英雄伝説 閃の軌跡 その11。

ゲーム終わりました。
まあ、言いたい事は一杯あるものの…。
とりあえず開発が想定した終わり、と言う事で。
どうにもならんものはどうにもならんって事ですかネー。

なんですかね、これ。
これで終わり…いや2が発表されてる時点で終わりじゃないのはそうなんですけども。
何ていうかこのエンディングで良いんだろうか…って言うエンディングでしたね、これ。
そもそもエンディングなのこれ? と言う所から議論したい所なんですけど…。
と言うか良く考えるとこれ、この段階のラスボスすら倒してないっすね。
好意的に解釈するなら次回作への布石と言えるんですけども。
それって最初から二部作って打ち出して、かつ切る部分考えて。
ここで終わっても良いだろうな、と言う所で終わるべきなわけですよ。
正直、この終わり方は”気になる”終わり方と言って良いものじゃないと言うか、
強制的にそれを作ってるだけで何ていうか違う気がするんだよなぁ…と。

って言うか作ってる側もこれで良い! これは面白い! と思ってたんですかね?
何ていうかそこからしてもはや考え方のズレが酷いんじゃないかと思うんですが。
ほんとなんでこれでドヤ顔で発表できてるのかが個人的には知りたい。
違うだろと、せめて二部作でも前編の部分でも何かしらは完結させろと。
その結果として二部に続く、二部が気になる、それは作品として正しい。
でもこれそうじゃないでしょ…そこが一番作り手と受け手が乖離してる部分じゃないかと。

…まーなんですかね、これで良いと思ってるプレイヤーも多いみたいなので。
世代が変わったんですかね…いや、俺はちょっと良く判らなかったですけど。
勿論良かった部分もあるにはあるんですが、全部まるっと良かったと言えるか。
って言われるとちょっとなぁ…良かった部分1割ぐらいじゃないかな、って感じで。

ちなみに7章(終章)自体は展開としては非常に短かったです。
学院祭、それと帝国解放戦線の続きが展開としては少し描かれてたぐらいじゃ?
物語としては随分動いた、と言えるんじゃないかなとは思いますが…。
プレイヤーとしてやれる事、って言うのは大して多くはなかったかなと。
ダンジョン、と言うか戦闘にしても7層クリアしたぐらいだし…。
ボスと言ってもそこのボスと戦った、ぐらいしかイメージないので。

と言うか一番の不満は最後まで全員で行動するポイント無かった事ですかね。
いや、今回キャラクター多目なのと、色んな意味で分割班分けになるのは判るんですが。
なんつーかそのせいで”全員を使う必要が無い”ままだったのが一番の不満かな、と。
例えばガレリア要塞の所にしても折角班分けして別々の敵に挑んだりしてるのに、
片方側だけしか動かせないから向こう側の解放戦線メンバーとのやりとりとか判らないし。
まあそれを言い始めるとどこの実習での話も全てそこへ行き着くんですけどね。
片側だけの物語しか見せられてないから何ていうかなぁ、って感があるんだよなぁ。
両方の展開を見せる作りにしても良かったんじゃないのかなぁ、と。

学院祭のミニイベントとかはそこそこ良かったですけどね。
ただ、後夜祭トワ会長のイベント見たかったのに、トワ会長選べなくてがっかり。
何かのイベントクリアしてないんですかね…全キャラのイベントクリア無理っぽいですけど。
かと言って周回したいような作りじゃないから…その辺りどうしたもんか迷う所ですね。
どうせならエリゼやアルフィンとかも後夜祭のダンスの相手選択出来れば良かったのに。

後はまあ結社の関与してる部分がちょっと判ったりとか。
帝国解放戦線のリーダーの素性が割れたりとか…って言うかクロウだったんですけど。
ただ、それらが判っては来たものの、判ってきただけで何一つ解決はしてないし。
例えば結社の方は第二柱の蒼き深淵が今回シリーズ通して初めて出て来ましたが。
そのヴィータ=クロチルダが何を目的として帝都で動いてたのかはさっぱりだし…。
いや、まあ幻焔計画のためって言うのは判るんですが、それがなんなのかって部分。
その辺が次回作で描かれるのは判るんですが、判るだけに今回投げっぱなし過ぎじゃないの。
って言うのがやってて気になったポイントですかねぇ…。

それと最後の唐突なガンダムファイトなんなんですかね。
この製作陣、ゼノギアスとかガンダム作りたかったんですかねこれ…。
その辺ちょっと良く判らんっすね…そのせいでまともなラスボスバトルすらないし。
その上その良く判らんラスボスに負けて次回へ! とか…なんなんですかねこれって感じ。
正直どう評価すりゃ良いのかすら良く判らんってのが本音でしたわ…。

まあでも良かった部分もあるんですけどね。
トールズ仕官学院の教諭勢が学生(等)を守るために矢面に立って戦うシーンとか。
まあ、ちょっとこの辺キャラクターの強さ持ち上げすぎなんじゃないかなー!
って感じはしますが、ヴァンダイク校長が強いってのはそりゃなぁ、って感じだったし。
ナイトハルト教官やサラも当然だけど武に優れてるからこそと言うのはあって、
それ以外の先生’sも特技をしっかり持ってて戦える(仕官学院の教諭だもんな)。
って言うのは展開としては熱くて良かったかなーと。
ベアトリクス先生がやたらと強そうなのが気になりましたが。

後その辺りのシーンでのシャロンがカッコ良かったのも良かったです。
…まあ、なんとなーく判ってましたが結社の執行者だったんですね、シャロンさん。
でも執行者としての任務だけじゃなく、アリサ(やイリーナ)と関わってる。
と、きちんと明言してたのは個人的には良かったかなと思いましたよ!
最も、現在休業だからこそなのかもしれないんでまだ先はわかりませんが…。
出来ればどうなっても、アリサとはそう言う関係を続けて欲しいなぁ、と。
しばらくはサラとライバルっぽい関係で描かれていくと良いんですけどね。

と言う訳でまあ、それなりに良かったなと思う部分も幾つかありますけどねー。
でもこの終わり方(ぶった切り)とか、急にガンダムファイトになったり。
これで良いんかなぁ…と言う気がするので良く判らなくなってきましたね。
なんか全体的に風呂敷を広げて、広げたまま次へ行ってるだけ、と言う気がね…。

ま…取り合えず次回作の確定はしてるわけだし。
何ていうか方向性を出来れば空ぐらいの所まで戻してくれると良いんですけどね。
このままガンダムファイトやゼノギアスするのが製作陣の考えながらしゃーないんですが。
なんかFalcomに求められてるものってそれじゃない気がするんですけどね…。
その辺どうなのかなーと思いながらゲームクリアと言う事で。
正直今の所、2周目行こうって言う気力の出ない終わり方でした。

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