結衣ルート終わり。
どうでも良いけど声を当ててる方が、小倉結衣…。
この名前の符号は偶然なんだろうか…同じ名前…!
まあー結構ある名前と言われればそうかもしれないな。
くるり、とかに比べればだけど。
って事で腹ペコキャラの結衣ルート終了。
これで五人目、後残す所はすずのルートだけって事らしいけど…。
まー単体で見ると他のルートと内容的な部分は大きく違わなかったかな。
キャラルート単体で見ればとてもハッピーエンドできちんと終わってるし。
ある意味、これで良かったんだなーって感じのシナリオだったと思うしね。
ただ、他のルートよりも謎部分が明示的になってると言うかなんと言うか。
流石にその辺は一応(?)メインヒロインポジって事かもしれない。
しれないだけで、実際の所は良く判らなかったけど。
あ、ちなみに天音ルートの一部分とはある程度被ってましたね。
天音を選ぶのか、結衣を選ぶのか…っていう所の事だけど。
あの部分に関してはこの二つのルートでは共通だったかなー。
どっちのルートでもあんまり後腐れがなかったのは良かったと思うけどね。
基本的にそういう三角関係っぽいのでどろどろするシナリオ好きじゃないし…。
だから前にも書いたけど、あっさりしてる部分はあるけどその分読みやすい。
そんなレベルの三角関係だったかなーって言うか、そんな感じ。
だからまあ、そういう恋愛要素の部分においては天音ルートと似てると言うか。
基本的には天音を選んだのか、それとも結衣を選んだのか、ってぐらいかな?
まあ、上でも書いたけどどっちを選んでも、選ばれなかった方が腐らないと言うか。
何ていえば良いんだろうなー、それで関係が壊れてしまうとかはなかったので。
そういう意味ではこうやってあっさりしてる方が良い部分もあるんだなーと。
そんな事を思いながら結衣ルートをやってましたが。
でも今回一番気になるのはやっぱ、あっちかこっちか、って所だよなぁ。
これまでのルートでは、何かしらループする? 様な描写演出はあったけど。
あくまでそれはループしてるだけで、世界が二つあるようには見えなかったし。
だからまあ、今回の演出はちょっとびっくりしたと言うか納得がいったと言うか。
なるほど、確かに世界が二つあったのなら、色んな齟齬が噛み合うと言うかね。
勿論二つなのか、それ以上なのか、って言うのはまだ判んなかったけど。
桜子や茉百合ルートで感じたものってのは、それが理由なのかなぁ…と。
ただそれが何を意味するのかはまだ判らなかった。
一応すずのは、向こうの世界が本当の世界、みたいな事を言ってたけど。
だとしたらこの結衣ルートの世界は何の為にあるのかが判らなかったな。
それに加えて晶がこの世界に居る理由、って言うのも判らないと言うか。
勿論結果として晶はこの結衣が居る世界を選んだわけだけど、
それは果たして正しかったのか、って言うのも判らないわけだな。
ただ、既に結衣が晶にとって”大事な人”になった事は間違いないし、
なればこそ、向こうの世界にもこっちの世界にも”大事な人”は存在するわけだから。
どちらの世界を選んだとしても、それが結果として正しい選択だった…。
と、断ずるしかないのかなーと、読んでて感じる部分は結構あったかな。
それを良く表してたのは父親の一言だな。
そのセリフを晶に伝えるにあたって、本人にも色々あったのかもしれないけど。
少なくとも、その一言が晶に結衣を選ばせる最後の一押しになった事には違いなくて。
その一言があるからこそ、たとえ晶がどっちの世界を選んだとしても、
あの父親ならそれを責める様な事はないだろうな…と思えると言うかね。
その上で、晶も後悔してなさそうだったからこれはこれで良かったんだろうな…。
そう思えるようなエピローグもあったのでそこは割と良かったかなと。
ただ、やっぱある意味では何も解決してないと言うか。
あくまでも晶が結衣と居られる世界を選択した、それだけの話なんだよなー。
結局あっちの世界とこっちの世界の意味も、すずのの存在してた意味も。
そういう部分はやっぱり何も判んなかったので、それは最後のすずのシナリオで。
って事かなぁ…まあ晶の存在がなんなのかってのが一番大事な気もするけど。
その辺はすずのシナリオで解決される事に期待しておこうかなー。
あ、後一瞬近親ものになるのかと思ったわ!
確かに晶と結衣って性格にてるし、双子って言われても違和感ないと言うか。
食いモンに簡単に釣られてしまう所とか含めて確かにそんな雰囲気はあったし。
何よりこれ名前が結晶だよなー、結衣と晶で結晶…その意味自体は判らんけど。
その辺はむしろ晶や結衣の話というよりは、父親母親レベルの話になる気がする。
すずのシナリオでその辺まで描かれるのかどうかは判らんけど、
出来ればそういう部分まできちんとしたエピソードがあって欲しいよね。
でもま、結衣は結衣で可愛かったし。
シナリオ的にはきちんとハッピーエンドだったから割と満足したかなー。
何だかんだでこのゲーム、嫌いなヒロイン一人も居ないのが良いね。
結衣は若干ヒロイン的には一番キャラクターが薄いかと思ってたけど。
割と個性的な中でもきちんとキャラが立ってたんじゃないかなって感じだった。
でも良く考えたら結衣も性格含めたら結構個性的だった…。
後声も良かったんだよなー。
なんか結衣っぽいと言うか…屈託ない所が凄く良かったと言うかね。
聞いてるとなんか明るくなる感じだったからベストキャストだったな。
まあ、その分沈んでる結衣の声はそれはそれでくるものがあるけど。
そりゃま、どんな人間でもずっと明るく居られるわけではないからな。
それに結衣に関して言えば晶がきちんと明るくしてやれたわけだしな。
だからま、このシナリオもそういう部分はきちんとハッピーエンドだったと言う事で。
それ以上でもそれ以下でもない、そんな感想になってしまう所はあるな!
ま、何にせよ謎っぽい部分は全てすずのシナリオに集約されるのかな。
晶のこっちの世界、あっちの世界…晶と結衣の遺伝子が一致した事とか。
すずのの存在、晶の存在、他にもまー他のルートでのループとか。
そういうのが綺麗にきちんと説明されて、解決されると良いなーと思いつつ。
ま、逆に言えばその為のすずのシナリオって事だとも思うし。
その辺は楽しみに最後のシナリオをクリアする事にしようかな、と。
と言う訳で結衣シナリオクリアって事で。
本筋以外の部分でのシナリオはまーあっさり目だけど満足してるので。
後は上でも書いたけど、このゲームの根本っぽい部分を読むだけだな。
まーすずのシナリオでも共通ルート? をまたやるのかは判らんけど。
すずのを中心に据えてなんかしらイベントがあると良いなーと思いつつ。