Cut 2015年08月号。

んむ…この号の特集は良かったです。
まあ、普段同雑誌買わないのでミーハーな買い方で申し訳ないんですが!
30Pオーバーのラブライブ! 特集をやるとの事なので買って読みました!
とりあえず、4軒回って手に入れただけの価値はあったと思います。
ファンなら読んでおいて損は無いので、後から取り寄せ出来れば是非。
と言うか読んでて思いましたが、書いてる人の文章上手い。
いや、本業の方にその言い方は凄く失礼なのは承知してますが。

と言うわけで映画雑誌、Cutの8月号です。
表紙がもうラブライブ! なので、多少手に取るのが恥ずかしい人も居るかもですが、
いまやもうアニメ映画は邦画、洋画と並んで一大コンテンツなのは間違いないので。
それほど気にする事ではないんじゃないかな、と個人的には思ってます。
昔スレイヤーズやナデシコの時代はほんとそこまで多数あったわけでもなくて。
そこからしばらくアニメ映画自体随分と静かなコンテンツだったと思いますが。
それを経て、今や年に何十本と言う映画が製作されるようになってますしね。
ジブリやディズニー、それらを含めれば十分一大コンテンツ足りえるのかな、と。
まあ、まだまだ偏見の目も強いと思いますし、一般に並んでるのかと言うと、
それはまた別の話ではないかな、とは思いますけどね。

さて、映画雑誌Cutの8月号ですが、ラブライブ! の特集が30P越えと言う事で。
加えて目次などを見る限り、かなり好きな方々や作品のインタビューが目白押し。
歌方面では水樹奈々、作品方面ではCharlotte、人方面では卯月役の大橋さんとか。
更にマクロスの河森さん、LiSAさん、だーまえなどなど、ほんと好きな人の記事が沢山読める。
この一冊にそれがぎゅっと凝縮されてる、良く考えると凄い1冊になってましたよね。
ラブライブ! 目当てでこの雑誌を買ったんですが、他も好きな人だらけで。
探して手に取った、その価値は本当にある一冊だったなーと思います、ほんとに!

で、ラブライブ! の話に入りますが、まずはキャストへのインタビューでした。
えみつんからスタートしてなんちゃん、うっちー、みもりん、
りっぴー、ぱいちゃん、くっすん、しかちゃん、そらまる。
一人一人の衣装撮影のショット、それから1Pのロングインタビューですね。
いや、まあ何ていうか9人の衣装ショット可愛くて良かったと思います。

でも何よりもインタビュー。
いやー、このインタビュアーさんが聞いてる質問が凄く鋭い。
これまでのラブライブ! での事を振り返ったりしつつも、映画の事をちゃんと聴いて、
それに9人がお互いに対して何を思っているのかをしっかり聞き出してて。
更に9人がそれぞれ、5年前に貰ったそれぞれの役に対しての思い入れを語ってて。
それを見てるだけで、ああ、これだけの思いが詰まってんだなぁってのが良く判って。
9人がいかにラブライブ! を好きで、キャラが好きで、お互いが好きなのか。
それが伝わって来ましたが、それを引き出したのはこのインタビュアーの方なのかなと。

それと僕たちはひとつの光ひついての話。
9人が9人、ただ9人の為だけにいつか歌ってみたいと言う所が凄く胸に来ました。
あの曲はほんとにね、色んな思いが最後に集まった曲なのは聴いてて判るし。
本当にμ’sと言う9人の存在の為だけに産まれた様な曲ですもんね。
だから、キャラである9人の為だけに、声を当てている9人だけで歌いたい。
そう言う思いでキャストの9人が皆居てくれると言う事は凄い事なのかな、と。
聴きたい、そりゃ聴きたいですけど、そこは不可侵の領域なんですよねw
ありがとう、大好きだよ、これからも一緒に…そう言う思いが篭ってて。
それは本当に、この9人だけが、あの9人に伝える事が出来る思いなんですよね。

