旧東青山変電所。

お盆前の合間にちょろちょろっと出掛けてきました。
前回行った東青山の今は使われてないホーム、トンネルの傍にある元変電所。
前回行った時は全く存在してることに気づきませんでしたが、
それほどその旧東青山トンネルから離れてない場所にありました。
今は変電所自体が別の場所にあるので、この変電所自体はただの廃墟です。
しかし森の奥の奥にこんな施設を作るってのはやっぱり凄い事ですよね。

と言う訳で前回のトンネル…へ向かう道をトンネル方向に降りずに真っ直ぐ。
追加で10分~15分歩いた所にありましたが、建物自体は綺麗なまま残ってました。
特に床がガチ崩壊してるとか言うことはなく…まあ当然ボロボロにはなってましたけど。

夜中なので見づらいですが中はこんな感じでした。
ここが一番広い場所でしたが、コンクリの破片は多いものの壁は特に崩れてもおらず。
時代は感じますが何ていうかしっかり作られてるんだなーってのは良く判りました。
もちろん窓ガラスとかは度重なる風雨で割れたりなかったりしてましたけど。

多分正面シャッター(開く気配はないですが)の裏側の場所。
窓の木枠のペンキの塗りや作りが昭和初期に建てられたうちの物置と同じ雰囲気…。
ここから1枚目の広い場所に繋がってますが、何をやる所なのかは謎。

その傍に当時使われてたであろう何かの部品を保管する部屋も。
未だに部品が残ってましたが何に使うのかもさっぱり判りませんでしたしね…。
変電所って言う物自体がやはり一般的なものとは別ってのを感じますよね。

ここも謎の階段と地下? に入っていける変な踊り場。
地下に入っていけると言っても広いわけでもないみたいでしたが。
なんか貯蔵槽みたいな所に降りられるぐらいで結局謎。
当時の日報っぽいのがばらばらっと散らばって現存してました。

その隣にあった部屋の真上はなぞの吹き抜けがありましたが…。
稼働当時はこの吹き抜けを使うほど大きな機械でもあったんですかねー。
建物自体は当時のままの形だと思うのできっと何かがあったんだとは思いますが。
良く考えたら変電所にどんな機械が必要なのかも良く知らないので想像も出来ませんでした。

後別の部屋に何故か置いてあったドラムセット…。
いや、ぶっちゃけ置いてある理由がまったくもって謎でしかないんですけどね!
当時の人がここでドラムを嗜んだ…ってそんなわきゃないですもんね。
多分誰かが持ってきて設置したんだとは思いますが、あの山道をこれを担いで…?
って言うね…スティックもあったので、普通にドラムとしての機能は残ってました。
と言うかそこまで古いものではないと言うか。

と言う訳で旧東青山変電所でしたが。
夜に行ったのでやはりいまいちその廃墟としての雰囲気が伝わりにくいと思いますが、
他のサイトさんの遠巻きの写真なんかを見る限りはなかなか綺麗な空間だと思います。
何ていうか人の存在した証が山の中にぽつんと残ってるっていうのはノスタルジックと言うか。
なかなか感じ入るものはあるんじゃないかなーって気はしますよね。

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