ギルティクラウン 第05話。

phase 05 – 訓練:preparation

5話目、正直あんまり心地良い展開の一話ではなかったな…。
何ていうのかなー、ますます良く判らない相関と言うか…うーん。
はっきり言うと、キャラクターのそれぞれが良く判らんとしか言い様がない。
なんていうか…多分これやっぱ、色々性急に過ぎたからなんじゃないの?
いのりがどう考えてるのか、涯がどう考えてるのか…。
結局その辺を提示してないから、見てても良く判らん。
って感じじゃないかなぁ…もっと時間をかけるべきところ。
そこはきちんと時間をかけるべきだったんじゃないかと思うけど。

とりあえず涯さんは何らかの病を患ってる感じかなーこれ。
OP後直ぐの葬儀社での会議? でなんか色々としんどそうだったし。
最後のあの部屋での出来事を見る限り、涯は病を圧して立ってそう。
ただしそれが不治の病なのか、今一時のものなのかは判らないし、
直ぐにどうこうなるものなのか、それとも長期的な病なのかも謎。
でもいのりが居ないと、自身を保つ事が出来なさそうな事だけ判った。
それがあの血をどうにかしてるだけなのか、いのりから血を貰ってるのか、
その事実を知られたくなくていのりにだけ入室を許してるのか。
その辺は判らなかったな…というかそのせいで色々判らないんだけど。

で、今回は基本的にタイトル通り。
葬儀社のメンバーとして集が色々訓練をつけられる、って話だけど。
逆に葬儀社のメンバーは集に戦争の何を期待してたんだろうな?w
ヴォイドゲノムを取り出して戦う、そこの部分に期待するのは判るよ。
本当は涯がその力で戦うつもりだったんだろうからね…。
でもさ、逆にそこ以外の部分に期待してるのはどうなんだろうね?
結局それも涯が他のメンバーに、なんたるかを伝えてない事。
ってのが原因なんじゃないのかと思うんだけど…。

いやそりゃ、リーダーが行き成り人を連れてきて。
今後はこいつを主軸として戦う! とか言い出したらそうなるだろうけどな…。
一部近しいメンバー…例えばいのり、綾瀬、ツグミ…そういったメンバー。
それはなんとなく判ってるのかもしれないからある程度納得するだろうけど。
と思ったけど、そういえば前回の戦いもその前も、メンバー全員集見てんだよね。
じゃあ単純に、葬儀社のメンバーが増えた事の期待を集に寄せてるだけか…。
正直、何も説明してないのに期待してるってのはどうなんだろうって思うけど。
良く考えたらそれも結局涯が悪いんじゃねーのって感じだもんな。
他のメンバーが取り立てて悪いってほどでもないよなこれ。

ちなみにアルゴが17歳なのに驚いたわ。
もっと上かと思ってたけど…普通に高校生なんだな、アルゴ。
後もっと嫌なキャラクターかと見た目や物言いで思ってたけど。
ただぶっきらぼうなだけで、それほど嫌なキャラじゃなかった感じ。
もっとも、葬儀社で活動してる、涯の下に居るっていう自負はあるっぽいし、
それをバカにされる事を好ましく思わないってのはキャラ的に良かったけど。

で、一番あれだったのはやっぱ中盤のいのりと集の会話かなぁ。
前回までのいのりは可愛かったけど、正直今回のいのりは無いわ。
正直涯に言われたから集の所へスカイダイビングする意味も判らんし、
少しだけ出てた気持ちの部分が集に向いてたように見えてたのも謎。
少しぐらいは集を好いてたのか、それとも元々涯の言葉だったからなのか。
後者だったとしたら中途半端な言葉がすべてどうにかしてる風に見えるし、
前者だったら何で今更完全に突き放してるのか、それが良く判らん。

要するに何を考えて行動してるのかが判らん。
それともこれから、いのりが集を好きになっていく部分が描かれるんだろうか?
でもそれって最初から少しずつ時間をかけて描いていく部分だと思うけど。
まあ…確かに見てていのりが何で集に行き成り惹かれてたのか。
そこは判らなかったから、集への気持ちの部分を描いていく。
ってのは大事だったと思うけど…。

うーん、わざとそういう構成にしてるんだろうかなぁ。
でもこれって、いのりってキャラを魅力的に描けてるとは思えないし、
どちらかと言えばいのりってキャラへのアンチを増やす要因にしかならない…。
と思うんだけどどうなんだろうね、まあこれからの挽回を望みたい。

逆に綾瀬は今回可愛かったから良かったね。
最初は集を訓練する、って事自体に対しての不満を上げてたけど。
不出来な弟分を持った、みたいな雰囲気に変わってた気がするね。
真意は判らんけど、いのりを好きな集、涯をすきな綾瀬、いのりと涯。
って部分で何かしら思う所もあったのかもしれない…。
本人ははぐらかしてるけど。

後集とアルゴはなんか雰囲気良くてワロタ。
もっと喧々した状態で白兵戦の訓練したり、模擬見てたりすんのか。
と思ったけど…なんかそういう雰囲気ってのはなかったっぽいよね、これ。
後ヴォイド取り出されて、それを見て感慨に耽る部分も描かれてたけど。
アルゴはヴォイドがその人の深層部分のイメージを具現化してる。
みたいな部分って知ってるんだっけか。

でも正直初見のヴォイドを味方にぶっ放すのはどうだろうなw
あれはただ対象の周りに暗闇を発生させるだけのアイテムだったけど。
前回の木戸のヴォイドの使用を見てる限り、取り出した本人は使うまで判らない。
のだから、もしもあれがもっと攻撃的なヴォイドだったら綾瀬死んでるよね。
そういう部分は確かにご都合主義、でスルーした方が良いんだろうけど。
違和感を感じる元、温床になっちゃう面もあるんじゃないかなーと思うけどな。

ま、とりあえずいのりと集がどうなっていくのか。
少なくとも涯に言われたからああした、って部分がどう変わっていくのか。
って言うのを楽しみにしておくのが良いのかもしれないな、このアニメは。
その根底にある、涯といのりの関係性の部分が大事なんだろうけどね。
その辺はまだ描かれるかどうか怪しいから今後を要チェックで。
後は集がどうやって変わっていくのかって所かなぁ。
少なくとも愚痴愚痴言ってるだけの主人公に魅力は無いしな。

あ、後EDで今回はいのりが集をスルーしてたな。
毎回その時出てきた重要なエピソードを反映してるみたいだけど。
やっぱあんまり良い気分ではないEDカットだったな。

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