バクマン。2 第02話。

第2話 – 文集と写真集

あれだね、昨今の声優さんに良くありそうなエピソードだったね。
事務所の社長が世の中そんなに甘くないんだ! とか言ってたけど、
実際の所顔やら露出で売ろうとしてるおめーのがあめーよ!
と、多分本当の意味でのアニメファンは思ってると思いうんだけど。
声優として可愛い事が損になる事ってのは無いと思うけど(売る分には)、
それがメインではないだろう、と、最近のリアル声優事情を見てても良く思う。
顔が良いから演技が下手でも良いのか? って意味合いだけど。

って言うかバクマンって時々こういうアンチテーゼ的な。
そんなエピソード(普段は漫画でのアンチテーゼとかが多いと思う)入れてくるよね。
まー本誌見てても割とそうだよなぁ…って思う部分は結構あるから、
やっぱ書いてる側(連載してる側)もそう思いながら描いてるんだろうな…。
ってのが若干判るというかなんというか…まあ難しいけど。

とりあえず小川さんがすげー大人でよかった。
シュージンがカヤちゃん連れてきて若干うーんって感じになってたけど、
ベタぐらいなら出来るんだから使ってやってください! って後に、
すぐ切り替えてたのが大人だなーって感じだった、結構好きなキャラだよ。
まあ、メインになる事はないキャラクターだよなーとは思うけどね。
元々アシだけで食ってる、みたいな部分を特化させたキャラだし。
他の作家さんみたいなキャラに比べて出番はどうしてもないだろうしね。

後この居残りの高浜さんが夢語ったり、真城と話したり。
仲良くなって一緒にジャンプ読んだり感想言い合ったりしてるシーン結構好きだな。
後でシュージンも一緒になっていろいろ漫画の事言い合ったりとか。
で、後々高浜も連載する事になる…いわゆる真城の弟子みたいな感じでね。
その繋がりってのが結構好きかな、ずっと仲良さそうだからね。

で、まあこの回の一番重要なシーンは美穂のこれだけど。
相変わらず亜豆美穂ってなんつーか良く判らんキャラクターだよなぁ。
むしろ判りやすいのかなぁ…なんていうか難しいキャラクターと言うか。
まあ、だからこそ真城と美穂のあの約束が成立するわけだけど。
気付いてやれなかったんだ! ってそもそもコミュニケートが少ないのに。
結構無理があるよな、って思うのはここだけの秘密だわ。

ちなみに美穂周りの作画は毎回良いね、これ。
全体的に可愛く描かれてるし、力入ってるのが中々良く判るというか。
まーメインヒロインだし! 力入れてる部分は間違ってないと思う!
でもメインヒロインなのにカヤちゃんより出番少ないけど…。

まあでも、本来ならこうやって露出や写真集やアイドル的な要素。
こういうものを断っても、きちんと仕事をさせてもらえるのが健全な業界。
って奴なんじゃねーの? アイドル的な部分断ったら干されるとか。
演技が下手だから使われないとか、そういうのなら判るけどさー。
実際の声優業界もこんなん一杯あるだろうから、それが問題だと思う。
本当に声優、声の演技を突き詰めて仕事をしたいと思ってる若手。
そういう子だって一杯居るんだろうにね…一杯かは判らんけど。
ぶっちゃけこんな今の業界のシステムじゃまともに育たないわw
そんなもん素人が考えても判る事だろwww どう考えてもwww

って部分が描かれてたのは良かったと思うよ。
多分リアルで声優業界がこういった部分を排除するのは無理なんだろうけど。
無理なんだろうけど、どうせなら声や演技で勝負して欲しいわ…。
というより、そういう人がきちんと声を当ててるアニメを見たいわ。
勿論今の声優さんたちが頑張ってないってわけじゃないけどね。
どうしても声以外の部分ばっかり見えてしまうってのはあると思う。

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