4人目(一応最後)、しろはルートクリア。
とりあえずの所、このしろはルートで目に見えてるヒロインのルートは終わりかな?
もし条件分岐でのマルチエンドがあるとしたらその限りではないんですが、
最近のゲーム(ギャルゲ)だとあまりそう言う分岐はない事が多いですしね。
フラグ管理、みたいな部分も大分緩いし判りやすいのかなって気がしてます。
さて、そんなわけでまーしろはルートクリアしましたが…。
うーんごめん蒼! しろは可愛いわ…俺の中でヒットだったよしろはが!
蒼も可愛いんだけど、それ以上に何ていうかしろはが可愛いんだよなー。
最初の出会いがあれだったから若干避けられてる事と、
しろは自身が若干特殊な環境状態なのと相まってると言えば良いのかなぁ。
良く判らないけど、だからこそ少しお互いの距離が縮まるのが嬉しくて。
その都度しろはが色んな側面を見せてくれるって言うのが良かったかな…。
後このルートでは羽依里がどうして島に来たのか。
その一番の原因となる部分が、羽依里の口からしっかりと語られることになります。
と言うかここまでプレイヤーとしては、単に水泳で挫けてやって来ただけ。
と思ってたのに、まさか暴力沙汰に加えて両親の不仲の合わせ技だったとは。
その上まあ当たり前と言えば当たり前ですが、不仲の原因が羽依里ですしね。
ある意味では羽依里も被害者なのに、この結果と言うのは悲しいものです。
勿論、羽依里がそれ以上に浮き上がろうとしなかった結果とも言えますが、
果たしてたかだか15や16歳のガキがそれを全うに出来たと言うんだろうか…。
って事ですよね。
何より羽依里の本質を見てくれている人が居なかったんですよね。
勝手に期待しておいて、それが叶わなければ勝手に白い目で見て。
まーとは言えそれはあくまでも羽依里からの視点の話なので、
ただの被害妄想と言うのも多分に含まれてるのかなとは思いますが。
それでも、羽依理の本質まで付き合ってくれる友人が居なかった…。
というのが、羽依里の挫けた後どうすることもなかった原因の一つですよね。
逆に、この島ではそこまで触れてくれる友人が出来た。
良一や天膳の男二人、もちろんのみきを含めたしろは達もですが。
失敗した後も、ただ友人としてそこに居てくれる友人たち。
青臭い言葉で言うなら仲間って事ですよね…いやあ良い友人達でした。
ま、だからこそしろははしろはで、羽依里達に迷惑をかけないように…。
と、つっけんどんな態度や避けたりする行動に出てしまうわけですが。
加えて島の風習、しろはが持っているらしき予知能力。
そう言ったものもあって、しろはがずっと心を閉ざしたままだったと言うのもまた。
昔、蒼達を含めて遊んでた時期があったという事は友達が要らないというわけではないですし。
単純にしろはが、自分が関わることで悪い未来が見えてしまうことを恐れてしまうぐらい、
優しい子だった…というだけの話なんですよね…他の人には判らない事でしたが。
唯一、そのしろはの核に触れたのが島外からやってきた羽依里だったわけで。
あ、個人的にはその後の皆で未来を変えてやろう。
と言って頑張ろうとするシーンは好きです、なんか仲間って感じしますしね。
加えて羽依里としろはが、真似事だとしても夫婦の契りを交わすのとか設定として好き。
肉親しか祭事の連れ添いが出来ないなら夫婦になってしまえば良い。
って言う若干強引な設定ですが、その辺り照れるしろはが可愛いので。
惜しむらくは白無垢ではなく巫女服(っぽいの)だった事ですかね…。
しろはの予知した事象についてはまあ、どうしてそうなったのか。
と言うのは良く判りませんでした…事象として海に落ちる事は防げませんでしたし。
羽依里が水を克服して、しろはを掴んだとて何らかの力が働かなければ、
そのまま上も下も判らずにしろはもろとも海の底に沈んでたと思いますしね。
それを回避出来たのは、上へ上へと導いてくれたであろう蝶々(?)なわけですが…。
果たしてこれをどう解釈すべきなのか、その辺がちょっと良く判りませんでした。
蒼ルートで七影蝶は誰かの記憶、無念や怨念を残したものだと判明しましたが。
蒼ルートでの藍の七影蝶の様に、決して無念や怨念だけではないわけですよね。
だからこそ、そう言った無念や怨念ではない何かがしろはと羽依里を助けてくれた…。
のかもしれませんが、じゃあ果たしてそれは誰のものだったのか…。
それと溺れかけた瞬間のしろはのセリフですね。
明らかに誰かに乗っ取られてる(トランス状態?)っぽい感じでしたし。
気になる事は言ってましたが、この時点ではそれがどういう意味かは不明。
何ていうかまだ謎として残ってる部分と言うのはしろはルートには多かったです。
しろはとの夫婦の契を交わす前に見かけたうみちゃんとかね…。
言葉通り、ただ散歩していただけではないでしょうし。
何よりこのルートではうみちゃんの幼児化? がかなり進んでましたしね。
セリフ自体もうほとんど平仮名だし、感情もずいぶんと幼くなってて…。
羽依里はともかく、鏡子さんが気づいてないのかそれとも気づいてるのか。
そう言う部分での謎、と言うのはこのルートでは残ったままでした。
後エピローグと言うか…。
他のヒロインの場合、別離する事がある意味エンディングになってましたが。
しろはルートは別離し…かけて船が戻ってきたぁ! みたいなそんな感じで。
そこだけみても、そもそもの存在をみてもしろはルートは普通なんですよね。
ちょっと(大分だけど)特別な事はあったけど、最後はお互いの気持ちも通じて。
絶対に戻ってくる、というまあ何ていうかこれから頑張るぞ的な感じでしたし。
と言う訳で、もしこのままで全てが終わりならパンチに欠けるわけですが。
まーそうですよね、Keyですもんね…タイトルから全員の姿が消えて新ルートが…。
なんだかんだ言ってこういう演出好きですしね!
とにかく新しく出てきたルートを次は楽しもうと思います、はい。
ま、何にせよしろは可愛かったです。
キャラクターとしての行動もですが、声もかなり良かったですしね。
と言うかしろは、鴎、紬、蒼と全員声に外れが無いっていうのが良いです。
蒼役の高森さん以外は割と新人さんっぽいキャスティングではありますが、
声フェチの俺が可愛いと言うんだから間違いないですよ!
とにかく、しろは可愛いのでそれだけでも大満足ですよ、俺はね!