コードギアス 復活のルルーシュ。

見に行ってから随分と経ってしまいましたが…。
記録としても残しておきたいので思い出しつつ。
ちなみに行ったのは一応初週…だったかな?
特典として貰ったのはコメントが書かれたカードでした。
フィルムとか貰えると良いんですが…まあそう言うのは後々でしたかね。

と言う訳で感想ですが…。
ま、正直な話、コードギアスを待ってた当時のファンが求めてたもの。
それをしっかりと一本の映画にしてくれた…と言う感じの映画になってました。
つまり当時のファン(リアルタイムで楽しんだアニメはギアスぐらい)の俺としては、
とにかく見てて満足が出来たと言う他、感想に乗せる言葉はないのかもしれませんね!
もちろん細かい部分で言えばもっと描写が欲しい、とか。
そう言う部分はやっぱりあったかなーとは思うんですけどね。
そう言う意味ではちょっと時間、と言うか尺が足りてないのかな? とは感じました。
もちろん今どきのアニメ映画の尺、と言うとこのぐらいの尺なのかもしれませんが。
でもまーその辺は当時のファンだった視聴者側の果てしない欲でもありますしね。
少なくとも描かれてて欲しかった、と思う部分は描かれてたわけですし。
十分満足の行くものでした。
特にと言うかこれはもう特別書くべき事でもないかもしれませんが。
大きいのはルルーシュの存在でしたね…この作品はやはりルルーシュありき。
ルルーシュ、と言う存在があってこその作品というのを改めて認識できましたね。
もちろんこの復活のルルーシュの前に産まれた映画、亡国のアキトが悪かった…。
と言うわけではないんですよね、でも圧倒的に復活のルルーシュのほうが面白い。
それをなぜなのか、と分析するならやはりルルーシュの存在なんですよねー。
故にルルーシュがメインで動いてるこの作品はアキトの比じゃないんですよ…。
この作品の産まれに関してはね、総集編映画のラストありきなのと。
色んな所で少しずつ、当時のアニメからの改変があったから、と言うのもありますけどね。
それが良かったのか、悪かったのか…そう言われると難しい部分はあるんですよね。
例えばシャーリーの生死、マオの存在が消されている事、とか。
後者は言ってみればギアスの暴走、と言うファクターのハシリで。
それがないとギアス、というものの妄執とかを描けない気はするんですよ。
もちろんアニメから見てる視聴者には元々それは頭の中にあるわけなので、
総集編でマオが居なくなったとてその前提がなくなるわけではないんですけどね。
だからこそ、良いのか悪いのか…と言うのは議論しにくい所はありますね。
後はまー結末としてですが、全てに決着がついたわけではなかった。
と言うのは、やはり気になる部分としては残っちゃってた感じはしますね。
シャーリーに関しては最後、電話一本だけで済ませられてたとも言えますし…。
ただ、逆に言えばだからこそそこに想像出来る余地自体は残されてますけどね。
あの後に、やはりルルーシュとしては色んな人に再度会いに行くべきでしょうし。
その中にはやっぱりシャーリーも含まれてるんじゃないかと思いますしね。
でもま、やっぱルルーシュが復活したシーンは判っちゃいるけど鳥肌ものでしたね。
コードギアスなんだもの、あのルルーシュの命令のシーンは必須と言うか。
あのシーンがあってこそ…と言うのが良く分かるシーンだったかなと。
強いて言うならあれですね、もうちょい今回の敵側の描写があると良かったかな?
と感じると言うか…単純に良いキャラ良い能力だったのであれで終わりは勿体無い。
特に姉のシャムナの方はギアスの深い部分も含めて色々あっても良かったかなー。
と思うんですが、まあ尺と結末を考えると難しいのかもしれませんけど。
それに付随して戦闘シーンの、いわゆるボス扱いのシャリオも勿体無い所ありましたね。
何ていうのかなー、スザクvsカレン、とかみたいに燃える感じではなかったと言うか…。