その辺りの件は個別インタビューよりも全員参加の座談会記事の方に描かれてました。
座談会の方でも、文章ながら頭のなかでそれぞれの声が普通に再生されてきて。
時には中の人の声だったり、時には演じるキャラクターの声だったり。
目を閉じてると、その映像がふわっと浮かんでくる座談会だったのが良かったです。
前も言いましたが、俺は割とそう言うトークを聞いてるのが好きなので。
この座談会も、9人がわいわい喋ってるそれだけで幸せになれるんですよね。

あっと、忘れてはいけないのが、キャストの9人からキャラへの手書きのメッセージ。
それぞれが演じるキャラクターに対しての思いを綴った手紙が載せられてましたが。
いやー、色んな想いがあって、それを見る事が出来たのは本当に僥倖です。
そのキャラを演じる事になった時の不安、希望、期待、
そのキャラを5年間演じてきたその後で今伝えたいメッセージ。
皆、9人ともがやっぱりちゃんとキャラクターを好きだからここまで来れた。
本人達もそれをしっかり思ってる事が伝わってきますし、それは見ている側の俺達もそう思います。
でもスタートした時は不安だらけで、これで良いのかと言う思いもあったと思いますし。
それをキャラクターに伝えて、でもだからこそ今があるんだと言う事が伝わってきて。
この手紙の件を見れるだけでもこの号に価値が詰まってるんじゃないかな、と思います。
何よりそらまるの「にこのファン第一号は私」って言う所が凄く好きです。
他の方の手紙も一見の価値ありだし、もしこれライブで読まれたら死にますねw

後はやっぱり、ラブライブ! の曲で思う所ですけど、
どの曲も笑顔で涙を流しながら歌う…そう言う作りになってるんですよね。
ただ悲しいだけじゃなくて、悲しいけど笑顔で居たい、そう思えると言うか。
曲で言うなら”そして最後のページには”や今回の”僕たちはひとつの光”他にもですが。
最後を印象付けながらも、終わりが悲しいものではない事もしっかり伝えてて。
だから最後だとしても、泣きたくなっても、笑顔で居られる曲ばっかりなんですよね。
それは9人がひとつのグループ、μ’sであるからこそのコンセプトと言うか。
9人が一緒だからこそ、そう言う情景が浮かぶと言うか。
その辺はもう流石だなぁ、と言う言い方しか出来ませんけどね。

それを描いてたのが、その後の畑さんへのインタビューですね。
一つ一つ、100曲以上ある曲の中から選んだ曲を解説してくれてましたが。
ほんとに、この方が居なきゃ生まれてない、そんな曲ばっかりで。
μ’sの産みの親の一人、育てて来た一人なのが凄く強く伝わってきます。
だからこそ一文一文に重み、そして想いがあって素敵なインタビューでした。
思い入れをもてない曲なんてひとつもない、本当にそうなんだと思います。
出来れば俺だって、皆だって全曲への畑さんの思いを聞きたいぐらいですもんね。
そう思えるぐらい、やっぱり一つ一つの曲を産み出す事は凄い事なんだな、と。

と言うわけで、凄く良かったです。
これまでの5年間、不安も期待も楽しさも悲しさも一杯あったから。
だからこそ、ここまでこれたと言う事が凄く伝わって来る部分が凄く多かったし。
何よりやっぱり、9人が9人を好きだからこそと言うのが一番大きいんですよね。
好きだからこそ、自分がそのキャラをもっと可愛く、強くしていかなきゃいけない。
その過程で逆にキャラクターから強さをキャストの皆さんが貰った事も語られてて。
その思いの強さが、今こうしてしっかりと光になってると言うのが伝わって来る。
ライブで輝いて見えるのはやっぱりそう言う所が大きいからなんですよね。
だからこそ、これまでも、今も、これからも頑張って欲しい。
そう思えるのが凄く素敵で、まだまだどんな事でも応援していきたい。
それを簡単に再認識出来るぐらいには、素敵で思いの詰まった記事ばっかりでした。
本当に、手に入り難いとは思いますが、是非手にとって見て欲しいです。

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