FF14 紅蓮のリベレーターのストーリー感想。

さて、そろそろいい加減4.0が当たってから時間も経ったので。
4.0、詰まる所紅蓮のリベレーターのメインになるシナリオ。
その辺の振り返りをしていこうかな、と言う感じです。
ネタバレが多いのでまだやってない方はバックが無難という事で…。

と言う訳で紅蓮のリベレーター大枠。
基本的な流れとしては、イシュガルドとも連携が取れるようになったエオルゼア三国が、
ついに帝国の属州、帝国の従属化になっているアラミゴを奪還しよう、と言う話です。
その先駆けについては3.xの終盤からシナリオとして組み込まれてますが、
これまでも話でたくさんでてきてたアラミゴに行けるようになったと言う事ですね。

ちなみに三国側からアラミゴを奪還しようとして失敗します。
失敗した原因は帝国側の、アラミゴを属州として治める第一王子が強かったこと。
それと真正面から戦った事で三国(イシュガルドもですが)とアラミゴ軍では太刀打ちが出来ず。
次手として、もう一方の帝国に虐げられてるドマからのアプローチに変えるわけですね。
要は軍再編の時間的な猶予と、遠交近攻をの意味を込めた作戦になるわけですが…。
見てる限り、結局ヒカセンが勝たないとダメなのはかわらなさそうでしたけどね!
いい加減ヒカセン使いすぎだよ! って言うのはもう言っても仕方ないことですね…。
そもそもヒカセン、めっちゃ頷いてるしゼノスとの再戦で倒してやるぜぇー。
みたいな顔するんですもん…。

で、ドマでは前ドマ国主カイエンの息子であるヒエンと出会います。
ドマ、そしてカイエン…ま、この辺りはお約束の歴代FFシリーズネタですね。
好きな人は好きなんじゃないかと思いますし、カイエンその人をそのまま出さない。
と言う方法は個人的には良かったんじゃないかな、と思います…つまり名前だけちらつかせる。
もちろん名前だけ、と言っても話に上がるカイエンをイメージすると浮かぶのは…って事です。
ただ、カイエンはともかくポっと出のヒエンはどうなんだろうなぁ…って所から入るんですが、
その辺はドマ側をヒエンと共に旅をしたりする事で色々いいキャラなのが判るようになってて。
某グラブルの新空域ポっと出のキャラと違って感情移入できるというか…。
まあそういう言い方はあれなんですが、キャラとして立ってたと思います。
ユウギリやゴウセツ、後はドマのキャラクターのおかげもあるかもしれませんが。

後個人的にこのドマ側のストーリー、特にアジムステップが好きでした。
新しく戦力としてアジムステップのアウラ族達から力を借りる展開なんですが、
そのためにアジムステップの覇者となる戦いを、弱小部族として参加して勝ち取る。
って言う感じなんですが、この覇者を競う大きな部族の族長達が中々良くてですね。
現覇者である余輩事マグナイさん、それと次回覇者を狙う俺女のサドゥさん。
ま、最初は敵なんですが、覇者を競うレースでヒカセン、ヒエンが与するモル族の勝利を経て、
アジムステップの長と認められた後は、アジムステップを侵そうとする帝国と一緒に戦います。
そのイベント戦と展開が良くてね…昨日の敵は今日の友、というわけではありませんが、
目の前の脅威に対して、弱小ながら勝ち抜いたモル族が長となって立ち向かう。
って言う展開が熱くて良かったです…マグナイとサドゥの敵同士のくせに性格を知ってる。
その上で戦いを瞬時に組み立ててるって言う雰囲気が見れるのがとても良かったです。

その上でそこからは怒涛のドマ奪還。
ここではゼノスではなく、ドマを任されたヨツユと戦うことになりますが。
先立って知り合った紅玉海の海賊衆、それにそこに住まうコウジン族。
そしてアジムステップのアウラ達…と上辺だけかもしれない関係ではありますが、
ドマやドマ周辺を自分たちの手で、と言う者たちと奪還していくのはとても熱い。
最後の最後、ヨツユに関しては色々あると思いますがその辺は割愛ですね。
まーゴウセツとヨツユに関してはいろんな見方もあると思いますし難しい所でした。

で、ドマに関しては一旦そこで奪還して区切り。
そこで、ヒエンと改めて、ドマを救った礼としてアラミゴ奪還の折には駆けつける。
と言う約束をするんですが、それがすぐ果たされる時が来るってのもいいですよね。
ドマも奪還したばかりですぐに総力戦に出られるわけではないにも関わらず。
それでも駆けつけてやる、と言う盟約がとても素敵です。

