D.C.Ⅲ R X-Rated 森園立夏。

共通ルートそこそこで個別入ったので割とさっくりとクリア。
一人目に正直メインヒロインを選ぶのは…と思ったんですが。
姫乃、葵、さら好きだから後回しで、シャルルとどっちにするかな?
って感じだったので、じゃあ立夏から行っちゃおう、って感じで。
シャルルも嫌いではなかったんですけどね!

で、とりあえず立夏シナリオクリアしましたが。
展開と言うか構成的には、現実編(と言うのかな)が共通ルート。
その後、さくらから語られた話(過去なのかパラレルなのかは謎)が個別。
と言った感じになってるんですかね…個別と言っても共通交じりって感じでしたが。
魔法編の1/3ぐらいは割と共通っぽい話がそれなりにあった様な気がするし、
何より魔法編だけのキャラクター(かはまだ判りませんが)も出てくるので。
その辺りの話もあるので、魔法編全てが個別と言うわけでもないかな、と。

ちなみに攻略、と言っても大した選択もないと言うか。
なんだろ、システム的に移動先を選択する(キャラが見えてる)タイプなので。
狙ってるキャラクターのルートに入る事自体は難しいわけではなかったです。
最近多いタイプと言うか…まあ、難しい選択肢のあるゲームは少ないですしね。
製作側としてはそう言う所をオミットして、シナリオ(やゲーム)を魅せたい。
と言うのがあるのかなってのと、そう言う流れなんだろうなとは思いますが。

と言う訳で森園立夏こと、リッカ・グリーンウッド。
いやー設定的にはほんと厨二()って感じでちょっとどうかな、と思ってたんですが…。
特にカテゴリー5やら孤高のカトレアやら…最近多い設定なのかなぁ、うーん。
って思ってはいたんですが、その時点ではどちらがメインとなるのか…。
つまり現実の学園の方なのか、それとも魔法編がメインとなるのか。
その辺りが判らないから、厨二っぽいなぁ…と感じると言うのかな。
でも魔法編がある程度メインになってる、という事が判れば気にならないと言うか。
逆にこの設定がないと、シナリオ繋がらないぐらいの勢いなので。
厨二ではあるんですが、その辺り割り切って読める人向きなのかなーと。

最終的には魔法世界の話がメインでした。
ただ、まだ今の所魔法世界の話が現実世界とどう繋がってるのか判らないと言うか、
その記憶(今の所立夏だけが持ってるらしいですが)がどう影響してるのか。
その魔法世界がどう現実世界の話に繋がってくるのかはさっぱりですけどね。
ぶっちゃけ今の所、立夏の妄想と言われても納得するレベルと言うか…。
それをさくらが語っている、と言う部分を鑑みるに繋がりはあるんだろうな。
という事は判るんですけどね…それ以上は今の所は。

とりあえず魔法世界のリッカの話は割と好きです。
凄く強い様に見える(実際他人に対しそう振舞っていた)リッカの持つ弱い部分。
魔女狩りにあった古い友人の為に、強くあろうとしたリッカが持つ責任や強迫観念。
遠い昔に友人と交わした約束を今も頑なに守り続けようとしてるが故、
その心に付け込まれてしまった…そう言う話はなかなか良かったです。
何年生きて経験を積んでても、やっぱり人の子は人の子である。
そう言う部分が描かれてて、その辺は中々好みのシナリオでしたね。

特に魔法の設定は良かったです。
想いの力が魔法の力に…何ていうかこっぱずかしい設定だな、と思ってましたが。
恋焦がれるほど、誰かを愛してしまうと魔法の力よりもそっちの方が強くなって。
段々と魔法を使えなくなってしまう…みたいな設定になってたのは良かった。
だから清隆の事を好きになって、いつか自分も魔法を使えなくなってしまう。
でも清隆が作った和菓子を手から出す小さな魔法ぐらいは残して行きたい。
みたいな所に立夏の思いが感じ取れるのが凄く愛らしいと言うかね。

と言う訳で、シナリオに関しては、若干ベタっぽい雰囲気はあるんですが、
全体的に好み(あくまでも俺のですが)だったので、結構楽しめました。
雰囲気的には非常に色々な所からパク…もとい参考にした感じでしたが。
良く考えるとハリポタやネギまだってなんらかを参考にしてる作品なわけで。
そう考えると、良いと思ったものを積極的に参考にする姿勢は悪くないのかな、と。
図書館島とかモロにネギまですよね、ネギまが何を参考にしたのかは知りませんが。
その辺も少々、思う所が出てくる人もいるかもしれないな、とは思いますが。
逆に言えばただの設定なので、割り切りさえすれば問題はないですよね。

後やっぱりキャラゲー(というと失礼かもしれませんが)なので、キャラは良かったです。
割とキャラクターが多いので(特に魔法編は)それぞれ薄い所もあるのか…?
と、思いながら読んでましたが、今の所そういった部分は見受けられず。
むしろ魔法編のメアリーやホームズ、イアンなんかもキャラ的には悪くない。
ああいうキャラクターが居るからこそ、物語の幅が出てくるんだと思いますし、
例えばシリアスな物語と言ってもシリアスだけでは多分詰まんないんですよね。
そう言う意味で、キャラに魅力があるのはやっぱりキャラゲーとしては必須で。
サブキャラまでしっかりとその意識が持たれてるのは良い事だと思います。

で、何より立夏も可愛い。
ぶっちゃけ最初はちょっとおかしい(これまた失礼ですが)のかな…。
って思っちゃいましたけどね、前世の赤い糸がどうとかこうとか言ってて。
とは言えそもそも容姿自体はどう考えても可愛いとしか言えない上に、
そう言う性格はともあれ勉強や運動、それ以外は全てパーフェクト。
むしろ少々性格に難ありと言っても、あなたが好きと公言するだけ。
…あれ? それってもしかしてなんの問題もないのでは…?
って言う雰囲気が読み手的には漂っちゃってて笑いますが。
いやだって可愛いんだもの…それだけでむしろ嬉しいぐらいの…。

それに加えて魔法世界のリッカの性格は可愛くて良いし。
ああいう強気と言うか気を張ってるキャラクターが、実は弱くて脆い。
それを支えてあげるのが主人公、って言うのはある種王道なんですが。
だからこそ魅力的だよね、ってのはいわゆるギャップ萌えと言う奴ですね。
その理由や立夏が辿って来た軌跡も含めて守ってあげなくては!
と思えるのが良かったなと…ま、単純に立夏が可愛いという事です。

と言う訳でツンデレ…ではなく最初からデレ一直線な立夏ですが。
メインヒロインとしての可愛さ、風格はちゃんとあったと思いますよ。
後CVもしっかりあってたのでその辺はやっぱしっかりしてるなーと。

さて、まあとにもかくにも立夏はクリアという事で。
立夏の話は判ったものの、それがどう繋がるのかは未だ謎でしたが。
少なくとも、この物語をさくらが語ってるという事は何らかの繋がりがある…。
のは明らかなので、それを知る為にも次のキャラに行く事にします。
多分次クリアするのはシャルルことルル姉ですかね、順序的に。

カテゴリー: ゲーム系 タグ: , , , , パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

This blog is kept spam free by WP-SpamFree.