多分それはシャリオの戦い方に熱いなにかよりも寂しさがあったからかもしれませんが。
でもまーああ言う行動原理も熱い部分と言えば熱い部分なのかなぁ…。
ただ、戦闘に関しては見たかったものが見れたので嬉しかった部分もありますね。
いわずもがな、スザクとカレンの共闘は悲願とも言えるものですからね。
だからこそ、スザクとカレンの相対する敵としては物足りない所がある。
そう言う事なのかもしれません…いや単純にこの二人に実力で勝てるわけ…草。
みたいなね…だからこそ敵キャラとしての強さの掘り下げは欲しかったかなと。
あの将軍の息子っぽいやつとか、もう少しうまく使っても良かった気がしますね、その辺。
逆に言えばルルの復活時の命令も、カレンの敵も、単純なゴミだからこそとも思いますが。
いやーしかしネリ様のあのチョロさよ!
イヤイヤながらもルルーシュのお願いを聞いちゃう所ね。
こう言うの見てるとやっぱり元々コーネリアも含めてルルの事好きだった。
そう言う過去があるんだよな、と言うのが判るのは良いですよね。
もちろんユフィの事がある以上どうしたって壁はいまさら消えないと思いますが。
と言うかこの作品って、シュナイゼルもクロヴィスも大体ルル好きですよね。
それぞれがちゃんと元々ルルーシュを評価してるわけですしね。
…つまりどう考えても大体においてシャルルのせいじゃねーか! 的な。
後扇なぁ…あのシーンはどう考えてもこの10年言われ続けてたから、ですよね。
でも、視聴者から見てもあのタイミングで扇が命を差し出したとして、
それでどうにかなるような事ではないと言うのはありましたしね。
だからこそ今回は命をとしてルルーシュ…ゼロとともにする。
それでしか失ったものを取り戻せないのかなとは思いましたが。
いやーでももっと見たいシーンとかも多かったですしね。
例えばラウンズとか再結成してるっぽかったのでその辺とか。
地味にノネットさん(かな?)はご存命でチラっと写ってた気がしますし。
元々ラウンズの設定好きなので、もっとフォーカス当たって欲しかったです。
モニカみたいに当時のあの酷い扱いとかも正直残念な所はありましたしね。
でもま、概ね見たいものは見れました。
アーニャやジェレミア、カグヤや天子様、色んなキャラクターのフォーカスもあったし。
上でも言いましたがスザクとカレンの共闘やルルーシュの最後のカマかけとかね。
そう言うのも含めて見たいものは見れた…からこそ尺が足りてなかったのかなと思いますけどね。
平均値を取ったら当然、突出する所が削られるわけですし。
それはね、仕方ないのかなーとは。
とは言え最後のシーンは良かったですもんね。
一人で旅立とうとするC.C.と、それを追いかけたルルーシュのやり取りの所。
なんて言うかこれまでの二人の関係性の集大成が詰まってた気がしますよね。
C.C.の涙の意味がこれほど強く表現されてるシーンがあった事が良かったです。
この辺は最初のアニメから見てる人ほど、思い入れもあった気がしますしね。
と言う訳で、まあぶっちゃけ面白かったです。
全体的に見たいものは見れたので満足出来ましたしね。
ただやっぱりこうなってくるとほら、続きと言うかね…期待しちゃう部分はあって。
C.C.とルルーシュもといL.L.が二人で動いてたシーンはその示唆に見えちゃいますよね!
今後そう言う部分の展開がどうなるのかは未知数ではあると思いますが。
もしも何かしら出るのであれば、また楽しみにしたいなーと。
ま、面白かったので当時見てたファンの方なら是非。
新規の人に対して勧められるかと言われると判りませんけどね!
カテゴリー: 映画系 タグ: , , , パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

This blog is kept spam free by WP-SpamFree.