2011年秋終了アニメ。

純粋な1クール、秋終了アニメと、
春から2クールで続いてるアニメを見終わったのでさくっと感想。
春からの2クール物が良かったのが強いかな、今回は。
夏からの1クール物もそれなりに良いものが揃ってた印象。
毎回何だかんだでそれなりには見続けるって言う…。

・Steins;Gate

原作プレイ済み組、アニメ初見組、どちらも満足の出来だった。
テーマがテーマだけに、状況説明やそういうものが完璧に出来るのか。
ってのは懸念してたけど、その辺は上手くオリジナルを入れたりしてたな。
それで作品を壊すわけじゃなかった、っていうのが良い所だと思う。
逆に減らしてる部分(端折ってる部分)ってのも結構あるにはあるけど。
差し引きで言えば、十分元のラインは保ってるレベルだったかな。
売り上げが良いかどうかはともかく、ゲームをやってない層。
って言うのにもきちんと作品の魅力を伝える事が出来てたと思う。

・花咲くいろは

春からスタートしてた青春(?)旅館アニメ。
若干雰囲気アニメの気はあるけど、全体的に丁寧に作られてた感じ。
True Tearsみたくもっとどろどろした人間関係を描くのかと思ったけど、
実際に見てみるとどろどろしてる部分っていうのはそんなに多くない。
どちらかと言えば、16歳(だっけ)の女子高生がこれから目指す道を知る。
そんなに未来に対して気力のなかった緒花が、頑張る事を知る。
喜翠荘での生活が始まり、終わり…そしてまた始まっていく…という。
そういう道を描いた爽やかな作品だったんじゃないかなー。
キャスト含めて、全体的に丁寧に作られてると思うけど、
逆にnano.RIPESって言うアーティストの宣伝だったんじゃないのか。
とも取れるほど、nano.RIPESが出張ってるのが気になる部分はある。
まあ、作品の雰囲気としてはそんなに間違ってはいなかったと思うけど。

・No.6

幼少時の頃に、天才かどうかを判断され、適合をもつものだけが暮らせる都市。
そういう都市に住んでいた紫苑という少年が、犯罪者であるネズミと出会い、
No6というもの、そのもの自体を疑って…というのがメインテーマのアニメ。
ぶっちゃけこのアニメの一番の切る理由はストーリーとかではなくて、
何故かやたらと紫苑×ネズミ(男や!)という、ホモチックな部分じゃないかなー。
沙布というどうみてもヒロインが居るのに(1話で結構可愛いやんって書いたのに)。
どんなシーンでも、紫苑がやけにネズミネズミ…と煩いのが元凶だと思うよ。
その上ホモくせえシーンも多くて、ストーリーアニメとしてはマイナスだった。
ただし、ストーリー自体はそんなに悪くはないんじゃないのか、とは思う。
もう少しストーリーを厚く描けば、面白い作品になったんじゃないかな…。

・うさぎドロップ

間違いなく今期の筆頭アニメ。
ぶっちゃけ最初は今一絵柄が好きになれず、敬遠してたアニメだったけど。
1話~3話ぐらいを一気にみてから、ハマった…というよりは楽しみになった。
誰にも祝福されない子供であるりんをダイキチが引き取って育てていく。
言葉にすればそれだけのアニメ(作品)なんだけど、そこがシンプルで良い。
嫁も居なけりゃ子供が居た事もない、30の独身男が子供を育てる。
てんやわんやになって、自分がなんでこんな事をしてるのかと疑問に思い、
自らの時間を削って関わって…その末に何があるのかも全く判らない。
だけど、それでもりんがりんとして育っていく、その姿が嬉しい。
そういう部分が、ダイキチを見てて伝わってくるのが一番良かったと思う。
純粋に、子供は可愛い、子供が欲しくなる、そういう類のアニメかなー。
後コウキのママと再婚、ってセンでもぶっちゃけ良かったと思うね、これ。
単純にダイキチとコウキが相性良さそう、りんとコウキママの相性も良さそう。
っていう部分含めて、なんか見てて家族になったらなぁ…と思わせる。

・セイクリッドセブン

やたらと、モブのキャストまでこだわってた作品だったと思う。
1クールゆえ、話の広がりっていうのはあんまりなかった気がするけど、
逆に変に広げすぎても設定的に破綻してそうな雰囲気は若干あったかな。
バトルは結構色物…というかトンデモな感じだから気にすると負ける。
まめぐの瑠璃が可愛いのと、アルマがそこそこ好青年なのがポイント。
ただ、そんなに悪くはないんだけど、凄く良くもない…ってのが評価になるかなぁ。
ストーリー的にはありがちな設定、まあそこそこ俺は楽しみながら見てたけど。
OPとED曲が良いのと、EDのいのまた絵は良いものだよ。

・ゆるゆり

最初はただの女の子4人組の毒にも薬にもならないアニメだろうなー。
と思ってたけど、見てみたら結構テンポよく展開してて面白いアニメだった。
というか単純にキャラクターが全員可愛い、ってのが大きいかなー。
基本的にはタイトルにあるように女の子同士の関係を描いてる事が多く、
若干そういう部分に関してクドいかなーと思っちゃうシーンも結構あるけど。
そもそもそれが前提なので、それを排除してしまうとギャグが成り立たない。
って事が多いから、まあこの作品はそのクドさも含めて楽しむものだと思う。
あかりの影の薄さが若干アレだけど、逆に愛されてるなぁと感じる部分はあるし、
単純にあかりが可愛い(キャストも良い)ので、それだけで満足できるアニメ。
OPが割と耳に残って離れない中毒曲。

・神様のメモ帳

原作ファンなのでアニメの方も見たけど。
エピソードの改変や繋がり、定義の説明不足が祟ってた感じの作品だった。
作画、キャスト、音楽…とそれなりに丁寧に作られてるなーとは感じるけど。
逆に言うと一番根幹である、ストーリーに力を入れて編集してないのが辛い。
原作を読んでると無理矢理理解できる部分、ってのがある時点でマイナス。
それって原作読んでない人たちからすればちんぷんかんぷんじゃ? ってなる。
実際この作品って本当の意味でストーリー展開が命だと思うんだけど…。
そこの部分に力を入れてない時点で、どうしようもなかったのかもしれない。
鳴海が彩夏と出会ったり、アリスと出会ったり…そういう事が一番大事で、
この作品のキャラクターの魅力ってのは一番そこに凝縮されてて。
それがスルーされてると、何でだろう…と思うシーンがかなりあると言うか。
まず前提の時点で、力を入れる所を間違ってる感じではあると思う。
実際2期は無理だろうし、何ていうか非常に勿体無い感じしかしない。
ただしOPは今期で一番良い、何度聞いても名曲だと思う。
それとアリス含めてキャスティングは非常に良い。
総じてやっぱり勿体無いので、リメイクして欲しい所。

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