スクスタ移管。

うーむ…まあ何というのかな、仕方ない部分はあるのかなぁ。
と言う気がしますが、移管先がちょっと良い噂を聞かない所ですし。
正直な所、コストに回収が見合わないのは判ってるのでサ終でも仕方ないのかな。
そもそも、なぜそうなったのか…と言う所を議論しないとどうにもなりませんが。
まあ、おおよそ言われてるのはストーリー部分が大きいですね。
確かにあれはね、正直な所あまり見てて楽しいストーリーではなかったです。
とにもかくにもラブライブ! っていうのは、キャラクターを厭味に描かないほうが良い。
と言うかアイドル作品ならぶっちゃけどの作品でも同じなんですけどねー。
そのキャラクターが好きな人が居る限り、特定のキャラだけ下げる。
って言う描写はNGなんですよ、そもそもの問題点としてね。
ただ、これは逆に言えばどうあがいても平坦な物語になりやすいんですね。
要するに物語のトラブルやストーリーの起点になりやすい部分がガクっと減るので。
もちろんそれ以外の部分で物語を描いて、上手くコントロールするのがライターの腕です。
とは言えアニメを見てもらったら判ると思いますが、やはりなかなかそれは難しいんですね。
特にこういった作品においては出来る限り主キャラ同士は仲が良いほうが良いですからね。
つまるところ今回のストーリー上に関しての問題は、物語においての起承転結をつけたいが故に、
どうしても割りを食っちゃうキャラクター(大凡栞子を筆頭に愛さんや果林)が出てしまった所。
それから、本来ならそんなキャラクターじゃないじゃん、っていうキャラ設定の改変が起きた事。
その辺りが一番大きな(ストーリーしての)問題なのかなーとは思いますよ。
これが例えばその設定改変を行ったのがいわゆるGODなら仕方ないんですよ。
だってキャラクターを産み出したのはGODだから、GODの考えがイコール設定だから。
でもそうじゃなくて、今回は公式でもなく、蟹でもなく、外部委託のライターだった…。
と言うのもどうしても受け入れられなかった要素の一つ何じゃないかなと思いますよ。
他人のふんどしで相撲を取るどころか、他人がふんどしをパンツに変えたらそりゃねって話。
ただ、そうした理由も物語を読んでいくと判らなくはないんですよね。
ラブライブ! って言っちゃ悪いけど物語としての爆発力、ってのはないんですよ。
だからそれを演出するその為の布石…って言われたら判らなくはないんですよね。
でもこれは判るだけであって、例えば自分が好きなキャラが仮にその犠牲になった。
って考えるとやっぱりNGなんですよ。
本当にそれだけの話。
さて次にゲーム部分。
これはなぁ…正直音ゲーから移行したかった理由ってのを先に述べれば判らなくはないんです。
音ゲー、特にアイドル系の音ゲーってのはぶっちゃけもう飽和してるんですよね。
他のアイドルモノがあって、プロセカとかも出て、もう音ゲとしては浚うパイがかなり少ない。
だからこそ別のステージとしてのゲーム性を、っていうのは開発としては判らなくはないです。
そうしないといつまでたっても競合するし、ソシャゲ自体だんだんパイが減っていくのにって意味でね。
故にこちらの問題点は基本的には3DMVへのコストがかかりすぎたことかなと思います。
ぶっちゃけダンスムービーを見る、という点に置いては別に悪いものではないんですよ。
ただ、もともと蟹自体が3Dに強い、技術やノウハウをめっちゃ持ってる開発じゃないでしょ?
だからサイゲと違って、そう言った部分のノウハウの蓄積からのスタートなんですよ。
故にどうしたって開発は遅くなるし(その結果がアニメ中にすらリリースできなかった部分)、
リリース後もどうしてもいろんな障害で3DMVを次々実装出来ないってのがあったのかなと。
ただね、これも言っちゃうと蟹がスクフェスで得た利益を投資してなかったのも問題で。
先を見るのであれば、ラーメン業なんかやらずにそう言った技術部分への投資が必要でしたね。
例えばサイゲを見たら判りますけど、技術部分への投資(先を見て)は凄いんですよ。
もちろんその脇でクソみたいなグランサイファーとか作ったりはしてたんですけど。
でもね、それをしても許されるだけの体力っていうものがあったってのが大きいんですよ。
でも、それを他のメーカーが真似したらダメなんですよ、基本的にはね。
逆にこの部分として蟹を擁護するのであれば、3DMVは実際の振り付けが必要だって事。
既にライブを行っていて、キャストが披露してるμ’sたちは別に良いんですよ。
でも、本当に実装したい(主導のプロジェクトである)虹ヶ咲の振り付けはその時既にあったのか?
ってなると、当然ですけどまだないものだって山程あったんじゃないかなと思いますしね。
そうなるといくら頑張ったって蟹にダンスムービーは作れないんですよ。
虹ヶ咲もラブライブとしてのプロジェクトである以上、振り付け等々は公式的な物が必要ですからね。
だからどうしたって2Dで実装するしかなかった…ってのはあるんじゃないかなーと思いますよ。
と言うわけで、スクスタがダメだった特に大きい点はこの2つ。
まー課金購買欲的な部分ってのもあるのかなとは思いますけど…。
それに関してはゲーム性が上手く行ってないと難しい部分も大いにありますからね。
ま、これを今更言った所でって話ではありますけどねー。
結局の所こう言ったものはある程度蟹も色々理解はしてたと思いますし。
それでも外部ライターに任せっきりにしたり、キャラの崩壊等々をそのままにしたり…。
みたいな所はどうしたってマイナスポイントにしかならないわけですからね…。
ただ、正直イラストはとても良かったと思いますし。
3DMVもそんなに悪かったわけではないと思いますしね。
速度の問題はあるにせよ、全く見れないわけではなかったので…。
まーやっぱ続けよう、って言う意欲を集められなかった部分が大きいのかなと…。
で、それはもうマイネットゲームに移行移管したら無理ゲーですし。
そうなふと今から売り出したいLiella! とかどーすんだろうなーって話ですよね。
ま、難しい話ですね。
ただラブライブ! がIPとして全然人が居ないのかと言われると正直それはないと思いますし。
まあ一時期ほどではないにせよ、カウントダウンライブとか見る限り人居ますからね…。
新規はともかく、結局そう言うふうにライブに参加する層を捕まえ続けておけなかった。
って言うのが総合するとやっぱり問題としては一番大きかったんじゃないですかね。
結局そう言った層を確保したまま、新規を増やさなきゃ意味ないですからね。
それが出来てなかったのは間違いないと思いますしね。
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