ブレイクブレイド 1。

ブレイクブレイド  (1) 著:吉永裕ノ介

ブレイク ブレイド 1巻 (Flex Comix)

ちょっと前にちゃん様に勧められて。
本屋に寄る機会があった時に見つけてつい買ってしまった。
10巻ぐらいまで出てるっぽくて中々読み応えがありそう。
とりあえず今の所4巻まで買って読み終わってますが。
まあ、ぼちぼち気が向いた時に感想書いていきます。

とりあえず、単純に面白かったです。
ジャンルとしてはなんだろ、ロボットものに入るのかなぁ?
ただ、そこまでメカメカしいわけじゃないというか、
石英がかなり重要な意味を持つ設定なのが面白いですね。
機体デザインもスタイリッシュというよりかは、重みがある感じで。
こういうのも中々見栄えがいいよなーってのが第一印象。

設定も中々面白かった。
普通この手の作品だと、偶々力を持ってるから主人公。
になるのが普通だけど、この作品だとある種世界のはぐれもの。
石英をコントロールする事が出来ない、魔力を持たないキャラ。
何を操作するにもその魔力が必要な世界での無能力者。
って言う時点で、この主人公へ向けられる視線って言うのかなー。
それが、力を持ってる人間への逆だってのが良く判るよね。

事実、親友でありこの国の国王であるホズル。
その親友だという事象があってもそういう目で見られてて。
だからこそ、この世界での無能力者の位置づけが良く判る。
そうやって判るからこそ、ライガットがホズルやシギュンに好かれている。
たとえ無能力でも関係なく、良い友人であるというのも判りやすくて良いね。

まあ、その後のストーリーは王道というか。
ライガットが特別な古代のゴゥレムを動かせるわけですが。
…まあ、その辺は捻りがあって良いと考えれば良いかなー。
ライガットが乗ったのはどうもいわゆる普通の機械っぽいですね。
1巻だとどういうポジションなのか今一良く判らなかったですけど。
単純にあの世界でのオーパーツ的な存在っぽいですね。
他にそういう、同じ様な存在があるのかは判らなかったですが。

いやーしかし、ライガット、ホズル、シギュンの関係が結構面白いね。
無能力者のライガット、国王なのにその友人のホズル、それとシギュン。
1巻ではそんなに出なかったけど、なぜか敵対してるゼス。
元々この4人が凄く仲が良かったんだろうなってのが、
扉絵や回想の端々から見て取れるんですよね、これ。
要するにその、仲良かったのになぜか敵対してるゼス。
という所がきっと重要なポイントなんだろうなぁ…と。

しかし1巻読む限り、誰がヒロインなのかわかんないな。
ヒロインかと思ったシギュンは既にホズルの妻なわけで…。
それ以外だと敵側(ゼスの部隊)の女の子しかいないし。
まあ、もしかしたらヒロインとか居ないのかもしれないけど…。
とりあえずシギュン様を愛でる作品になるのかなぁ、これは。
1巻の次点で既に可愛いって言う…でも人妻って言う…。
人妻属性がない俺は一体どうしたらいいのか…!

ま、ともかくストーリーに関しては次巻以降からかなぁ。
今の所、ゼスがどうして仲良かった3人の国を攻撃してんのか。
って所が今一良く判らんというか…なんかの罪がとか言ってるけど。
その罪ってのはかつての友人の国を滅ぼさなきゃいけないほどなのか。
その辺が語られるのを楽しみに待つ事にしましょう。

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