うたわれるもの 二人の白皇 その1。

うたわれるもの 二人の白皇

うたわれるもの第3作目、二人の白皇はじめました。
例によってPS4(とVita)を買ってないのでPS3でスタートしてますが、
まあ偽りの仮面もPS3だったので引き継ぎ考えたら丁度いいのかなーと。
コンシューマに関してはそろそろPS4に移行しないとダメなのは感じてるので、
次購入するタイトルぐらいからPS4に移れるようにそろそろ考えておきます。
まあPS4でのプレイと比較してないのでどのぐらい重いのかとか判りませんけどね。

と言う訳でうたわれ偽り~の続編。
続編、と言っても何ていうのかな、前作の最後がやってる人なら判るように消化不良。
消化不良というか、プレイ時間含めて1本のゲームで良かったんだろうか? と言うもので。
もちろんそこで切った理由や意図って言うのはちゃんとあるにはあると思うんですが、
プレイヤー側からするとシナリオは未完結だし、世界設定部分の謎も未解決だし、
それでそこで切られてもどうするんだよ…って言う思いが一番先に来ますしね。
よっぽどでもない限りこういう分割の仕方は悪手だと個人的には思ってます。

とは言え結局どう考えても話の続きの流れてぶった切られてるわけで。
結局買うしかその続きを見る方法、って言うのがないんですよね…。
でもってそれはやっぱりプレイヤー(ファン)に負担を強いるやり方で。
だとすれば、この作品なら1作目を超えるものとしてこの3作目を完結しなければならない。
というよりもそうしなければ許されないんじゃないかな、と思ってます。
なんでかって? 分割してまで煽ったんだったらその責任はあるでしょ、って事ですよね。
もちろん責任自体を取る必要は無いと思いますが…その場合見限られる可能性も出ますけど。

さて、まあそんな事はともかくとして内容ですが。
とりあえず前作でハクがオシュトルの遺言としてオシュトルに成り代わり、
エンナカムイへとアンジュや皆を連れて逃げ延びた所からスタートしました。
この辺の展開自体と言うか、一旦底まで落ちた所から覇道を再度求める。
と言うのは展開としては嫌いじゃないのでこの辺に特に文句はないんですよね。
前作(1作目)でもそういった部分と言うのはやっぱり描かれてた様に思いますし、
うたわれるものと言うシリーズが戦記である以上避けて通れない部分ですしね。

ただまあ、今回の場合序盤は彼我の戦力差が…って感じでしたけど。
逃げ延びた先のエンナカムイの農兵、オシュトルの元々の近衛兵ぐらいのもんで、
対するヤマト本国の手勢はこれまで使えてきた八柱将含めてほぼ全て。
そんな中で喋ることも出来ないアンジュを御旗に掲げて再起する…。
と言うのは何ていうかそりゃーどう考えても無理じゃろがーって感じでしたが。
そこはそれ、ご都合主義と言ってはいけない要素がハクの周りには転がってますしね。
アトゥイ、ルルティエと言ったそもそも八柱将の娘が味方と言うのがまずもってあって。
そのお陰(?)でクジュウリとシャッホロが中立を決め込んでくれた事とかですね。
まー実際既にシャッホロのソヤンケクルなんかとは面通しもしてあるわけで、
娘のこともあるし無差別に襲う、と言う展開にはなりようがないんですが。
それでも偽皇が勅命として八柱将たるソヤンケクルに命じてたらどうだったんでしょうね。
まあそう言ったifみたいなのを考えながらやるのも戦記物かなーとは思います。

ちなみにそんなエンナカムイに一番に攻めてきたのはデコポンポでしたが…。
うーん…相変わらずこのにゃも一族(なのかどうか知りませんが)は不遇ですね…。
不遇と言っても何ていうかしゃーないわこれは、ってのが背景にあるのがどうしようも…。
ほんとなんでデコポンポみたいなのが八柱将に名を連ねてたんだろうなー。
って言うシーンをしばらく見せられるので、覚悟しておいた方が良いですね。
まあ、帝はどうか判りませんが他からするとバカと鋏は使いよう。
みたいな所もあったんだとは思いますけど…。
知らぬは本人ばかりなり…って感じなんですかね…。
ま、生き残っても仕方ない人物だったのでさもありなん。

後クオンが凄い速さで戻ってきたのはちょっと笑いましたが。
オボロやベナウィと喋ってたり、トゥスクルの皇女としてうんぬんかんぬん…。
とか展開してた次の瞬間にはベナウィもクロウも影からクオンの出奔の手助けしてるし。
まあ、それだけクオンという存在がトゥスクルの面々に愛されてるという事なんですかね。
アルルゥやカミュはどうしても行かせたくない、という立ち位置よりでしたけど。
それでもまあ、あの人の意志を継いでるんだから最終的には止められないよなぁ。
みたいなのはアルルゥやカミュも判ってたのかなと言う雰囲気でしたけど。

この辺は個人的にクロウの態度が好きでした。
自分が面白くなるかもしれないから、みたいな感じでけしかけてるのかなーって感じですが、
クロウだけはあんまりそう言った政の視点からの意見じゃないんですよねー。
元々ただの武士だからってのもあるのかもしれないんですが、その辺が割り切ってて好き。
後前作(アニメもかなぁ)だと少し声が1作目と比べると変わってたように思いましたが、
3作目の今回はほんと1作目のクロウだわ、って感じに戻ってたのが嬉しいです。
あ、ちなみに1から2作目の間あんだけあいてるので変わってても変じゃないんですよ。
それを3作目でしっかり合わせてきてくれてたって言うのがちょっと個人的には良かったです。

シナリオに関してはそんな感じで、しばらくはヤマトと戦う下地を固めるというか。
実際にはもうこうなった以上、中立宣言はしたけど…なアトゥイとルルティエの祖国。
そこに助力を求めるしかないのは火を見るより明らかだし、その為の人物も居る。
って事で、エンナカムイ以外の国をまずは取り込む展開になるのかなーと。
まあ実際オーゼンもソヤンケクルもどう見ても娘溺愛してるタイプでしたしね…。
オシュトルがこの二人を人質として交渉する、という事はありえないでしょうけど、
そんな事しなくても最終的には味方についてくれるんじゃないの的な雰囲気がね…。
でもって仮にも一国を治める八柱将の立場なわけなので、
その二国を引き入れられればそれなりの戦力構図は整うのかなと。
問題はシャッホロに関してはヤマトを挟んで海の反対側って事ですけど。
エンナカムイに船がないとそもそも会いに行くことすらできねぇ! みたいな。

ちなみに戦闘に関してですが、特に変更点はないのかなーと。
相変わらずキャラが増えても出撃数がそんなに上昇しないんだなぁ…と。
一応今作は入れてなくてもクリア時に経験値貰えたり、サブ要素で育成出来たり。
サブにおいておかざるをえないキャラの救済措置もあるみたいですけど…。
近接組ってやっぱ中々使わない(使えない)んですよねー。
そんな中序盤オウギは結構強化されてて使えてたんじゃないかと思いますけど。
ただそれでも最終的には抜けるんじゃないかなと言う雰囲気はありますしねw
と言うか遠隔が強い、ノスリとか近接以上のダメージ出せて早いし射程あるし。
遠隔反撃が今の所ない以上どう考えても遠隔キャラ優遇って感じちゃいますよね。
ま、今作もまたノスリ、ウルサラ辺りはメインアタッカーになっていきそうでした。

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