ギルティクラウン 第04話。

phase 04 – 浮動:flux

第4話、集が駅でヤヒロに突き飛ばされた所から。
何が起こったか判らなくて呆然としてるいのりと、その後電車を止めようとするいのり。
どっちも可愛かったけど…なんか葬儀社のメンツに止められてて悲しい。
と言ってもまあ、あんだけ武装されてる所にいのりが突っ込んだ所で、
どうにかなるのかって言われると…と思ったけど。
今週のいのりボイド無双見てる限りなんとかなるんじゃね? あれ。
いのりの身体能力もなんかチートクラス臭いし…。

で、なんか前回からヤバそうなGHQの幹部(?)出てきてたけど。
なんか今回を見る限り、かなり理知的で頭の回る人物っぽい雰囲気だったなー。
集に対して拷問とか、そういう類の行動を行ってた形跡も全くないし、
どちらかと言えば口先三寸で人心を掌握するタイプっぽい感じがする。
ただし最終的にブチ切れそうな、そんな雰囲気も持ち合わせてたけど。
まあこういうキャラが上手く行ってると理性的、破綻したら崩壊する。
ってのはお約束だからなぁ…まあ今後の行動を楽しみにするべき。
ダリルみたいなクソド外道の方が全体的に判りやすいから、
こういうキャラクターは最後までねちねちと絡んできそうだしね。

後ヤヒロにも裏切らなければならないだけの理由はあったけど。
なんていうか今の段階だと、このGHQ側の説明それ自体がウソ臭い。
そもそもヤヒロの弟が水晶っぽい組成に体が変化してたけどさ、
なんかあれって集がボイド取り出す時のエフェクトと似てるからなぁ。
アポカリプスだかパンデミックだかもその研究の結果の惨事っぽくね?
って言うのが、今の所ヤヒロの弟の状態を見た正直な感想だった。
で、その結果としてボイドゲノム、抗体が出来ただけじゃないのって言う。
まあ、そうなるともしかしたらあの症状を治せるのは集なのかもいしらんが。
どういう扱いにしていくのかは今の段階だと良く判らんなー。

しかしこれは何ていうんだろうな。
GHQ側も、涯側も確実に本当の事を全く言ってないっぽい気がする。
GHQ側には元々全てをきちんと集に打ち明ける必要って無いわけだし、
涯の場合は自分の理想、それに沿った行動にさえなればいい…。
みたいな面があるから、お互い集をどうにかして操りたいって所かなー。
だから集はどちらも信じきれないし、行動に迷いが生じるんだと思う。
まあ…元々きっちり物事を決められるタイプではないのもあるだろうけど、
そういう所は何ていうかジュブナイルの主人公って感じだよなぁ…。
何だろう、自分で何も決める事が出来ずに揺れるスザク、みたいな。

で、涯が度胸もあるルルーシュみたいな感じ。
度胸もあって機転も利く…そんなルルーシュみたいな感じと言えばいいか。
だから信者も居るし、逆にそうでないもの(集みたいなタイプ)も居る。
で、どっちが正しいのか、それが今の所視聴者側には判らないし、
涯が言ってる事、やってる事の正当性、理由も判らないからなー。
少なくともその一端がきちんと描写されるまではその辺は微妙そうだけど。

あ、いのりが降って来て、ボイド取り出して。
その後の戦闘シーンは良く動いてたので中々良かったと思うけど。
でもこれ集が完全に体術的な面でチート臭いんだけど…。
やっぱボイドを顕現させると身体能力向上するって事なんだろうか?
純粋に重力で操った水泡の上をぼんぼんジャンプしてたりとか。
どう考えても一般的な身体能力では無理な感じしかしないんだけど…。
同じ意味でいのりも若干おかしい、どんな高さからスカイダイビングだよ。
まあ…下に集が居る、ってのを理解して飛んでたんだろうけどさー、
集が受け止めてくれるとは限らないんだけどwww いいのかよwww
って感じだったな…まあその辺は突っ込むだけ野暮かもしれない。

後最後結局涯についていく事を決めてたけど。
嘘界(セガイって読むらしい)の発信機をポケットにしまってたからなー。
要するに今の所、涯の言葉を全面的に信じるつもりも従うつもりもない、
でもGHQが言ってる事がすべて正しいとも思ってない、って感じなんだろうね。
どこでその発信機を使って裏切るのかってのがキーになると思うけど、
それを色々考えずにやろうとしてる辺りやっぱ考えが足りてない主人公。
って感じの典型キャラっぽい雰囲気はあるよね。
だって葬儀社壊滅させるって、いのりの家壊すみたいなもんじゃん?
まあ、いのりがどこまで葬儀社によって生きてるのかは判らんけど。
いのりだけを信じるのに、いのりが信じるものを壊すのは普通おかしい。
若干いのりの信仰が薄らいできてる部分ってのも見て取れたけど。
でもどうみても、集と一緒にすごしてる時間の何倍も葬儀社に居る訳で…。

ってか良く判らんのはやっぱいのりが集になついた事なんだよな。
ボイドを引き出されたから、その人に対して好意を持つ、とかはないっぽいし。
そうなると純粋に集に対して引かれていく部分ってのがあるんだろうけど…。
今の所1~3話、それと4話通してみてもそれがあんまり見て取れないと言うか。
展開的には多少冗長になるかもしれないけど、もっと日常パートと言うか、
いのりが集に対して心を寄せる、そういうシーンを描くべきだと思うんだよなぁ。
今のままだと涯の言葉を蹴った理由も、身体を張って集の所に来た理由も。
あんまり良く判らないままなんだよな…いのり視点だと。

いや、いのりが可愛いのは認めるけど。
でもそれとこれとは話が別で、それを描いてないと良く判んないよね。
集はいのりと出会って、いのりしか信じれるものが今の所ないから…。
って言うのは判るけど、いのりの場合ってそうじゃないわけでさ。
集を信じる、というよりもっと上の感情を持ってそうなイメージなんだけど、
そこへ至った理由をもう少し明確に描いた方が面白い気はする…。
というより、しこりが残らないんじゃないかなーと思うんだけどね!
まあいのりが可愛いのは事実だからあんまり気にしてないけど。
やっぱりそういう部分の丁寧さ、ってのは大事だと思うよ、実際ね!
5話でその辺描かれるのか…って思いたいけど微妙な感じはあるし。
このまま勢いだけで突っ切る感じになるっぽいよねwww 完全にwww
でもいのりは可愛い、これはガチ。

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