WHITE ALBUM2 -closing chapter- その6。

うーん…まあ、いろいろあってタイトルはその6です。
結構この辺、扱いが難しいなぁ…という感じがしなくはないんですが。
これはもうどうしても感想を書くと仕方がないんじゃないかなぁ…。
って感じですかね…ちなみに折り畳みは基本ネタバレ含むよ!
と言う扱いなので、その辺に関してはその1から一貫してますが。
と言うかゲームとかの感想でネタバレにならない部分ってあんまりないし。
基本的には、こういう冒頭部分以外は全部折り畳みになるよねって言う。

さて、まあタイトルがその6なんですが。
これなーどうしようか迷ったんだよなー、非常に難しい問題なんだけど…。
と言っても、ぶっちゃけ次の部分の感想を書く時には100%避けて通れないんだけど、
正直これ以降の部分はタイトルである種のネタバレが発生しちゃうんですよね。
『WHITE ALBUM2 -coda-』っていう風にタイトルがなっちゃうから…。
どうしたって、ccの後、codaと言う部分がありますよって言う。
そういうネタバレは不可避な感じがして、非常にどうしようか迷った。
って事なんですが…まあ、どうしたって仕方ないのかなー、と。

というわけで、今回はcodaのノーマル部分の感想を書いていきます。
恐らく次はcodaのかずさルート、もしくはcodaの雪菜ルートになると思いますが、
個人的にはこのゲーム自体が雪菜の為のゲームだと思ってるので、
順番的にはかずさ、雪菜…と続く感じになると思います。
その時の感想のタイトルはもう仕方ないのかなぁ、と思ってますが、
やっぱりタイトルの時点である種のネタバレってのは避けたいよね…!

さて、まあその辺をいつまでも書いてても仕方がないので。
とりあえずcoda、ノーマルエンドの感想に入って行きたいと思うんですが…。
正直、このルートに関しては、最悪だったんじゃないのかなという結論に。
もうなんていうか何もかも最悪だよ! 最悪で台無しだよ! って言う感じ。
勿論、心情的には仕方がないと思う、だからこそやっぱり最低のシナリオ…。
と言う評価を(シナリオではなく春希に)与えるべきシナリオでした。
ちなみに最初に雪菜ルートに入るのがイヤだったので攻略サイト見て、
なんかノーマルをやらないと…みたいな事が書いてあったので、ノーマルです。

まずね、何にもこれっぽっちも解決してない。
解決してない所か、三人の心情と言う点で言えばccの最後よりも後退してるよね。
少なくとも、メインであるべき三人の誰かが先に進めたのか…。
と言う点を考えると、誰も進めてないどころか、後ずさってるよこれ。
まあ…最後の最後はある意味進んだのかなぁ…という気はするんですが、
それはあくまで見せかけとしての関係が進んだだけに過ぎなくて。
本当の意味で進んだのか、って言う部分は進んでないと明言出来る。
そのぐらい色んな意味でどうしようもないシナリオ…ルートでした。

ただ、だからこそノーマルエンドだったのかもしれない。
三年前…むしろそれよりも前から続く、傷の付け合いをそのまま残した。
そのままの三人で進んでいく、と言う事が描かれてるルートと言うか。
要するに誰も彼も…それこそ武也や依緒まで含めて進むことがない。
むしろ進む事さえも、お互いに傷をつけてしまうという事になりかねない。
だからこそ上辺だけ、見かけの部分だけ取り繕って終わる。
そんなシナリオだったんじゃないのかな、って感じでした。

春希は結局かずさへの想いも捨てられないまま雪菜と結婚して。
雪菜はかずさとの仲も修復せず、春希にある意味疑問を抱いててもそれを言えず。
かずさは春希を好きだと言い、それでも雪菜から奪い取れなかった。
だってこうやって事実だけ書くと、三人の誰もが前に進んでないよね。
これって結局三年…五年…出会って三人になった時から何も変わってない。
まあ、強いて言えば春希は上辺だけでも結婚を決意した事、
色々あっても雪菜はそれを受け入れた事、
かずさは好きだと言えた事…それが進んだ部分になるんだろうか。

でも、見たら判るけど、やっぱり誰の傷も塞がってない。
それどころか、それよりも大きな傷が三人の誰にもついてしまったというか…。
うーんまあ、それが狙いだったのかな…というのも理解出来るルートだけど。
なんていうか、進んだというよりは退いた、って言う感じがするような。
そんな感じのシナリオだったんじゃないかなー、という感想。

しかしあれだね、こんなに作中で時間経過がある作品って珍しいよね。
最初は高校生、大学生、社会人…それを経て結婚しよう、って言う部分までと言うか。
あんまりこういったゲームでそういう風な変遷を描く作品ってのは多くないし。
そういう意味じゃやっててある種かなり新鮮な感じがするのは良いんじゃないかな。
まあ…なんていうかその分、社会人や結婚までシナリオ中に含まれてるのを見ると、
なんかすげー感慨深いというか…そんな感じがしないでもないんだけど!
エピローグで結婚、とかならまああるかなぁ、って感じではあるんだけど。
と思ったけど、良く考えたらCLANNADが高校生から結婚、その後だったな。

というわけでこのエンディングは、春希の進歩のなさを見る為ののもの。
って言う風な評価にしておくのが、一番しっくり来るんじゃないでしょうかね!
勿論それに加えて、かずさがずっと秘めてた事、ってのもあると思うけど。
それ以上に春希が全くあの時から何も変わってないと言う事を見れる感じ。
まー…最後の最後に流されなかった分進歩してるんだろうかとは思うけど。
今後の事を考えると、やっぱ春希は春希だなぁ…って感じもするし。
それはある種仕方がないのかなーと言う気もしないでもない。

ので、こっからはさくさくっと次へ進もうと思います。
恐らく、どっちのエンディングを先に見ても、色んな意味で思う所はあるだろうし。
あんまり俺が好きじゃない部分を見なきゃいけないってのはあると思うけど。
まあ…WAと名前がついてて、それを始めた時点で避ける事は不可能なわけで。
そういう意味じゃ、展開の山場とか、前提は見えてるといえばその通りか…。
何にせよ、とにかく残り二つのルートには色んな意味で期待しておきます。
三人にとっての最良が、最高が見つかるのかどうか。
それとも全く見つからないのか…それはまだ判らないですけどね。

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