HUNTER×HUNTER No.363。

なんか前回の見てると、チョウライってあんまり良い王子のイメージないんですけど…。
ワブル、赤子から狙うことに対して嫌悪感を抱いてるっぽい…。
ってのはなんか常識人なのかな? って言う部分が見え隠れしてましたね。
逆に今回の前半、カミーラとベンジャミンのキャラがはっきりしてきた部分では、
どちらかと言えば「全ての人間を思い通りに動かしたい」と語るカミーラが、
何ていうか思想的にはよっぽどヤバいんじゃないのか、って感じでしたね。

と言うかカキン、と言う国を守ることを前提にしてるベンジャミンが、
実は他の王子よりも国、と言うものを維持していく上では一番優秀な気が…。
まあ暴力的である、と言う意味ではどうなのか判りませんけど…。
あくまでも敵対するものに対してだけなのか、国民全てに及ぶのか。
その辺が判らない以上評価のしようがあるわけではないんですけどね。

ま、良く考えると他の王子をすべて殺して自分が王になる。
と言う考えを持ってる時点であまり良いものではないのは判りますが…。
でもぶっちゃけ、カミーラやツェードリヒみたいな弟妹を見てるのであれば、
その異常性癖や異常思考のものに王位を継がせるわけにはいかない。
と、考えても仕方ないような気がしなくもないですよね。
他の王子に関してはとばっちりって言う感じもしますけど…。

でもベンジャミン、ただ力だけの人間かと思ったんですけど…。
部下と会話してる部分を見る限り、力だけのキャラクターではないですよね、これ。
しっかり部下の話でも判断に使える部分は聞いて自分の中で咀嚼して考えてますし。
部下もそれをしてくれる人である、ということを理解してるからこそ情報を開示する。
もしかして暴力的であることを除けば理想の上司なのでは…?
まあ、ちょっとした事で殺されそうなのでなんとも言えませんけど…。
失敗したら首を切られる、ぐらいで済むならまっとうな王子なんじゃないですかね…。

と言う訳でにわかに念獣がワードとなって王子や船内が動き出しましたが。
王子がそれぞれ対応がまちまち、って言うのがこの展開の面白いところですね。
ベンジャミンみたいに即座にそれに対して思考を巡らせるものも居れば、
ツェリードニヒみたいに自らが念を習得する以外に気を巡らせないものも居る。
まあ、ベンジャミンはどうもハナっから念を知ってたっぽいんですけどもね。
そういう意味では随分と他の王子よりも先に行ってるって感じはしますね!

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