またなろうを買って来た。

なろうを買って来た、ってのはおかしな話ですが。
まあ…概念的な意味でのなろう、って事で許して下さい。
またいくつか(と言っても今回は2作か)買ってきました。
ひとつ目は雑用係の下剋上ってやつ。
本好きと同じTOブックスかな? あそこからでてるやつ。
ともすれば本好きのスピンオフに聞こえなくもないタイトルですね。
ギルドで冒険者を目指してるけど、実力がないから雑用してる主人公が、
開花(?)した雑用スキルで無双しちゃう的なノリの設定になってました。
まあ…設定自体は別にそこまで嫌いとかではなかったですけど…。
そも、そのギルドのメンバーは他のギルドの奴らに比べて武器の保ちが良いなとか。
作ってもらった(作らせた)衣服の質が良いな、とか何も感じてないのが凄い。
冒険者だろ? 武器や防具、はてはアイテムや寝泊まりの質は気にするだろ…。
って言うのがまず個人的に読んでて突っ込みたかった点かなー。
ただ、これを突っ込んでしまうと、誰も主人公の雑用スキルが凄いことに気づいてない!
という大事な部分が使えないので、結果そのギルドの冒険者をバカにするしかないんですね。
別に元々、雑用スキルしか持ってない人間は底辺みたいな風潮がある世界なんだったら、
別にちょっといいシャツがつくれようともおめーはそんなもんなんだよ! で良い気もしますが。
後はまあ、割とご都合主義的に進んでいくので…。
主人公も実は元王族みたいなのもあったりするので…。
キャラクター自体はまあそこそこ可愛い気もしますけど。
最初から勘違いしてるだけで最強! みたいなノリなので今後読み応えがあんまりなさそう。
ふたつ目、異世界領地改革。
こっちは普通に転生もので、子供時代スタートでした。
個人的には異世界者、加えてスローライフや領地経営モノは子供時代スタートの方が好きです。
なんでかって言うと、急に現れた青年に領地の経営なんか普通渡さないだろって話なので。
んー…こっちはこっちであれですね、土魔法が何故最弱なのか謎。
火や水や、といった属性であれば魔術師として戦場に出られるけど土は弱いから蔑まれる。
って言う時点で、なろう独特のなぜか土属性は雑魚パターンだなーって感じでした。
そもそも土属性が雑魚って言うのが全く良くわからないんですけど…。
だからこそ、土は雑魚にしといて周りが気づいてない部分で無双する!
ってパターンが、なろうの土属性弱いスタイルには多いと言うかそれしかないですね。
でも土属性って特に何も考えなくても強いですし。
槍衾上に地面隆起させるだけで騎兵の突進とまりますやん。
城壁や崖上から特になんの整形もしてない岩生成して落としたら行軍止められますやん。
進軍先に泥沼(これは無職転生でルーデウスがよくやるやつね)作れば時間稼ぎも可能だし。
そもそも、岩、なんてのは物理的な要素が大きいんだからただただぶつければ良い。
魔法障壁で弾かれた! みたいな火みたいなイメージじゃなくて、物理で殴れるわけで。
どこまで言っても強い属性だと思うし、挙げ句壁だの石畳だの作れるのに冷や飯食わされてる。
ってのはあんまり良くわかんねぇよなぁ…ってのはいつもなろうの土属性見て思いますよね。
いや、仮にタイルしか作れなくてもそのタイル飛ばしまくってたら良くないか説。
と言うわけでまあ属性の強弱でのつっこみもありますが。
基本的にはヌルヌルっと領地を、少年が都合よくチート土魔法で改善していくだけの話でした。
貴族モノなので、そう言った部分を愉しめばそれなりにって感じかなーとは思ってます。
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