思ったより短い可能性を感じてきた…。
いや、実のところ結構予想してたのであんまり驚きでもないんですが。
引き伸ばせる部分があんまりない作品、って言うのもあるような気はしますが、
であればなおのこと一本で没入させて欲しかったなとは思いますよね。
と言う訳で前回はエンナカムイで増兵したりする所まででしたが。
やはり展開的にはエンナカムイとオシュトルの元々の兵だけでは到底たりない。
という事で、どうにかこうにかして周りの国々の助力を得よう、という感じでした。
ただそれを計画して実行に移す寸前にデコポンポの襲撃があり、
ライコウはデコポンポの死自体をオシュトルの惨劇にすり替えるという。
いやーライコウ殿権謀術数してますなーって感じでしたが、それで騙されちゃうのも感。
だってデコポンポとか元々明らかにアホなの民草も判ってたやろって感じなんですよね。
そこを上手く言いくるめて、クビを取りに来たデコポンポを使者だったと仕立て上げて、
その使者を言葉を交わすより前に縊り殺した逆賊オシュトル、って筋書きでしたが。
この辺、まあ理屈は判るんですが民草の信の厚さを考えるとどうもなー…と。
デコポンポがオシュトル並とは言わないまでもせめて信があれば…ね。
ただそのかわり、早急に味方につける事が出来るかもしれない国。
その一つ、ルルティエの祖国であるクジュウリにまずは行くことになってました。
地形的に見るとエンナカムイよりもヤマトの帝都から遠い場所にあるみたいなので。
そういう部分に関しても他の国よりも交渉しやすいと言うのもあったっぽいですが…。
まー単純に普通に考えたらその国の娘が自分の味方に居るわけなので、
クジュウリやシャッホロから懐柔していくのが正しいのはその通りですわなー。
加えてその国の皇が八柱将ならなおさら、味方につける事が出来た時の利が大きいし。
ただ、味方につけるという事は取りも直さず更にヤマトを二つに割ることなんですよね。
もちろんプレイヤー視点だと明らかにオシュトル側に義があるのは判るんですけど。
ちなみにクジュウリでのやり取りはいとも簡単に…ぐらいの感じでしたが。
まあそもそもオーゼンも八柱将として長らくアンジュをも見てきてるわけで。
ライコウの下に居る自らがアンジュと名乗ったものが偽物だろうという事。
その辺は気づいてる…だからこそ中立や不干渉と言う立場をって事なんですよね。
ソヤンケクルも同じみたいですが、この辺で名前が出てたナコクはちょっと判りませんでした。
前作だとナコクって出て来てましたっけ…特に縁のある人も味方に居なかった気がしますが…。
あ、後ルルティエのにーちゃんねーちゃんが出て来てました。
にーちゃんはなんかちょっと弱気そうだけど武士、って言う感じでしたが、
ねーちゃんが明らかにシスコン(まあ理由はありましたけど)で暴走機関車でしたよね…。
どちらも武人として手練みたいなので、クジュウリ自体随分と強そうな印象でしたが。
代わりにオーゼンが方言喋るただの娘溺愛してるおっさんに見えてしまって面白かったです。
でもこの人八柱将に任じられるぐらいの傑物なんですよね…まあデコポンポみたいなのも…。
で、続いてアトゥイの祖国、シャッホロに行くのかと思いましたが。
どうもこの辺りでノスリ絡みの展開になって、ノスリの部族を頼る感じになってました。
と言うかノスリって元八柱将の娘なのかよ…まあ没落したけど良い所の出とは言ってましたが…。
元八柱将の家柄だったら良い所の出どころかどう考えても帝の重臣じゃねーかよ…。
ノスリ自体もその事は知ってただろうに、ハクに一度も言ったことがない。
ってのは…まあ言う必要自体無いと言えば無かったのかもしれないんですけども…。
と言う訳でここでノスリとオウギの父親、八柱将を既に辞したゲンホウの登場でした。
隠遁生活みたいですが、元々ノスリの祖国イズルハ自体は色んな部族の集合体らしく。
その中で信の覚えがあったゲンホウが長をやってた結果八柱将になったとかなんとかで。
今はその後を現八柱将のトキフサが継いでる…みたいですが、どうもこの辺キナ臭く。
トキフサって前作だと正直あんまり印象にないので全然判らなかったんですけど、
どうもゲンホウを罠にかけて八柱将から外して、その後釜に収まったという事が発覚。
そうなるとトキフサが大分しょぼいキャラクターに思えてくるわけですが…。
実際この後ノスリの族長就任の為のやり取りの中でトキフサは大分株下げてましたね。
そもそも下げる株が(前作から含めて)無かったような気もしますけど…。
族長をまとめる為の帝から賜った金印とその座に固執するだけのキャラになってましたし。
八柱将ってもしかしてこんなやつしかいねーのかよって思われても仕方ないですよこれ。
一応、エヴェンクルガの流れを汲むので武人としてはそれなりっぽかったみたいですが。
そう言えばクジュウリ行く手前でヤクトワルトの話も少しありました。
ヤクトワルトの義理の兄がレタルモシリ? の族長だとかなんとかで…。
実はシノノンがその部族を取り仕切っていたもう一人上の兄の娘だったとか…。
ヤクトワルトの話に関しては正直もうあんまりないのかなと思ってたんですけど、
この辺で唐突に掘り下げられた挙句、まーた身内側にどこそこの族長の娘かよ! みたいな。
良い所の出の人物ばっかりやないかこれ…って言う感じになっちゃってますよねこれw
うーん、まあ道中あれこれあるもののこの辺はさくさく味方増える印象でした。
まあ…元々偽のアンジュを疑って中立を決めてた国だったりなわけなので、
その娘と、喋れるようになったアンジュから働きかければさもありなん…かな。
ただま、例えばオーゼンとルルティエが敵味方になる展開は好ましくはないですし、
そういう意味では(ある程度)すんなり味方に引き入れられたのは良かったですね。
何よりヤマトと構えるためにはある程度の国力を持った味方は必要なわけですしね。
物語の都合上と言うのも考えてちょうどこのへんの国は都合が良かったのかなと。
ちなみに戦闘で使うキャラはあんまり代わり映えしなくなってきました。
一応強制出撃キャラもいますけど…だからといって大きく変わらないというか。
ネコネとキウル辺りは前作よりも使いやすくなってたかなと言う印象はありますね。
ネコネとかは途中から(どの辺からか忘れましたが)回復と攻撃を1Tに出来るので。
回復して陣張ってから攻撃、と言う感じで使うのが楽になってたイメージでした。
まあBPとか振らないと火力自体はそれほど高くはないのかなと思いますが…。
戦略的に回復の陣や防御の陣が使えるのはやっぱ有り難いかなと。
ただ回復陣は十字で、上手く使わないと敵まで回復しててうざいですがw
と言う訳でしばらくはこんな感じで味方を増やす展開が続きそうでした。
と言うかまあ最低でも後一国、アトゥイの祖国シャッホロには行くと思いますしね。
ただまーやっぱり今の所どうやって迂回してシャッホロに向かうのかは謎。
陸路だとどう考えてもヤマト通るしか無いし、海路もエンナカムイにはないし。
ちょうど位置関係が伊勢湾挟んだ鳥羽や志摩と知多半島みたいな間柄ですしね。
名古屋無視してどうやって知多半島に(陸路で)いくねんって感じですよね。