グラブル こくう、しんしん。

取り急ぎ、後半も終わったので適当に感想を。
今回のイベントは6周年の区切りイベントに当たるんですかね。
十天衆、特にシスを基軸としたストーリーになってました。
なんでシスなのかはまあ正直なところ良く判りませんけど…。

いや、シス好きですけどね。
今の闇パだと正直外すって言う選択肢ないぐらいには強いし。
適当にアビ使って雑に殴って上限叩いてるのはシスぐらいですからね。
そう言う意味では好きだし強いしストーリー的には期待って感じなんですが、
なんでまた十天衆のうちシスが選ばれたのかな、と言う気はしなくもないです。
それこそ、今回エッセルとカトル（の星屑の街）も関わってきたりしますが、
主人公的な扱いで言えば他のキャラクターでも良かったかなと思いますしね。
十天衆は古いキャラだし、バックボーンがあるので、誰でもその辺は良いよなーと。

ま、そんなわけで今回はシスがメイン、エッセルとカトルの設定がそこに乗っかってる感じでした。
シスの過去と、現在進行系のエッセルとカトルの星屑の街をマフィアから守りたい云々。
っていうのを同時に進めてた感じですかね…他のキャラはその引き立て役な所はありましたが。
ただ、前から感じてましたが、どうしてもエッセルとカトルの相手がマフィア…ってのがね。
一応全空最強の名を触れ回ってる十天衆がたかだかマフィアに苦労するってのがなぁ…。
もちろん今回も含めて、星屑の街の子どもたちを守るために、と言うのが前提にあるので、
マフィアを相手にしてしまえば子供を盾に取られる可能性が…ってのがあるんでしょうが。
ぶっちゃけ、そんなものすらねじ伏せるぐらいのパワーが十天衆にはあるような。
そんな感じがしてたので、そこがちょっと残念な感じではありましたね。

なんと言うかこれが七曜相手とかなら名前の格が落ちなかった気もしますが…。
マフィアかぁ…みたいなね…言っても仕方ないんですけど。
何よりウーノの育ての親であり、これまたマフィアを組織してるレイの絡みもあるんですかね。
つまりマフィア、というものの格をそれなりに保持してないとダメだったっていうところが。
仮にそうだとしたらマガザン（だっけ）にもネームドのキャラがもう少し欲しかったですね。
ネハンがその役を担ってますが、どちらかと言えば彼はシス絡みでしたし。

あとは同じ意味で秩序の騎士団。
ヴァルフリート、モニカ、リーシャしか名前有りが居ないのがなぁ。
ヴァルフリートが強い…と言うかシエテとやった時、両者全力じゃないことも解りますけど。
十天とやり合う、みたいなレベルのキャラクターが少なすぎるのがなーと。
後システム的に十天全員、モニカとリーシャもジータちゃんの騎空団に居るので、
全体的にこう身内間での争いに見えてしまう所がありましたね。

ま、ムゲンも含めてネハン（マガザン所属）が仕掛けたってのも判るんですけどねー。
ムゲンとネハンの掘り下げも含めてもう少しボリュームは欲しかったかなとは思いますし、
結局エッセルとカトルも自力ではどうにも出来ず、スーオファミリー（レイの組織）に助力を請う。
と言う展開だったので、そう言うところも含めて若干十天衆の格が微妙な感。
ただまあそれとは逆に、シエテはまだまだ底を隠してそうな所が見て取れたり。
オクトーやフュンフのキャラクター性も良く見えたのは良かったと思います。
ま、シエテも含めてムゲン、ジータちゃん（グラン）は特別な存在っぽいですね。
どう見てもDBでも見たのか、青髪に変化する辺りがですけど…。
他にもそう言った存在が居るのかは今の所のシナリオじゃ判りませんでしたけどね。
仮にそうだったら、シエテだけ十天の中でも抜けてるので、果たして十天と言う組織とは…。
みたいな矛盾もある気がしますが。

良く考えたらシエテは前から剣聖（だっけ）出せば一人十天とか言ってた気がしますけどね。
そう言う所も含めてますます空のパワーバランスが謎にはなって来てた感じはしました。
後シスの話については一応、ネハンとの確執が収束したので一区切りかなと思いますが。
今度はムゲンとネハンの絡みがあるので結局ストーリー単発で終わってねーじゃん、的な。
十天衆シスとしての物語は一応終わり、とも取れますけど…。

と言う訳でそこまで悪くはなかったですが、色々格が落ちたりとかもあったので。
出来れば十天はゲーム上ではなく、設定上もう少し強化して欲しい気はしますね。
設定的な意味でのパワーアップイベントと言うか…。
少なくともレイに簡単に操られるような存在のままではちょっとなーって。
それだけレイの力が強いってのを判らせたいシナリオだったんでしょうけどね。