二人目の依瑠ちゃんから大分時間経ったけど…。
三人目のあげはクリアしました、てかこのゲームの略称ころげてなんですね。
空飛ぶのがテーマなのにころげてってなんか凄い縁起悪いよ…。
ちなみに最初あげはがメインヒロインだと思ってました、すいません。
いや、まあでもメインヒロインと言えばメインヒロインなんですかね。
亜紗と依瑠が後輩だったって言うのもあって、貫禄的にはメインヒロインっぽく。
と言うかあれですね、完全に幼馴染という設定が効いてる感じでしたね…。
他のキャラクターにはない碧との繋がり、ってのが元々あるというか…。
そういう意味ではある意味では最初から一歩抜きん出てる感じではあります。
もっとも、それが足かせになってる部分もあったわけですが…。
とにかく、あげはルートは色々原点を知る事が出来る作りになってると言うか。
時間軸的に今のソアリング部もですが、それよりも前の部分に比重が置かれてた雰囲気。
という気がするシナリオ構成になってました…まあ、幼馴染だとありがちな感じですが。
なぜあげはがソアリング部(と言うかグライダー作り)に腐心したのか。
碧や小鳥を支えて、色々な所を駆けずり回って完成させようとしたのか。
どちらかと言えばグライダーが飛ぶという事よりもそういう部分の方が重要で。
このルートだけを考えれば、飛ぶ必要性はそこまであったわけではないのかな、と。
最も、これはあくまでも読み手視点なので、碧視点だと飛ぶ必要性はありましたが。
でもまあ、色々やきもきすると言うか煮え切らないというか…。
過去にあった事を考えたら、そうならざるを得ないのも判らなくはないんですが…。
逆に、じゃあ今まで活動してきた皆との繋がりはそんな事で途切れるのか?
って言うのがあげはに突きつけてやりたかった部分になってましたね。
つまり、あげはのその気にしてる部分は経験がないと判らない部分で…。
それよりも今だろう! って感じになっちゃうと言うか。
難しいですね、あげはにとってはそれこそが最重要な問題で。
完成させる事によって、祭が終わるのが怖い…という感情自体は判らなくもないし。
でも多分これあげはが弱いからなんですよね。
普段(と言うか碧と再開してから)はハキハキしてて活動的なんだけど。
実は多分このメンバーの中で一番弱いのはあげは、というのも良く判ると言うか。
完成して、空を飛んで、目標が叶ったらメンバーが離れ離れになるのが怖い。
だから飛ぶ瞬間も、完成した後も見ない…って言うのが根本的に弱い所だと思うし、
もし完成させるのが嫌だったら、あげはが動かなきゃ良かっただけの話なんですよね。
でもそれはそれで怖い…だから多分一番弱いキャラクターはあげはなんですよ。
ある種トラウマがそれを増長させてると言っても過言ではないんですが。
だからこのルートはその部分に集約されてましたね。
まあ、最終的にメンバー全員がと言うよりは、碧ともう離れたくない!
って感じになってましたが…まあそこは恋愛ですから仕方ないですね。
秘密基地の秘密(なんか言葉が悪いですが)に関しても、
だからそれを知った所で碧があげはを嫌いになる要素にはなりえないんですけどね。
それを理解できないと言うか、弱いからこそ向き合えない…そういうお話なんですよ。
と言うわけで、今回のルートではモーニンググローリーに到達はしましたが。
ある意味ではそれはオマケであって、あげはがトラウマを克服出来る事と言うか。
碧とまた、正面から向き合えるようになる(ある意味でね)のが軸と言うかね。
まーこればっかりは子供の頃のどちらが悪かったとか言い難いわけだし…。
何と言うか難しいですね、あげはにせよ碧にせよ…。
なのでまあ、メインヒロインの貫禄はしっかりありました。
と言うかメインヒロインだからこそ、幼馴染と言うポジションでもあるわけだし。
自分は飛ばないけど、グライダーを作る事で支えていくみたいなのも良かった。
そもそもあげはが動いたからこそ、実現する事が可能になったわけだからね。
そういう意味ではメインヒロインのパワーと言うのはあったかなと思います。
と言うかそれよりほたるの扱いが…。
最初すげー何ていうか引っ込み思案で、でも可愛い妹キャラだったはずなのに。
あげはルートだと途中からギャグキャラよりに変更されててちょっと悲しい事に…。
いやまあ、そんなほたるも可愛かったんで別に問題はないんですけどね。
そもそもほたるは、元からあげはと碧の事をどちらもMAXまで好きなわけだから。
何ていうのかなー、そういう風に険悪な関係になる事はないだろうなと思ってましたが。
途中からは煮え切らないあげはの変わりにかなり積極的になってましたね。
多分ほたる的には、どちらもで良かった(もちろん最高は何の憂いもなく碧と恋を出来る)。
って感じなんじゃないかと思いますけどね。
どっちでも、ってのはあげはが碧とくっついてもってのが片方。
もう片方はそのままの意味で、ほたるが奪い取る(言葉が変ですが)。
前者は、ほたるが大好きな姉と碧が何事もなくくっつくなら仕方なし。
後者は、自分のことを優先する…って言う感じですけどね。
ま、そんな感じでギャグ寄りにされてましたが。
やっぱほたるが一番可愛いと思ってるのでこれはこれで、ね。
全く出番がないよりはよっぽど良かったんじゃないかなと思ってます。
今度でるファンディスクでルートがあるみたいなんでそれに期待出来るわけだし。
というわけで姫城あげはルートクリア。
声もかなりマッチしてたし、弱いけど強くて中々良いキャラクターでした。
ま、幼馴染ってのが一番のポイントなのはもう王道みたいなもんですが。
そればっかりはね…そういうポジションも大事だと言う事で…。
とりあえず次は小鳥かな? 小鳥こそメインヒロインっぽいんですが。
小鳥クリアしないと天音先輩がクリア出来ないとか見た様な…。