Awakening Promise/上原歩夢(CV.大西亜玖璃)

アニメ虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会、挿入歌第4弾。
という扱いですが、3人ずつの3曲に加えて歩夢のソロ2曲目、それと全体曲ですね。
全体曲は言わずもがな、最後に使われたもので、アニメとしては初の9人曲。
時系列(曲とかのね)がどうなのかは判りませんが、OPやEDと違って作中で歌われた。
という事を考えたらこれが虹ヶ咲9人としての1曲目と言ってもいいのかなと思います。

・Awakening Promise/上原歩夢(CV.大西亜玖璃)
アニガサキソロ挿入歌なんと10曲目、歩夢のAwakening Promise。
っていうか歩夢が重要なのはわかってましたが、まさかソロ2曲目ぶっこんでくるとは。
まあ…1期(あえて1期呼び)では歩夢と侑の関係性がどうこうってのは大事ですからね。
Dream with Youの対になる1曲があっても良かったのは間違いはないです。
ただこの曲はあくまでも歩夢の心の内の移り変わりを描いたもので。
そう言う意味でそこまで爆発力がある曲、と言うわけではなかったと思います。
あ、曲としての良さっていうのは十分あって、そう言う意味ではなくですね。
曲としてのイメージというか…歩夢が侑に語りかけるようなそんな曲というか。
どちらかと言えばメッセージ性が強かった一曲だなと聞いてて思いましたね。
歩夢がその決意を、侑に歌として伝えてると言うのが一番のポイントなので。
そう言う部分を抜き取ってみれば凄く良い曲ですよ。
アニメ1話から見て、歩夢の想いや侑の想いがあってこの曲に繋がる。
それらの意味をしっかりと汲み取れるかどうかが重要なんだと思いますしね。
・夢がここからはじまるよ/虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
上でも書きましたがアニメの作中で初の9人曲です。
アニメ外、特にOPED以外でも無敵級のカップリングで未来ハーモニーもありますが。
あれらもMVを見るとどの立ち位置なのかってのは良く分かるんですけどね。
それ以上にアニメとして、そのアニメを締めるための9人の1曲というか。
OPの虹色、EDのNEO SKY、その2曲もメッセージ性は強いんですけどね。
それよりもなお、この曲にはアニメ13話分の9人のメッセージがあるのかなと思います。
まあ単純に虹色ははじまったときのキモチのイメージが強い曲ですし。
NEO SKYはどちらかと言えばこのアニメが終わった後の曲だと思いますしね。
だからアニメの作中で、9人が侑に伝えたいことを描いてるのがこの曲ですからね。
加えて侑が作曲した(作中的にはですけど)あの曲の可能性もあったりするので。
それに隠れながら9人が歌詞という肉付けをして、ってんならまさにエモい。
何よりこの曲に関してはアニメのあの入りを見て欲しいと思います。
歩夢の前口上が凄く大事で…。
あなたが私を支えてくれたように、あなたには私が居る。
この想いは一つ、だから全員で歌います。
このセリフは色々なものが含まれてるのかなと思いますよね。
アニメでは特に歩夢と侑の関係性がピックアップされてましたが。
それだけじゃなくて、虹ヶ咲のそれぞれのメンバーは侑に支えられてた部分があって。
特にそう言う部分に関してはスクスタ含めて、元々がソロっていう部分が大きくてですね。
アニメの時系列とは違いますが、それぞれ侑と各メンバーの関係性が大事なんですよね。
で、だからこそ今回、一番前に立ってこのセリフを侑に伝えるのは歩夢だったわけなんですが、
他の8人にとってもその思いは同じで、だからこそ「あなたには私が居る」なのかなと。
つまり私達、と言わなかったのは歩夢の独占欲とかそう言う事ではなく(それでも良いですけど)、
ステージに立つ9人が、それぞれ同じ様に侑を想っているから、私が×9なのかなと。
私達が、だと侑一人に対して9人全員でという構図になってしまうと思うんですが、
アニメのこの段階では衣装がバラバラな様に、まだ一人一人対侑なんですよね。
だから単純に、8人それぞれのセリフを代弁したのが歩夢というだけであって、
皆が皆、侑に支えられて、またこれからも支えて行ければ良い、ということを伝えたい。
そう言うMVなのかなぁ…とってこれは曲の感想ではなくアニメ、MVの感想ですね!
曲としてはイントロが好き過ぎて。
あの静かなピアノのイントロをバックに歩夢のセリフ。
9人全員が合わせた「あなたのための歌を」から音の種類が増えて行く所。
正直前口上があってもいいし、なくても(フルサイズね)凄く良い曲です。
俺がこう言うピアノイントロとか好きだっていうのもあるのかもしれませんけど…。
ピアノイントロとか、単楽器の所に音や歌声が重なっていくの好きなんですよ。
特に虹ヶ咲は一人一人が曲に乗せるものがあるからこそ凄く良い。
個人的には虹ヶ咲の中でも純粋にトップと言ってもいいぐらい好きな曲です。
歌詞もしっかりと虹ヶ咲の軌跡と、これからを描いてるのが判りますしね。
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