感想しばらく止まってましたが、ゲーム自体は終盤に差し掛かってます。
なんとなくはこのぐらいなのかな、と思ってたボリュームっぽいと言うか。
まあ、それ以上描くことがあるのかと言われると微妙な所ではあるので、
2作含めてストーリーのボリュームはこんなもんなのかな、と。
毎度言ってますが1作だったらそれなりのボリュームだった気もします。
で、前回トキフサが何ていうかキャラとしてしょっぱかった所まででしたが。
まあ、今思い返してみると隣にゲンホウって言うカリスマが鎮座してたら、
確かに自分がその上を行くのは叶わない、ってなっちゃうのかもしれませんね。
多分ゲンホウにその気は一切ない所もプライドを刺激されると言うか…。
弱いのにプライドだけあっても感って言うのはなくはないんですけど。
でもトキフサもエヴェンクルガじゃなかったっけ…まあエヴェンクルガも色々か。
これまで見て来たエヴェンクルガがトウカにゲンジマルだからどうしてもね…。
…良く考えると実力はともかくトウカは割とバカだった…。
そんなわけで最終的にノスリが金印無しで認められる感じでしたが、
元々ノスリって親分気質な所はあるので、割とあってるんじゃないかなと。
政治云々に関してはおバカなのでどうしようもないと思うんですけど、
その為に弟のオウギが居ると考えれば割と盤石な気もしなくもないですよね。
最初の方はオウギって割と何考えてるのか(本気の部分ね)判らなかったんですが…。
物語進むとただのおバカ姉を支える事を使命としてる節がちらほらあるので…。
後この辺も含めてライコウがやっぱり何もかも手駒として考えてる。
って言うのが改めて良く分かる(トキフサ自体がまずもってただの鞘当)んですが、
逆に考えると誰も信頼してないので最後は孤立しそうってのは漂ってますよね。
信頼のおける腹心とか部下とか友人とか、そんなのが居ない雰囲気。
ミカヅチも兄弟だからこそって関係性な感じがするので…。
ちなみにこの後エンナカムイに帰ったらシャッホロからソヤンケクル来てました。
どうやってシャッホロに移動するんやろな、と思ってたので都合の良い展開…。
だったんですが、ここでやっと名前だけ出てたナコクが出て来ました。
なんかライコウ政治になって即座に偽物のアンジュだと非難したのは良いけど、
帝都から近すぎて速攻的になった…みたいな感じで助力を求めに来たとかで。
そらまあエンナカムイやクジュウリぐらい離れてるんならともかくとして、
帝都の隣が真っ先にてめー偽もんだろうが! とか言ってたら殴られますわな。
それこそ帝都からの攻撃を凌げるぐらい軍量がある国ならともかくも…。
しかも助力を求めてきたのはイケメンって所がもう…。
って言うかなるほど、こいつが前情報であったアトゥイの許嫁か。
アトゥイもまんざらでもなさそうですが、後々ただの母親同士の口約束。
ってのが判るので、そんなに気にしなくても良いのかなと言う関係性でした。
最終的にイタク自体はアトゥイに惚れてるってのも判るわけですけど。
その辺がこのシャッホロとナコク周辺の話ではちらほら描かれてましたね。
んー…後このナコク奪還戦に於いては色々あれな所があるんですが、
まずもってライコウがアホなんじゃないかって言う感じがしなくもなかったです。
先の帝の力を一旦追いやりたいから帝が神の力で作った橋を壊すお! って…。
いやいやいやいや、そんな事したら先の帝からヤマトを信じてきた民がどう思うのか…。
そんなもん考えたら非難しか出ないに決まってんだろ! って感じなんですけど。
頭いい設定なのに、なんでそういう所がわからないのかっつーのは謎ですよね。
その橋を壊して先の帝の威光を打ち消す、その上で現(偽)帝が同じ偉業を成す。
と言うのであれば、信頼の先を今の帝にすげ替えることってのは出来るでしょうけど…。
そういうわけじゃなくて、ただただ威光を地に落としたいから橋壊すお!!
