解してるから、
あんまりその亜紗を選ぶ事に対して余計な事を考えなくていいってのがあるんですね。
でも逆に依留ルートの場合は、亜紗も依瑠も、両方断るって言う選択肢になるんですが、
そういう選択を出来る主人公…って言うのは良かったんじゃないかなと思いますよ。
何ていうかぐずぐずしてて結果ハーレム…もしくは両方ともと付き合わない。
って言うような受身ではなくて、どちらも好きだから、どちらとも付き合わない。
って言う選択をするって言うのは、何となく良かったなーと。
で、まあ結局は亜紗と依瑠二人の提案で三人で居る事を決めるわけですが。
二人が言ってたけど、確かに論理的に考えてみると何もおかしい所はないんだよな…。
まず前提が、碧が亜紗の事も依瑠の事も好きだって言うのがあるわけだけど、
亜紗も碧も依瑠も好きで、依瑠も碧と亜紗が好き…うん、確かに何の問題もない。
確かに倫理的に言えば二人と同時に付き合う事には問題があるんだろうけど。
でも論理的には全く持っておかしい所がないよなって言うのが判るって言う。
そのぐらい、亜紗と依瑠の仲が良い、って言う所がミソって感じでしたね!
後シナリオに関しては、亜紗ルートで出なかった風戸家の話が少し出てました。
大まかに言えば、グライダーの修理に掛かるお金を祖父(風戸家)に出して貰おう。
って言う部分で、亜紗と依瑠が祖父に頼みに行った時の話になりますが。
なんかまあ、亜紗と依瑠の回想である程度予想はついてた部分はありますが、
風戸家の祖父(碧の母親とも交流がある)は、中々鷹揚自若な人物なのは良かったです。
ただ孫の頼みだからといって安請け合いしたりするわけでもない厳しさも持ってるし、
だからと言ってただただ突っぱねるような人物ではなかったのがしっかり判ると言うか。
まあ、亜紗にも依瑠にもそれぞれに応じた話をきちんとしてるあたり、
何ていうか風戸家が隆盛する、その基礎になる人物ってのが判るのは良かったです。
と言うか亜紗にせよ依瑠にせよ、もっと家の環境が悪いのかと思ってた部分はあるけど、
祖父を見る限りそうではなくて、主に主家以外からの風アタリが強かったって感じですね。
そもそも父親と母親は変人らしいし、なんか聞いてる限りどちらをも溺愛してるっぽいし。
そんなわけで、このルートではまあ依瑠が色々知る事がメインですかね。
天才だからといってそれに胡坐をかいてるだけでは、その上には行く事が出来ない。
って言うのを、祖父や碧を通して依瑠が気づいていくってのがテーマなんじゃないかな、と。
その過程にソアリング部のメンバーとの交流や亜紗と碧との恋愛…があるんじゃないかな。
最初の全く興味関心がない所を見てれば、そういう部分がどんどん軟化して行って。
まあ、ある意味では俗に染まってると思える部分って言うのもあるっちゃあるんだけど。
やっぱりそういう視点と言うのも、上に立つに当たっては大事だと言う事を知ると言うか。
要するに恋も知らずに何が天才だよ! みたいな事が描かれてたんじゃないかと…。
ある意味ではそれを教える為に祖父がトビウオ荘に誘導したのかもしれないですね!
キャラクターとしては姉の亜紗よりも随分つっけんどんですが。
こういうキャラクターが段々頬染めたりしていくのはやはり良いものなので…。
顔と言うかキャラクターグラフィック自体は全く同じで見分けは髪留めと服ぐらいですが。
そういう、違う性格とか、つっけんどんな態度が柔らかくなっていく様を楽しむのが良いかと。
実際の所、亜紗には亜紗の、依瑠には依瑠の良さがきちんとあったと思いますしね!
そういう意味では十分楽しめました…もっと家関係で山があるのかとは思いましたがw
結構あっさりと言うか、祖父があまりにも豪傑過ぎた可能性があるとかないとか。
と言う訳で依瑠ちゃんも終わったので。
次はあげはあたりクリアするつもりですが…ま、爛れた性生活はこのルートだけと言う事で!
あ、ちなみにモーニンググローリーに関してはやっぱりお預けって感じでしたね。
まーこのルートだと碧が飛行するわけではない(姉妹飛行になる)ってのはあるので。
モーニンググローリーを真横で見れはしたけど、そこへ辿り着く意味はまだないと言うか。
碧が最初にモーニンググローリーと出合ったそれを再度なぞってる様な感じですかね。
だからある意味ではソアリング部として再々活動出来た事と言うのが最後になる感じで。
亜紗ルートと同じで、次に繋ぐ架け橋的な終わり方だった、って事ですね。