三重県伊賀市谷中集落。

盆の色々な合間にちょっと出掛けてきました。
ふらふらっとしてたら怪しげなところを見つけたので色々写真撮ってきましたが…。
どうも調べてみた限り、昭和40年頃まで集落があった場所の跡地みたいでした。
やっぱり田舎なんてこういう廃村や廃集落って一杯あるんでしょうね、絶対。

最初はね、こんな感じで小屋の残骸なのかな? と思ったんですよ。
暇だったので何なんだろうなと思って散策してたら色々と跡地がありまして。
どうやら谷中集落、と言う所がこの道沿い? にあったという話が。
色んなBlogさんとかで見る限り、元々は山の資源を得るために作られた集落で。
でも昭和40年頃に撤退して、それで残された家が崩壊してる…みたいな感じらしかったです。

道沿いですがこんな感じで。
これは1F部分が潰れて多分2F部分が下を押しつぶしてる感じですかね。
生活してたのかどうか、と言う事までは判らないレベルでしたが、
窓ガラスが割れてない所を見る限り集落でも一番新しい建物だったのかもしれないです。

最初は集落っぽい感じは気づかなかったんですけどね。
道沿いにこんな感じで供養の祠なのかな…設置されてたのもありまして。

ただ、それなりに山間で、美杉から伊賀に抜ける細い山道にもかかわらず、
お花がしっかりと供えられてたので、まだこの集落に関係してる方は残ってそうでした。
集落としてそれが撤退してる以上、この祠や碑を通して思い出すだけかもしれませんが。
それでも通った際にお花が供えられてたのは来る人がいると言う事ですしね。

道沿いから入っていく坂道があったりしましたが。
途中にはこんな感じでね、崩壊した建物の残骸が山程残ってました。
後この残骸の周りにはイノシシの死体が転がってハエが集ってましたが…。
んー、死ぬにしてもなんでだろうって所だったのでくくり罠とかなんですかね?
流石に腐敗してて匂いもヤバかったので詳細までは調べられませんでしたが…。
くくり罠で獲るのであれば、最後までしっかり処理はすべきだと思いますけどね。

他にもこんな感じの人工物が林の中にちらほら。
昔はこんな山の中で人が暮らしてたのかなーと思うとなかなか思うところはありますよね。
石垣積んで、道を整備して、建物を建てて、生活を出来るようにしたのに。
木材資源がいまいちだったからか結局廃村になってしまったのかもしれませんが。
こういう所を開拓しようとした人たちの志みたいなのは覚えておかないといけませんね。
そう言う人達が居たおかげで、俺らの今の生活ってのは少なからずあるわけですし。
いや、全然関係ない可能性もあると思いますけど。

3m程度の用水路を挟んだ向こうの原型を留めてる建物。
この上には瓦屋根の建物もあったみたいで、建物が点在してました。
ただ、帰り地すべりか崩落か判りませんが、奥の方で建物が崩れてる音がしてて…。
下手したら崩落や崩壊に巻き込まれてたのかもしれない…。
ってのを考えると、やっぱりこういう所にのこのこ入るのは良くはないですね…。

と言う訳で今回は三重県の廃集落、谷中集落を見て回ってきましたが。
ま、THE・山の中って感じでね…本当にこんな所に住んでる人は居たんだろうか?
ってのは思いましたが、良く考えたら日本なんて山間だのの方が多いですしね…。
そこらかしこにこういった跡地は残ってるもんなのかもしれませんね。

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