失われた未来を求めて ゆい(True)。

これまたさくさくっとゆいTrue終了。
重複部分をSkipしたら15分~20分ぐらいだった。
まあ、大まかに言えばほとんど同じルートだからねー。
読むべき所、をしっかり抑えておけばそれでいいと思う。

さて、ゆいTrue。
とりあえずゆいシナリオのTrueとしてはアリな終わり方だったかな。
まず、基本的にゆいときちんと心を通わせる事が出来た事。
因果の鎖を断ち切って、佳織が意識不明にならなかった事。
この2点を挙げ連ねれば、凡そTrueに足る…と言えると思う。
だからこのシナリオはゆいTrueと言っても差し支えがない、って事で。

ただ、これが全てではない、って事が一つかなー。
この世界ではゆいと心を通わせたとはいえ、ゆいの存在は消滅する。
つまり佳織が助かった事による事で、そこでゆいとの因果が断たれる…。
って言う扱いで良いんじゃないかとは思うけど、そういう事っぽくて。
でもこの4周目? だと、奏にとってゆいはかけがえのないもので…。
だから佳織が助かった、その”後”をどうするか…って事がポイントかな。
そういう意味でこのシナリオはまだ途中、という方向性。

ただ…まあ佳織が助かった事の理由が今一かなぁ…とは思ったけど。
要するに未来の奏が過去の奏として統合される事で、未来の奏は消えるけど、
記憶を持ったままの上に、奏が死ぬ因果は未来にはないわけだから、
故に過去で奏が危険を冒してバスを止めても、奏が死ぬ事はない。
…って事なんだろうけど、因果が断ち切れた理由は良く判らん。
単純に未来の奏が過去へ飛ぶ事がポイントだったって事だろうか?
あまりその辺がきちんと描写されてないから謎のままだけど…。
大まかに言えば、これまでループしてきて、因果が少しずつ変化して、
その結果の集大成として、奏が過去に飛んで佳織の鎖が断ち切れた。
って所なのかなぁ…まあそう思っておくぐらいしかない気はするけど。

あ、未来の自分が居る、イコール過去の自分が危険を冒しても死なない。
って言うのは結構色んなタイムリープものでも見かける定番ですね。
最近だとSteins;Gateとかでも岡部が同じ事をやってましたが。
この辺の理屈は、まあ良くある事なのでそれで良いんですけどね!
ただ、5Fのエレベータの中にこの時代にはないボードがどうとかは謎。
あれはたまたまそこにあっただけの物なのかどうかが判らないし。
それを指し示すような描写もなかったのでさっぱり。

ただま、とりあえず大事なのはここからなんですかね。
佳織を助ける事が一番の目的、としてシナリオを読んでたけど、
それ以上にゆいをどうにかする事が最終的な目的になってたし。
で、そのためのキーポイントが、凪沙先輩が持ってたAIユニット…。
って事らしいけど、結局そのAIユニットはなんなんだよ?
せめて凪沙ルートで少しぐらい伏線として説明入れるとか…。
うーん…まあAIユニット、ってのがある云々は判ってたけど。
それがゆいの記憶のバックアップを残せる類のものだったのか。
ってのが読者側にはちょっと良く判らんのがあれですよね。

ってかゆいの記憶がそのユニットに入ってるから、
ユニットを解析する事で凪沙がそういう技術を手に入れた…。
とも取れると言えば取れるけど…その辺の真相はYUISルートか。
まあこのゲーム、シナリオで一番大事なもの説明してなさすぎだよね。
奏、愛理がどういう分野の学者となるべく勉強を続けたのかも判らんし、
凪沙の持ってるAIユニットがどういうものなのかもさっぱり判らない。
その上未来では精神移植のつもりがなぜか過去へ戻れる扉を発見してるし。
その辺の描写が薄いせいか、やっぱつながりが判りにくいのが問題だと思うよ。
読んでてどうしてこうなんだろう、って部分が凄く多いのが勿体無い。

というわけでまあ、次ラストYUISルート。
YUISルートへ至る、その為の布石は結構好きでしたけどね…。
一応YUISルートも2通り(Trueと通常?)があるっぽいので。
だらだらっとクリアしていく事にします。
ってかこの作品ゆいメインだったね、結局!

カテゴリー: ゲーム系, 感想 タグ: , , , , , パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

This blog is kept spam free by WP-SpamFree.