D.C.Ⅲ R X-Rated 陽ノ下葵。

Aoi_Hinomoto

五人目、葵ちゃんクリア。
クリア…うーん、まあ一応クリアしたと言えばクリアしたのかな。
全体的に葵ちゃんの話だけ毛並みが違うかな、と言う感じでした。

ちなみに、本編の4人(立夏、シャルル、さら、姫乃)をクリアすると自動でスタートしました。
ストーリー的にはそのまま風見鶏(魔法学校)の方の11月からだったかな。
前4人の時にあったイベントはそれぞれそのままありましたが、
葵ちゃんが学園の生徒ではないので全部薄めの使われ方でしたね。
ただ、それぞれのイベントでちょっとずつ変わってたりする事がちらほら。
清隆が生徒会に入る等の流れは同じでしたが、事件の内容が変化してましたね。
その辺りが葵ちゃんルートのキモと言うか…まあDC3のキモになる感じでしたが。

ただ、とにもかくにも全体的に清隆がキモタカです。
いやーなんだろう、完全にいちゃいちゃモードに入ってると言うかなんと言うか…。
葵ちゃんが慕ってくれている、でもその慕ってくれてるのは兄としてなのか男としてなのか。
それに加えてずっと言ってくれない隠し事をしてる、頼られてないのだろうか、みたいな。
そう言うのを悩んでる清隆が若干見てるとキモタカになってる感じですかね…。
ラジオの読者投稿のコーナーにわざわざハガキ出したりしてる所がもうキモイ!
…いや、ご都合主義なんでちゃんとそれが葵ちゃんに伝わるわけですけど…。
普通に考えるとその辺りの件はこっぱずかしいと言うかキモイと言うか!
いや本人は至極真面目と言うか、悩んだ挙句の行動なんですけど!
でもキモイよね! って感じで…まあメアリーとワトスンに救われましたが。
ラジオのコーナー、どのシナリオでもあってなんなんだろうなぁ…。
と思ってましたが、なるほどこういう演出の為にあったんだなぁ…と。

そんなわけで基本的には葵ちゃんといちゃいちゃするのが大半でした。
ただまあ…葵ちゃんの置かれている境遇と言うものを知ってしまうとね。
期限までだけでも十分に愛し愛される事が大事なのはその通りと言うか。
お互いの心を伝え合うしかやる事がないと言うのもまた然り。

で、葵ちゃんの置かれていた境遇。
これはもう、個別ルートと言うよりも全てを巻き込んだ話になって行ってました。
これまでクリアして来た4人…立夏、シャルル、さら、姫乃…その誰にも関係があると言うか。
根本的な意味では、すべての人間に関係があると言うまさにいきなり壮大な話に。
なるほど、だから4人のルートがあって、それをクリアしてから葵ちゃんなのかー。
と言う感じでしたが…まあ、まさか4人のルートとこのルートも含めてループだったとは。
簡単に言うと、葵ちゃんを中心に11月1から4月30が延々ループしてる設定でしたね。

元々葵ちゃん自身にも魔法の力があって、未来を知る事が出来たらしく。
その魔法(自分で使いたいときに使えるわけではないらしい)によって自分の未来。
それも一番最悪な、自分が死んでしまう未来を見てしまった。
そんな折に禁呪を見つけてしまい、死にたくないからその禁呪を使ってしまう。
それが葵ちゃん自身を、すべての人をループさせる魔法だった…と言う。
まあ、見ようによってはそれって本人が悪いだけじゃん、って感じなんですけどね。
その辺は誰しも、自分がすぐ先で死ぬ未来を知ってしまったら、と言う事ですよね。

勿論、そうやってループを繰り返してきた葵ちゃんもそれは判ってて。
その上ループを繰り返しても、葵ちゃんだけはすべての記憶を保持したままで。
ある意味では良く精神力が持ったなーと言うのはこの手の物語のお約束ですが。
このルートでは、その事実…禁呪を解呪する事と、その先に待ってる自分の死。
そういったものに対して葵ちゃんが揺れるストーリーになってました。
まあ、そこへ進む事が出来たのも結局は清隆が居たからなんですけどね。
でも結果的には、清隆が居るからこそ解除してその先に待つ死を受け入れたくない。
清隆と生きて行きたい…みたいな、なんとも救われるような救われないような。
だからこそ二人で目一杯、解呪を決めた日までの残り時間をすごす…。

って言うのが葵ルートでした。
ちなみに最終的にこの解呪は失敗するんですけどね。
負の感情を媒介にして術を作動させているものの、
ループを経るごとにその力が強くなって行く呪いみたいな感じで。
もはや何回何十回と繰り返した後のこの回の葵ちゃんでは解呪が出来なかった…。
それでも、清隆と触れ合った事で決意は固まったのは確かで。
だから次の世界で、次のループで、必ず清隆に相談する…。
と言う、清隆にはちょっと難しい約束をして、物語は閉じます。

なので厳密に言うと葵ちゃんの話は終わってないと言えば終わってないまま終わりましたね。
解呪出来ないまま、また次のループ世界を迎えてしまう時点で終わってないと言うか。
そもそもがこのままだと解呪出来なくてもバッド、解呪してもバッド、みたいな。
なので最終的に葵ちゃんがDC3と言う物語の軸になってるのは確かでしたね。
ただこのルートでもさくらと言う存在にはほとんど触れられてませんし、
あくまでも風見鶏で起こった事…導入部分での初音島にはまだ言及されてませんでした。
何せこの風見鶏での11月1日から4月30日を延々ループしてるわけですからね…。

と言う訳で葵ちゃんルートとしてはここまで。
まあ、実際にはこのまま次回のループがスタートするので続いてる感覚はあるんですけどね…。
なのでこの葵ちゃんの物語が”ZERO”と言う題字で綴られてた意味が判る感じの展開です。
結局DC3のこの物語の始まりはここなので”ZERO”と言う題字がついてたって事ですね。

なのですぐ次の、Da Capoがスタートしますが。
感想もここで一旦切る方がキリが良いので、今回は葵ちゃんルートの感想って事で。
まーDa Capo自体がすぐにスタートしてるのでクリアとしては繋がってる印象でしたが。
そっちはそっちで感想長くなりそうなんで、分けて書く事にしようかなーと。

ちなみに葵ちゃんもやっぱり可愛かったですよ!
と言うか可愛いキャラばっかりだからキャラゲーだと思ってスタートしてたので…。
なんかこう、物凄い勢いでシナリオ方向に寄って来たのが以外でした、すいません。
とにもかくにもまだ触れられてない部分が残ってるのはこの段階でもあれこれ判るので。
最後のシナリオ、Da Capoでその辺りに期待でき良い作りにはなってました。
そんなわけで既に最後までクリアしてますが、次はラストDa Capoの話になります。

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