Unnamed Memory。

本屋でなんとかランキング1位って書いてあったので買って来ました(ちょっと前に)。
なろうかと思って買ったんですが、読み始めたら俺のなろうの定義から外れてました。
すいません、なろうイコール勝手に異世界転生(転移)ってのが…。
良く考えたら小説家になろう、なので別に異世界転生である必要はないであろう!
って感じですね…まあ、今回は異世界転生的な意味合いで頭から買おうとしてたので、
ある意味すっぽかされたと言うかなんと言うか…いやそれ自体はどちらかと言えば良いことです。
と言う訳でね、次の読むものを求めて買ってきたわけですが。
少々読み始めた限りはなろう(上記の意味での)というよりは普通にラノベでした。
よく見たら発行元も電撃文庫なので、普通にラノベサイズで良いんじゃないのかなぁ…。
と言う気もしますが、まあ新レーベルの方が色々区分しやすいってのもあるんですかね。
別に上記した条件(転生モノ)じゃなきゃなろうじゃないってわけでもないと思うんですが、
こう言う普通のファンタジーは別に電撃文庫発ライトノベルで良いような感じがね…。
いや、そんな定義に拘ってもあんまり意味はないのもわかりますが。
うーん、まあ今の所普通です。
なろうほど突飛な演出とか描写もないですし、文章も極普通に上手。
って感じなので、ある意味当たり障りがないのかなと言う感じは否めません。
ってこれはあれですね、ぶっちゃけあまり触らなかったなろうというジャンルと言うか。
まーこう言う言い方は辺かもしれませんが、これまで食べてこなかったジャンル。
例えばエスニック料理を食べてこなかった人が最近味を知ってエスニック料理を求めてお店に入る。
そしてでてくるエスニック料理を期待したら、普通に和食が出てきた。
みたいな感じなので、むしろある意味俺にとっては驚きがある作品でもないと言うか。
言い方は悪いですが、なろうのある意味ぶっ飛んだものを求めてた感じがあったので、
全く極普通にファンタジーしてるラノベだったので拍子抜けした感じですね。
あ、気を悪くされる方が居ると申し訳ないんですが、面白いとか面白くないとか。
そう言う評価的な部分じゃないです、単に俺の心構えと違うものだったというだけです。
ラノベとしては極普通に面白いと思いますし(その評価が良いかはさておき)、
呼んでて不満があるような文章体でもないのでその辺りは良かったと思いますよ。
強いて言えば、多分これはむしろポイントかなとは思うんですが、
ティナーシャが興奮したときとか唐突に喋り方が全く変わるのはあんまり好きではないです。
多分そちらが地、って言う設定があるんだろうなーとは思いますし、
そう言うギャップが大事ってのも良いことだとは思うんですけども。
単に俺の好みの問題ですこれは。
それ以外は特に不満もないです(が、そこまで先を渇望する熱意もないかな)。
ある意味小綺麗にまとまりすぎてて、先が読めちゃうってのがあるからだと思いますが。
ああ、こうなるんだろうなーああやっぱりこうなったな、みたいな感じといえばいいかな。
なろうはそう言う意味ではあんまり読めない行動(や設定)が出てきたりするので…。
その辺は不満と言うか、俺の中で盛り上がりに欠けるとこはあるのかなと。
ま、とりあえず最後まで読みますし、面白くないとかそう言うわけではないですからね。
主人公が出来すぎててなろうと違う意味で失敗しないのでカタルシスに欠けるのかなぁ。
なろうは出来すぎてるんじゃなくて、周りが勝手に出来すぎてると認識するだけと言うか。
うーん…まあ表現が難しいですねこう言うのは。
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