D.C.Ⅲ R X-Rated 葛木姫乃。

Himeno_Katsuragi

三人目は妹(義)の姫乃をクリア。
ダ・カーポと言えば妹だよな、うん。
初代やったのもう何年前か判んないけど…。
なんとなくダ・カーポのイメージが妹(義)になってるような。
でも2は違ったっけな…いやまあどちらにせよ兄さん呼称だった気がするけど。

そんなわけでさくさくっと姫乃シナリオ終了。
姫乃ルートも、共通部分と言うのかな? まあ個別以外の部分に関しては同じでした。
基本的な流れは立夏、シャルルの時のそれと大差はない作りになってる模様。
この分だと、恐らくさらのルートも基本のシナリオは同じなんでしょうねー。
立夏に気に入られる、生徒会のあれこれ、事件解決して騎士賞、みたいなね。
多分そのあたりの一連の流れ、と言うのは誰のルートでも変わらないって事ですね。
葵ちゃんだけはちょっと(学園と関係ないわけじゃないけど)別になるのかも…。
と言う気はしますが、まあその辺りは姫乃ルートに直接関係あるわけでもないので。

とりあえず設定から判るように、姫乃ルートは兄妹愛とか家族愛とか。
どちらかと言えばそう言うのが主眼になってる、良くある(義理の)妹もの。
大げさに言えばお兄ちゃんが命をかけて妹を救ってやる! って感じですかね。
まあ、元々清隆自体が姫乃(と言うか葛木の)の為にこの学園に入った経緯があるので。
ある意味では姫乃を守る、葛木の家の呪縛をどうにかする為に動く、と言う部分。
それらを含めて、姫乃と言う存在がメインヒロインの器として設計されてるのかな。
と言うのは感じる展開でした…と言うかダ・カーポシリーズの定番みたいな感じかな?

で、まあなんやかやあって兄妹愛や家族愛から、一人の女の子として…。
と言う、定番と言うか王道と言うか…もう設定の段階でこうなるわー!
って感じの展開でしたが、ある意味ではやってる方もそれを期待してると言うか。
何だかんだ言って妹(義理)ルートってのはそう言うのが必ず入って来るのがお約束。
と言うのはあるので、展開に個人的には全く不満はありませんでした。
不満がない、と言うよりこれでこそ義理の妹よ! みたいなね。

他のルートと(今の所)違うのは清隆がかなり無茶をしてる(らしき)所。
自分が得意な夢見の魔法を酷使して、色んな人の知識を夢で得て。
その積み重ねを経て、葛木の呪いを解こうと焦ってた所ですかね…。
良くも悪くも、立夏やシャルルのルートでの清隆には余裕があると言うか。
勿論、立夏やシャルルのルートでも、清隆が頑張るからハッピーエンドに向かう。
清隆の魔法があるからこそそうなる、と言う部分はあったのは確実なんですが。
それ以上に、何ていうのかなぁ…姫乃を助けなきゃいけないと言う何かがあって。
それに忠実に従ってる…まあそれが気付くまでは結局兄妹愛とか、家族愛とか。
言葉で表現するならそのようなものなんですが…。
それもあって他のルートより無茶してる感があったかなぁ、と。

まあ、結局姫乃ルートだと魔法使って解決する事自体は失敗してますしね。
姫乃が葛木と言う家のお役目を引き継がなかったら清隆は助からなかったし、
そもそも清隆が無茶をしなければ姫乃が今すぐにお役目を引き継ぐ必要もなくて。
ある意味では、姫乃を愛してるから姫乃に無理をさせた面もあるのかなぁ、と…。
ただ、どちらにせよ結局は卒業後か今お役目を引き継ぐ事にか変わらないので。
姫乃が清隆を助ける為に覚悟を決めた、と言う所が大事なんだと思いますが。

ただでもこれ、結局葛木の家のお役目の事に関しては何も解決してなかったんだよなーと。
清隆は葛木の家を、その上で姫乃と言う個人をを守ろうと言う決意を再度する事が出来たし、
姫乃は母、祖母から連綿と伝わるお役目を引き継ぐ覚悟を決める事は出来たけど。
それ以上でもそれ以下でもなくて、このストーリー上では解決は一切示されてなくて。
言い換えると「これからの未来は俺達が作っていくんだ!」的な終わり方と言うか…。
まあ、この二人の場合、それで良いのかもしれませんが。

ま、そんなわけで…最初っから相思相愛じゃねーか!
と言う事しか判らなかったんですが、まあDCシリーズの妹はこれで良いんだと思います。
って言うかやっぱ兄さん呼称は可愛いわぁ…お兄ちゃんとも名前呼びとも違う可愛さがあるよね!
特にDCシリーズの妹は根が真面目と言うか、義理と言うのもあるんだろうけど一呼吸あると言うか。
そのくせ本当に妹みたいな存在としてそこに居るから元々可愛いって言うのがあるのに。
もしかしてよく考えると俺がそう言うシチュが好きなだけなのかもしれないけど…。
ろまさかの湊とかも好きだし…ああ…なんだ良く考えたらただの個人的嗜好の可能性が…。

後はとりあえず清隆の事がちょっと判ったりとかもするルートでしたね。
他のルートでもちょいちょい、葛木の家の呪いを~と言うフレーズが出て来るので。
ある程度は清隆が抱えてるもの、ってのも少なからず判る部分はありましたが。
そう言う事よりも、清隆が子供の頃にどういう性格だったか、とか…。
姫乃がどうやってその清隆と仲良くなったのか、とか。
現在の清隆と、葛木の当主(父親)との関係の深さ、とか。
他ルートだとあんまり突っ込まないような部分も描かれてたかな、と。

でもまあ、清隆は姫乃が居たからおにいちゃんになったわけだし、
姫乃は清隆が居たから妹、葛木のお役目を受け継ぐ女系として健やかに育った。
とも言えるので、その点に関してはそうなる事を予想した親父殿が凄いのかなぁ、と。
まあ、清隆の性格形成に関しては姫乃や親父殿以外にも母親の存在もあったっぽいですが。
そう言うの含めての葛木の家、というものを重要に思う清隆と言うのが描かれてた感じですね。
実際の所、姫乃とこういう相思相愛の関係になってもならなくても、
清隆は最終的に葛木の家をどうにかする事を止めなかったんじゃないかとは思います。
他ルートでのその場合は、立夏やシャルルやさらの力を借りるのかもしれませんが。

と言う訳でまあ、結果的には清隆と姫乃が相思相愛になるだけのストーリーとも言えるのかな…。
全体的に葛木の家のお役目の事等、解決した事って言うのはあんまりないので。
なんにせよこれからなのでは、と言う終わり方だったように思いましたが…。
とりあえず姫乃が可愛かった、と言う点においては満足の行く出来でした。
やっぱ良いよね妹キャラ…この際義でも実でも可愛いものは可愛いって事でね。
特に和服(着物)を普段着にしてるっぽい所とか中々良かったです。
まあ、あれは風見鶏の方だけだとは思いますが。

そんなわけで、次はさらルートかなー。
やる前から一番好きなキャラだったので、さらルートは内容関係なく楽しみではあります。
と言っても、もはやキャラが可愛いという至極萌豚的な理由でですが…。
とにもかくにも全員クリアしないと本来の意味での話が判らなさそうなので。
なんにせよさらルートをやって行こうかなと思います、はい。
ま、容姿的な意味でも一番好きなんだから途中中断する事もないだろう!
と言う事でね…さらを愛でながらシナリオ読んでいこうかなと思います。

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