池袋の事故。

色々報道でみてましたけど、何と言うか当事者ではいですが遣る瀬無いですね。
突然嫁と娘を失う、って言うのがどれほどのものなのか。
多分それを経験したことのある人なんかほとんどいないでしょうし、
当然ですが経験して良い事ではないんですよね、本当にね。
ともかくご冥福をお祈りします…。
ただ、色々と言われてるように、昨今の自動車事情と言うか。
正直な所、日本の抱える問題点の一つとして早急に対策を取る必要。
って言うのはもう何年も、十何年も前から判ってた事だと思うんですよね。
少子高齢化、と言うキーワードが出て来た時点で判ってないといけない。
いつかこう言う日が来る、と言う事は考えておかなきゃいけないんですよ。
もちろん、高齢者の運転だけが悪いのかと言えばそうではないと思ってます。
例えば田舎であれば、ある程度乗り物がなければ何もすることが出来ない…。
と言う意見も別に間違っているわけじゃないです。
ただ、やはりその当事者として思うのは、そうならなくても良い国づくりと言うか。
街づくりがされてきていない結果何じゃないかな、って言うのは良く思います。
特に田舎に置いては正直都会よりも顕著にそれが現れてますよね。
うちも80を超えたばーちゃんを抱えてます。
うちはたまたま、ばーちゃんが行きたい所に俺が連れて行ってやれる。
そう言う環境ですけど、みんながみんな、そうではないわけですよね。
まして田舎の農業事情を見ていたら判ると思いますが、
70超えても80超えてもやるしかない、と言う人も多々居ます。
そう言った人が軽トラに乗れなくなってしまったら、田舎の田畑は荒れ放題。
農業自給率も下がっていく一方になってしまう、と言うのはあると思います。
ですがこの事について、養護したいわけではないです。
例え自給率がどうあろうが、やはり将来を作っていくのは子供ですからね。
本来国としては若者が老人の支えになり続けるのではなく。
老人が若者、とりわけ子供を支えていかなきゃいけないんですよ。
例えば地域の子供達の見守り、育成会や懇親会による子供の成長。
そう言った所で本来、子供の命を支えていかなきゃいけないんですよ。
なのに、そんな大人が子供の命を奪ってたらどうしようもないんですよね。
だからどういう事情があれ、これは擁護されることではないし、
今後老人だけではなく、我々の世代ももっとしっかり考えていかなければならない。
つまりすでに国全体の問題になりつつあるという事を認識しなきゃいけない。
という事なのかなと、個人ながら思います。
まあ、正直な話、都会に一極集中してるのも大問題だと思いますし。
その結果、地方のインフラ、交通にお金が回らないというのもあると思います。
問題点を挙げたらキリがないし、それを一挙に解決する方法なんか一つもないです。
ただ、一つ一つでも良いので、そう言うことを解決してくれる政治家、為政者。
何よりもそれに力を入れることを大事とする人が現れて欲しいです。
自分勝手と言うか、自分がそうならないのかと言われると何とも返す言葉はありませんが。
少なくとも一人一人有権者がそう言う考えであれば少しずつ変わっていくかもしれません。
高齢者を排斥するのではなく、高齢者を労働世代が支え、高齢者が子供を支える。
そう言う国にね、少しでもなってくれると良いな、とは思いますよね。
理想だけはいくらでも語れますけど。
現実は中々難しいという事には代わりはないんですけども。
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