WHITE ALBUM2 -closing chapter- その3。

そう、デジタルノベルを(今更)読んだよ!
いや、CCの本編の方をやる事しか頭に無かったんだよ!
すっかり忘れてて、そういえばと思って本編中断して読んだ。
いや…うん…あー…あんまりこう、言葉に出来ない出来だったな。
悪い方で言葉に出来ない、と言うわけではない事は確かだけど。

とりあえず『雪が解け、そして雪が降るまで』と『歌を忘れた偶像』どっちも読んだ。
それぞれかずさ視点、雪菜視点の短編(?)のデジタルノベル。
まーほんと何て言うんだろうなー、二人の内面的なものというか…。
二人が何を思ってその時期を過ごしたか、が凄く良く判る内容だった。
判りすぎて逆に読み続けるのが躊躇われるほど、良く判る内容だった…。
かずさと雪菜の、その二人の感情が別々の所、別々の時間軸で描かれてて。
なんていうかなんだろうなぁ…判ってたけど二人が春希の事を好きだ。
と言う事が端々から伝わってくる、そんな内容だったんじゃないかなぁ。
ただ、その好きだ、の意味合いは普通ではない部分もあるんだけど。

かずさのエピソードの方は本当の意味でICの裏っかわ。
春希とかずさが出合って、ギター…音楽を通して近づいていくくだりで、
ICをやった後、その裏側を知るのに丁度良いサイズのエピソード。
逆に雪菜の方はあの時からCCの始まりまでの、雪菜のエピソード。
こちらはCCをやる上で読んでおくべき、そんな物語になってたかな。
どっちも大事というか、薄々読まなくてもわかる事ではあるんだろうけど。
きちんとそれを文章として認識すると、また違う感慨深さと言うか。
二人の過去と今を繋ぐ、その部分がより良く理解出来る感じだった。

後ね、単純に二人とも可愛いというか。
まーこのエピソードだと雪菜の場合、嫌な部分ってのが描かれてるんだけど、
それを含めてなんかこう、雪菜を可愛いなと思えてしまうし、
当然だけどかずさが可愛いというのも良く理解出来るんだよなー。
単純にこのエピソードを描くだけのバックグラウンドがきちんとあって、
それをこういう形できちんと表現できる事が凄いとも思う出来。
というかこの2本だけでも十分ボリュームあると思うんだけど…。
これがまったく、ストーリーの一部でしかないと言う事が凄い。

それとかずさと雪菜での対比か。
かずさは春希の嫌な部分を先に見つけて、それから好きになっていって。
雪菜は春希を好きになってから、嫌な部分を探してる…みたいな。
そういう二人の”違い”が描かれてるのが非常に良かったんじゃないかなー。
それでも共通してる部分は一つだけで、今もなおそれが前提としてあって。
これを読むことで、よりCCに期待感をもっても仕方ない、そんな出来だった。

まー読まないという選択肢はなかったな!
単に忘れてただけだけど…というかCCをやる事に逸ってしまった。
単純に二人をよりよく理解する、と言う面から見ても大事なエピソードだし、
二人がどういう感情で動いてるのかを良く理解出来るエピソードだし。
まあ…そりゃ嫌な部分もありつつ、でも読まないとダメなそんな感じ。
あ、後武也や依緒の良さも良く出てたのが非常に良いと思うよ!
なんだかんだでこの二人も居なきゃなぁ…って感じだった。

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