D.C.Ⅲ R X-Rated 感想。

CIRCUSのダ・カーポ3、とりあえずクリアしてから時間が経つ前にまとめ。
まあ、CIRCUSのゲームで何が一番難しいかって言うと、
どれやったら良いのか判り難いって言う事なんじゃないかなーと…。
とりあえず元がPCゲーなので、PCでしかやる気がなかったわけですが。
現状だとコンシューマ、PCとどちらでも出てるので、どちらでも良いかなと。

と言う訳でダ・カーポ3ですが。
やる前からキャラクターをちょいちょい知ってたんですよねー。
主にさらの事なんですが、さら自体可愛いなーと思ってましてね。
まあでもゲームは…と思ってた所アニメ化して、それを見た結果やろうかな! と。
…ちなみにアニメの方は可もなく不可もなくというか…まあそんな感じでした。
さらが可愛かったのは可愛かったのでそれは良かったんですが。
どうしてもキャラアニメの域を出たかどうか怪しいと言うか…。

なのでやっぱりゲーム(原作)ですよ!
みたいなノリでね、とりあえずキャラゲーとしてスタートしたんですが…。
いや、申し訳ない、キャラゲーだと思い込みすぎててほんと申し訳ない事に。
最後までやった結果、キャラゲーなのはキャラゲーなんですが、
それ以上に根幹にちゃんと読ませるものがしっかりとあったなー、と。
…って言うか良く考えるとダ・カーポって言う作品の名前を冠してるわけなので。
これまでのダ・カーポと無関係じゃない時点でキャラゲーだけど読みゲーでもある。
と言うのはその通りでした…歴代ダ・カーポをやってなくても問題はなさそうでしたが。

で、特にこのゲームは2部構成になってるわけなんですが、
片方は現代の初音島での学園生活…こちらは歴代ダ・カーポの舞台でもありますね。
もう片方は過去のロンドンの風見鶏学園で、魔法使いを扱ってると言う設定でした。
そう言えばDC1の純一もささいですが魔法使えた記憶あるし…その流れと言う事ですね。
ただ、最後のグランドエンディングを見ないと、この二つの舞台の共通点は判らないと言うか。
どう言った構成になってるのかが判り難く、その点は最後まで読まないと判らないので。
途中で諦めちゃうと、本当に面白い部分までたどり着かない最近良くある構成でしたね。

ただ、個人的にはそう言う風に、個別のシナリオを蔑ろにしないと言うか。
全てのシナリオを土台として、最後のシナリオがあると言う構成方法。
そう言うのが好きなので、個人的には最後まで読んで良かったなと。
まあ、ただそう言う構成になるとやっぱりどうしても一つの手法に至ると言うか。
どうしてもループものになるのかな、と言うのはあるのかもしれませんね。
この作品もループしてる部分がネックになってるので、それに気付いてから。
その辺りからが作品としての本番なのかな、と言うのはありました。

まあ、なのでそこまでの部分(キャラ個別)はキャラを楽しんで。
それが終わったら作品としての肝の部分を楽しむと言うのが良いのかなと。
個人的にはどちらも楽しめたので、中々満足な作品だったかなーと。

特にキャラクターは言うまでもなくさらが可愛かったので!
容姿好き、性格好き、声好き、会話も好き、もはや言う事なかったです…。
いやもうほんと可愛い、飾っておきたくなるぐらい可愛い、可愛い可愛い!
とりあえずそれだけでゲームをやっても良いかなって感じでした。
ぶっちゃけ今度出るらしい、プラチナパートナー? だっけ、新しい奴。
さらのためだけに買ってプレイしても良いかなと思うレベルになりましたね!

…ちなみに他のキャラも皆好きでしたけどね。
姫乃は何ていうか歴代ダ・カーポの妹キャラって感じで簡単に馴染めるし。
立夏やシャルル、葵ちゃんも最初の段階から嫌いになる要素一つもなかったしね。
それにメインキャラじゃないキャラもちゃんとキャラが立ってたのも大きいですね。
イアンとかは最初ちょっといやみな位置のキャラではあるんですが、
やっぱりこう主人公のライバル…やそう言うキャラクターも必要なわけで。
それに終盤に行くにつれてしっかりとキャラが立って行ってましたしね。
耕助も悪友ポジとしてはドがつくぐらい定番のキャラなのに憎めないし。
サブキャラのメアリーや巴さんも、正直一本シナリオあっても良いぐらいだったなぁ、と。

と、まあそんな感じで読み物としても、キャラゲーとしても。
両方の面がそれなりの高水準にしっかりと纏まってたゲームだったかなと。
まあ、よくよく考えたら曲がりなりにも3作目(失礼な言い方ですが)なわけで。
それだけ支持されてる部分もあれば、外してはいけない開発側の意気込みもあるわけで。
それでどうしようもない、そんなゲームにハナっからなるわけはないって事ですよね。

ちなみにDCシリーズとしては1も2も過去にプレイ済みです。
…まあ、過去も過去の話なのでほとんど概要しか覚えてなかったりですが。
特に今回の3をプレイすると、ちょくちょくその辺りの設定も出て来たりとかで。
歴代DCシリーズをやってる人にとっても「おっ」となる部分もしっかりあって。
そう言う意味でも色んな人に対して楽しめる部分は提供されてて良かったです。

後曲も良かったし。
とりあえずプレイして言うほど不満な部分はなかったですね。
と言う訳で十分楽しめたので、歴代やってる人ならぜひぜひ。
そうでない人でもとりあえずキャラゲーで始めても良いかなと思います。
さらが可愛いのでさらをぜひ! ぜひとも!

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