って言うのは、頭いい軍師設定が安直にやる事だったのかなぁ…と言う感じでした。
まあ、ナコクが一番最初に敵対声明を出してるから危険性を踏まえて橋を落とす。
ってのはそれ自体は判らなくはないんですけど…。
先の帝の威光をすげ替えてやる、みたいなのは要らなかったのでは。
…ライコウの意地みたいなのもあったのかもしれませんけども。
と言う訳でなんか操られ始めたマロロも追いやってナコク奪還。
ま、橋落とされて気落ちしてましたが、むしろこれは攻められにくくなって良かったのでは。
帝都との貿易(交流)ができなくなるよね、ってのはあるのかなと思いますけど、
幸いナコクの南には船(海路)を一手に仕切る八柱将のソヤンケクルが居ますしね。
そのソヤンケクルも当たり前ですが、エンナカムイ支持に乗ったのであるとするなら、
橋がなくとも海路を使った交易をする事は(とりあえずの所ね)可能なわけですし。
そうなれば帝都と言うかヤマトが静かになる前に橋が落ちたのはむしろ…。
ナコクの人々や皇がその橋を大事に思ってたってのは判りますけども。
さて、まあ現状ハク(オシュトル)が後ろ盾に出来そうな国。
って言うのはこのナコクとシャッホロで(名前が出てる限りは)最後でして。
それ以外の国って言うのはアテもなければつながりもない感じなので、
この後は兵力の算段が着いたら帝都奪還の戦が始まるのかなと言う雰囲気。
なのでエンナカムイに加えてまずはルルティエのクジュウリ、
ノスリのイズルハ、アトゥイのシャッホロ、そしてイタクのナコク…と。
こうしてみると前作の時点でお膳立ては整ってたようなもんでしたね。
だってwww その国のwww 皇女とか皆いるんだもんwww みたいな。
あ、キウルもエンナカムイの皇子でしたね…あんまりそんなイメージないですけど。
そう言えば最初の参列? みたいな所でキウル出てたの今になって思い出しましたよね。
あ、後ハクの最後の一つの策としてですが。
トゥスクルに使者を送った、と言うのは中々良い判断だったのかなと思います。
ライコウがそれをどう捉えるのか、と言う選択肢を増やすだけなんですけど、
要するに伏せられたカード(中身がなくとも)を一つ増やしたっていう所が。
ま、本来プレイヤー視点だとトゥスクルの皇女も居るんですけどね…。
そう言えばヴライを介抱したエントゥアはどうなったんですかね。
今作ではなんかこうウズールッシャやそっち周りの鍵を担うのかと思ってましたけど、
なんかこのままだとヴライをオシュトルにぶつけて自己満足しただけのクソ女に…。
いや、クソ女って言うかまあうーん…正直彼女が何をしたかったのかが謎で。
ゼグニが武人だったのを見てるからこそ、ヴライにも最後を与えたかった。
って言うのは判らなくもないですけど…それがどれだけの事を引き起こすのか。
って言う所を考えると…まあ介抱しなくても生きてたかもしれませんけど、ヴライ。
でもエントゥアのモノローグ聞いてるとそれが良かったのか悪かったのか…みたいな。
そんな感じなので、何かしらもう一回出てくるのかと思ってましたけど音沙汰ないですね。
と言う訳で次はついに帝都のライコウ軍vsエンナカムイ&クジュウリ&イズルハ&シャッホロ&ナコク。
正直な所、ヤマトの周りの国の描写がないせいでヤマト側の戦力が良く判らんのですけどね…。
つまりその5国で戦える相手なのかどうか(もうこれ以上はないので戦うしかないんですが)。
その辺が良く判らないんですが、まあやるしかないってのは度々描写されてますし。
良く考えると相手八柱将を失ってて、こっちには八柱将が元合わせても複数居るわけで。
数はともかく質では(将のね)勝ってんのかなと言う感じはしましたけども。