と言う訳で、前の日記書いてから違う事しつつぼちぼちやってたら終わった。
うーん…なんだろう、なんていえばいいのかなー、ちょっと文章にしづらい。
取り合えず最初にクリアする事になったのは佳織なわけだけど、
確実に言える事は、このシナリオだけを考えると短いって事かー。
まあ、その辺もあわせて以下ネタバレなんで折り畳んでおきまする…。
で、まあ何が難しいって、これ要するになんだよ? って話。
なんだろう、最後シーンからすると、あくまでこのルートは過去の話で、
それを思い出してる…ってのが一番近い表現になるっぽいわけで。
まあ、要するに奏と佳織が付き合い始めて、って所が佳織シナリオで、
その最後が、佳織が事故によって植物人間(かな?)になる。
そこまでがこの佳織シナリオの記憶…みたいな感じっぽいのかな。
最後のシーンを見る限り、本筋の時間軸は2022年にあって、
そこの奏が思い出してたのがこの2008年の時間軸の話。
で、まあ今の所憶測になるわけだけど。
佳織が事故にあっても、愛理、凪沙…まあケニーと奏もか。
この4人は、佳織がいなくなる、という事を諦めなかった。
だから4人は色々な手段(知恵、金、技術)をなんとかして、
2022年に精神移植をしたが、その試み自体は失敗した?
って所が佳織シナリオの最後のあのシーンになるのかなー。
で、その副産物(かどうか判らんけど)として、なにかを過去へ送る扉?
みたいなものを発見して、それを今から使おうとしている…と。
で、もう一つ大事なのは、その過去に送るものは人間であり、
2008年の時間軸で存在していた、古川ゆい、に当たる…って事かな。
ただ、ここでいう2022年軸のゆいが、イコール2008年のゆいなのか。
ってのは奏も言ってたけどまだ判らないって事になってるっぽいのか。
でも自分たちの記憶の中には、2008年に存在したゆいという記憶がある。
だからその試み自体は成功している…って事なんでしょうか。
うーん、これ早い話がいわゆるタイムパラドックスものですかね?
時系列的に今の所の情報をぱらぱらっと考えていくと、
2008年に奏と佳織が付き合いだす、同年佳織が事故にあう。
事故にあった佳織は肉体的には生存している状態だけど、
精神的に戻ってくるかどうかは不明、生命維持には莫大な維持費。
奏は諦めかけたかけたけど、奏の周りには色々な技術、知識がある。
その技術を解析、知識を使ってまず本筋としては、
佳織の精神を、別の肉体に移植する技術を得ようとした。
でもそれは失敗、変わりに副産物として過去へ行ける技術を得た。
だから過去へ誰かを送って、過去をどうにかして変えよう。
って事なのかなー、まあ佳織ルートのここまでだと判るのはそれぐらい。
ただ、正直これ…うーん、どう説明すればいいのか判らないけど、
正直出してる前段階の情報がまだ今の所不足しててわかりづらい。
例えばその、凪沙先輩が弄ってる機械(だかAIだか?)とか、
奏の両親の研究がなんなのか、頼れる技術の分野だったのか。
そういった所がほとんど意識的に描かれてなくて良く判らない。
端的に言えば、そういう技術あったんでなんとかしましょう!
って急に言われて、はいそうしましょう! って感じと言えばいいのか。
どうせならもう少し本編中で、その辺を色々こじつけでもいいから、
こういう技術を研究してる、こういう変な機械(AI?)がある。
ってのをもっと意識的に記憶できるぐらい前面に出しても良かったような。
まあ、一応凪沙先輩のAIだかなんだかは説明出てきてましたけど。
ただあの時点の説明だと、それが重要なのかってのが謎過ぎるし…。
んー、良く判らん!
って言うか全てにおいて描写が足りてないと思う。
ライターの力量の問題なのかどうかは判らないんだけど、
もしこのレベルの描写で足りてると思ってるならちょっとなーって感じ。
例えば日常一つとっても、もっと色々感情移入できるようにした方が良いね。
簡単に言えば、奏以外のメンツ…愛理、凪沙、ケニーか。
この3人と佳織との関係をもっと見せた方がシナリオ的に良いよね。
でないと、愛理がそこまでする意味が判らんし、凪沙も同じ。
勿論、この全員が仲が良い…ってのは判るんだけど、
もっとその仲が良い事に対しての描写を入れても良かったと思う。
勿論奏と佳織の関係も同じ、もっと丁寧に描いて良い所じゃないかなぁ。
うーん…ま、全体的に情報不足で良く判らない。
ただ、とりあえず起承転結なら起だった、ってのは判る。
佳織が事故で植物状態になる所までが、要するに起なんだよね。
で、それに対する承が2008年から2022年までの奏、愛理、凪沙、ケニー。
転は多分そこから過去に対して送られたゆい、それと過去の記憶。
最後に結が、過去を変えて、未来の変わった2022年…と。
まあ、ここまで予想しておいてなんだけど、モノはいいと思うなぁ。
設定に関して言えば完璧にこれを描ければ面白いと思うけど。
いかんせん、佳織ルートやった感じ、描写不足な匂いを感じる。
うーん…これもまた勿体無い勿体無い作品になるんだろうか…。