ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 第3話。

面白かったです。
でも全体的に無難な3話、って感じでしたね。
と言うかスクスタのシナリオ含めて考えると、ここは無難な方が良いと思いますが…。
アニメですら正直せつ菜へのヘイトが向きそうになる部分ってありますしね…。
それをうまくやりくり出来た、というのは無難に3話がクリアできた証拠なのかなーと。

大きいのは冒頭でもありましたが、せつ菜の心情かなと。
その後途中でせつ菜母との会話のシーンも出てきてる所からして、
スクスタの親からの抑圧…って言う部分はアニメでもあると思うんですが…。
見てる限り、同好会をどうにかしたのはそれよりもせつ菜自体の気持ちのほうが大きかったかなと。
故に、なんて言うか他の3人(彼方、エマ、しずく)へ説明をしない事がヘイト買うんですよね。
当たり前ですよね、何も言わずに同好会自体そのものを潰す意味って別に最初はなかったので。
思うことがあって対立した、のであれば本来自分が抜けるないし相手が抜けるだけでいい。
まあアニメではまだわかりませんけど、エマなんかはスクールアイドルがやりたくて留学してる。
って言う事を見てる側(スクスタプレイヤー)がしってるなら尚更ですよね、これ。
そんなの勝手に潰して良いはずがないですもん。
なので正直2話からの続きとしてここを見た場合、どうやってもせつ菜がヘイト買うイメージしかなくて。
ちょっと見るのが怖いなぁ…と思ってましたが、なるほどある程度うまく解決してましたね。
それ以外の部分の感想は後に回して結論から言えば、うーんまあ自己犠牲的な。
ギクシャクしたまま同好会を残しても仕方ないし、自分の好きを強要してしまった自分も許せない。
だったら自分がヘイトを一身に受け止めて身を引くことで、残りのメンバーで再度同好会を立ててもらう。
いや、これはこれでどうなんだって思う所はもちろんありますよ、特にせつ菜自身に対してとか。
それ以外にもかすみを除いたとしても残りの3人になーんの説明もしないわけですしね。
要するにこれってあれですよ、ギアスのゼロレクイエムみたいなもんですよ。
でね、これって自分さえ犠牲になれば良いって言うエゴイズムも含んでるので…。
そのままだとなんて言うかせつ菜自体がどうなのよ、って流れになりそうでしたが…。
そこで侑ですよ!
知らず知らずのうちにせつ菜の心の内を語られてしまってはね…。
言ってしまえば主人公ムーブではあるんじゃないかなとは思いますけどね。
逆に、かすみでもしずくでも彼方でもエマでもない、侑だからこそでもあるんですよね。
せつ菜もメンバーに対しては何一つ言えない臆病な面も持ってるから余計にね。
その割には大好きを届けたいとかパフォーマンスに対して言えるんですけど…。
そこで臆病でなければ、かすみとしっかり言い合えたかもしれないですしね。
まあ、せつ菜の見落としは要するに他の3人(かすみもですが)の事考えてなかった事ですかねー。
最後にみんな、せつ菜が居なきゃってなってましたけど要するにそれが結論で。
かすみにしてもそもそもの問題としてせつ菜を認めてないわけではないですし。
ある意味では言いたいことを言わずに引っ込めたせつ菜が悪いんですけど…。
そこまでは全員メンバーとして認めてるってのをせつ菜が忘れてるってとこですよね。
まあスポ根みたいな作品だとありがちな部分ですけど。
ってか果林さんがそこでも未だに賢いムーブなのは笑いますけどね!
冒頭でも、途中皆で話し合ってる時でも、一歩引いた目線で的確なアドバイスしてて強い。
で、4人がせつ菜の存在が大事だって事に気づけたのは果林の言葉があったからですしね。
今の所、侑ちゃんとはまた違った視点で的確に話誘導してますからね。
ただ、現状そのアドバイスによってどう転がるかにはあまり興味なさそうで。
なんと言うかその辺りがちょっと大人っぽい雰囲気があっていい感じですね、果林。
しかしあれですね、ここで最大の名言出ましたね!
だったらラブライブなんかでなくていい!
うん、そうなんですよ。
μ’sやAqoursは廃校なんかを阻止するために、話題のためにラブライブを目指しましたが。
そもそも論として、スクールアイドルとしての頂点ではあるのかもしれないんですが、
それに出る、そしてその頂に立つことだけがスクールアイドルではないんですよね。
ある意味その本質を突いたのが高咲侑と言うスクールアイドルではない存在だった。
というのは、ラブライブを見ていく上で今後大きな要因になるのかなと思います。
もちろんこれは賛否あると思いますよ。
μ’sやAqoursが心血を注いで辿り着こうとしたそのラブライブ。
それ自体どうでも良い、と言っちゃう事はいささか大きなヘイトを買う可能性はありますしね。
でも虹学の今のメンバーの成り立ちを見てると、今回はそれでいいって思えるんですよね。
状況が違うって言うのがやっぱりいちばん大きいかもしれませんが…。
せつ菜のやりたい事、かすみのやりたい事、それぞれのやりたい事。
ラブライブを目指さないのであればそれらは別に両立出来るんですよね。
まあ…それでプロかと言われるとそうではないとも思いますが、そもそもプロじゃないですもん。
でね、好きな事、そのベクトルを目指して皆が全力で走ったその先にね。
全員で笑顔で歌える曲が産まれればいい、って言うことですよね。
それから今回もしっかりとせつ菜新曲ソロ、DIVE! がありましたが。
せつ菜に関しては現状の3曲、全てめちゃくちゃいいのでボーダーが高すぎますね。
もちろんDIVE! もいい曲だたし、せつ菜の心を映してたところも良かったですけどね!
特にせつ菜の二面性と言うか…生徒会長としての、そしてスクールアイドルとしての。
ま、何にせよ吹っ切れたせつ菜の笑顔が見れたのでよし。
解き放たれたせつ菜の笑顔が眩しくてよかったと思いますよ!!
これからどんどんペカペカしていくんですかね、せつ菜!
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