甘城ブリリアントパーク 7。

甘城ブリリアントパーク 7 著:賀東招二

僕らはみんな河合荘 7

水着姿のいすずが表紙の甘ブリ7巻目。
おっぱいでけぇなーとしか思えない表紙でしたな…。
赤メインの水着は似合ってると思いますが、そんな事吹き飛ばすぐらいの。
そらーこんなんで泳ぎでもしたらばいんばいんですわーみたいな感じでした。
ラティファの分吸い取ってるだろ!

と言うわけで甘ブリの7巻ですが。
今回は箸休めと言うか、基本的にメインとなる話はすすまない巻でした。
そう言う意味ではどちらかと言えば外伝とか短編集とかそんな感じですね。
基本的には甘ブリの四大精霊(ミュース、サーラマ、シルフィー、コボリー)がメインで、
これまであんまり(多分)描かれてなかった私生活に関わった部分を描いてましたね。
この作品だと割とそう言った部分(私生活とか)謎なキャラクターがほとんどなので。
本当にこいつら精霊かよ! みたいな部分含めての箸休め的な一冊なのかなと。

なので基本的にはあんまりシリアスはなし。
どちらかと言えばふもっふ(フルメタのね)寄りの内容になってると思えば大丈夫ですが、
あそこまではっちゃけてると言うわけでもないのでその辺は作品自体のイメージなのかな。
まあ、個人的にシルフィー以外はそこまで完璧にギャグキャラじゃなくて良いと思うので、
ミュースやサーラマ、コボリーがメインなら少し面白くて少しシリアス。
有り体に言えばごく普通の話で良いと思ってます。

ただごく普通の話がメインなのでそこまで内容も深くはなくて。
この四人のキャラクターを深めるにしてももう少し欲しかったなぁ…。
と言う印象はあるので、面白いんですが平坦なキャラ小説って感じでした。
もちろんキャラクターとしての四人は可愛いのでその辺に文句はありませんが、
何ていうのかなー特に大きなイベントがない普段を見てる感じですね。

サーラマの話なんかはオチ含めてよかったと思いますけどね。
ただどちらかと言えばミュースが可愛かった、と言う印象が強い感じでしたね。
出番最初の電話でのやりとりと最後の数ページなのにミュースが持って行った感。
四人の精霊の中じゃ一番好きなので全然問題はないんですが、
サーラマメインじゃなかったんだろうかと言う…まあサーラマも良かったんですが。

と言うわけでそれぞれが(ある程度)メインの話が収録されてますが、
変わりにいすずや西也、モッフルと言ったその辺りの主要キャラはチョイ役です。
それぞれちょこっとずつ良い所での出番自体はないわけではなかったんですが、
そこまで大きく主張する事なく、脇役に回って終わってたのかなーと。
ま、それぞれにサーラマや他のキャラを気遣ってる面はあって良かったですけどね。
一番出番無かったのはラティファか…出番1Pぐらいでしたっけw

あ、後個人的にはミュースは西也を想ってて欲しいです。
モッフル、アーシェとの会話と言うかカマかけで大分暴露しちゃった感ありますが、
いすずやラティファと違った面から西也を見てると思えるキャラクターなんですよね。
なので自分でもああやって、その2人には並べない、と言うのは気付いてるんですが、
それでもキャラクター的に西也を想っててくれると個人的には嬉しいなぁ、と。
いわゆる普通の子(の立場)だからこそ応援したくなると言うかね。
単純に可愛いのもありますけどね、ミュース。
あんまりハーレムものにする必要ってのは無いとは思うんですが、
四精霊の中でミュースだけはそう言う立場であって欲しいなーと。
なんか早々に切られそうな感じもするので何とも言えない所ですけど。

と言うわけでそんな感じの7巻でした。
まーミュース可愛いし、特にそれ以上でおそれ以下でもない感じの巻でしたが…。
こう言う箸休め自体も必要なのかもしれないのでこれはこれで。
出来れば外伝とか短編集とか、そう言う形式の方が良かったかもしれませんが。

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