その後は当然、一旦アラミゴ方面に戻って奪還作戦ですが…。
この辺は若干胸クソな展開も多いので、割と覚悟しておくのが良いかなぁ、とは。
ククルが捕まって実験台にされたりとか、帝国側が味方諸共ぶっ放してきたりとか…。
帝国が悪である(三国やドマなんかにとっては)と言うのが印象づけられてましたね。
まあ、自分らが帝国側に降り立ってたならどうなのかは判りませんけど。
元々帝国の祖も、魔法が使えないとかで迫害されて至言の乏しい地に追いやられた。
みたいな感じっぽいですし…その辺は今どうこう言うべきでもないのかなーと。

その流れでアラミゴを奪還していくことになりますが…。
ここでは基本、エオルゼア側の戦力…ウルダハ、グリダニア、リムサ・ロミンサ、そしてイシュガルド。
それに加えてリセが率いる事になったアラミゴの反乱軍と協力して戦っていくことになります。
特にアラミゴの王城の門、ここのムービーと展開に関しては今回やはり一番熱いポイントで。
奪還間もないのに無理をして駆けつけるヒエンがとてもかっこいいのでおすすめです。

ま、強いて言うなら今回のムービーやイベント、露骨にセリフ削られてるキャラが多い…。
って言う感じはしましたけどね…ラウバーンやピピン以外の主要なキャラ。
その辺りも奪還戦に絡んでいる、と言うよりは全ての力を注ぎ込んでいるはず。
にも関わらず、露骨にセリフがないのは少し気になった点ではありました。
ピックアップされたのがウルダハ…と言うよりはアラミゴと深い縁のあるラウバーン。
と言う見方も出来るので、あんまり深く考えても仕方ない気もしますけどね。
でも凄く良い展開、熱いシーンだったので、カヌエ様、メルウィブ提督、アイメリク総長。
ここいらの3人の号令や決め台詞、と言うのは欲しかったかなー! ってだけですw

と言う訳で、アラミゴ奪還展開としてゼノスとまた戦うわけですが…。
うーん、ここまで言われてもこの人純粋に悪なのかどうかちょっと良く判らない…。
いや、悪なんですよ、どう考えても悪なんですが何ていうんだろう…。
基本的に戦闘狂、と言うのが一番ピンと来る感じなんですよね…。
虎と遊べるのは虎しかいない、その虎はそこかしこには居ない。
なら自分で虎が生まれる環境を作ってやればいい…みたいな感じというか。
まあ、その結果として虐殺されたり、属州にされたりとかたまったもんじゃありませんが、
何というか純粋に悪を振りまいてるのかというと若干疑問点はあったのかな、と。
あ、まあもちろんもう一度言っておきますが悪なのは悪ですよ。

で、自分を倒したヒカセンを友と呼ぶわけですが…。
ヒカセンが友と呼んだオルシュファン、そういう関係と本当に真逆にあると言うか。
対比させてるのかなぁ…と言う感じする展開だったような気がします。
ま、もっと早くヒカセンと出会ってればこの人も判んなかったんですかね。
ただそうはならなかったのがゼノスだったのかな、と言う気はしますが…。
だからと言って虐殺を繰り返しても良い理由にはならないですもんね。
そういう意味でこいつのヒカセンへの片思いは届かないのかな、と…。
片思いしながら死んでいく、と言うのも本望なのかもしれませんけど。

と言う訳で個人的にはアジムステップのあたりが一番好きでした。
マグナイとサドゥ、後シリナ辺りはまた出てきて欲しいキャラです。
あ、もちろんヒエンもですが、あの辺りは密度が濃くて良かったと言うか。
ボイスもあるキャラクターなので今後も期待したい部分はちょっとありますね!
またマグナイとザトゥの漫才…もとい言い合いが見たいなと思います。
シリナは純粋にかわいい、それは間違いないですね!

あ…最後の今回の主軸のリセですが…。
正直ちょっと色々あれかなぁ、と思う部分はあるというかなんというか…。
若輩だからこれから頑張る、と言う気概があるのは判るので良いんですが、
今回の展開に限って言えばあんまりそれらしい活躍を出来てないと言うか…。
まあ、素直に今後の活躍を見守るキャラクターって感じで良いんでしょうかね。
イシュガルドではアルフィノがそういう立場のキャラクターだったと思いますし。
役割として、ヒカセンとともに先へ進むキャラと言う位置づけなんでしょうかねー。

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