魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A’s。

というわけで見に行って来ました。
魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A’s。
実は1stの時は映画館に見に行ってなかったりするんですよね。
どうせ名古屋ぐらいまで出ないと見れないんじゃないのか…って言う。
そういうのが強かったので、まあBD待ちで良いや…って感じでね。
でも今回は調べたらそれほど遠くない所でも上映やってるっぽくて。
それなら見に行くか! と言う事で、今日のお昼に見に行って来ました。
まあそれでもその映画館まで片道1時間ぐらいはかかるんですけどね。

そんなわけでまーなのはの映画の2nd…アニメのA’sの焼き直しですね。
1stがなのは1期(無印)の焼き直しだったように、2ndも基本的には同じ。
アニメでの1クール分を、新規の映像で全てリメイクする…みたいな感じで。
最近そういう手法のアニメ映画が多いんですが、個人的には嫌いじゃないです。
まず何よりも確実に作画のレベルが、TV放映時よりも格段に上がる事が一つ。
それからぶつ切りで放送するしかないTV放送と違って一気に流す事が出来る事。
特にこの後者の意味合いって言うのは、映画化する上で大きいと思ってます。
必要なシーンを増やし、必要でなかったシーンを削っていく…。
ま、要するに一個の作品として精錬して行く事が出来るから、ですが。

で、やっぱりそういう意味ではクオリティは上がってました。
まー俺自身そこまで言うほど作画に拘るタイプではないのと、
アニメを通して見たのも結構前なんでどれほど変わってるのか…。
ってのは比べようが無いんですが、少なくとも1stでのリメイクの時点。
その時点で既に作画のレベルで言えば圧倒的だったってのはあるので。
今回の2ndも、そういう部分に関しては全く問題なかったんじゃないかな、と。
ま、やっぱりその部分は映画化するにあたって一番気になる所だと思うので。
先にそこの部分の事を書いておこう的なね。

で、ストーリーですけど。
まあ、基本上でも書いたけどA’s1クールを丁寧に纏めなおした。
って言うのが当てはまる作品なので、それは見てもらえれば判るかと。
1stの時と同じで、冗長になりそうな部分はカットしてあったりするし、
必要に応じて話を膨らませたりって言う事はやってたと思いますけどね。
強いて言えばリーゼロッテやリーゼアリアが出てこなかったこととか。
他にもちょっとずつ違った部分があったかなーって感じだったので。
そういうのを楽しみながら見るのが良いんじゃないかと思いますよ!
全体的に見れば、全く違和感なく繋がってたんじゃないかなぁ、と。

何にせよ相変わらず王道な少年漫画をしっかりとやってましたね。
少年漫画を、少女がやってる…って言うのがこのシリーズなんですが。
2期に関しては、最初は敵だったヴォルケンリッターとの共闘とかね。
そういう意味ではやっぱり王道に王道を重ねた作品じゃないかなー。
って言うのがこの作品の良い所ですよね。

後暴走闇の書となのはの一騎打ちの部分は中々熱くて良かったね。
ぶっちゃけあんな鉄の意志で戦える小学生とか見たくないけどw
何人で戦っても無理だった相手を、ひたすら一人で戦うなのはがかっこいい。
勿論そのなのはがピンチになった時、当たり前の様に復帰するフェイトもかっこいい。
と言うかどこまで行ってもなのはとフェイトがかっこ良いし可愛いんだよね。
それから強い…本当の意味でこれが前提なんだけど、強いんだよな。
フェイトが返って来る事を信じて戦えるなのはの強さ。
なのはが待ってくれてると理解して幻を振り切れるフェイトの強さ。
まあ、よくよく考えるとそれ本当に小学生なの!? ってレベルだけど。
そういう王道的な強さ、ってのがやっぱこの作品には大事ですよね、絶対。

ま、最後の共闘も良かったし、個人的には満足だなー。
なのは&ヴィータ、フェイト&シグナム、って言うペア割も良かったと思うしね。
流石十何年後の隊長と副隊長やで! って言う、StS見てないと判らない部分。
ま、単純に俺がああいう全力で! みたいなシチュエーションが好きなのもある。
それぞれがそれぞれの役割をこなす、その結果として勝利がついてくる。
文章で書くと凄く事務的な感じではあるんだけど、全員が全力で戦った結果。
って言うのが良いんだよなぁ…これもまた王道と言う奴である。

ああ、後なんだかんだで曲も良かったです。
なのはと言えば最後の戦闘の時の曲、それから水樹曲(後EDのゆかり曲)。
惜しむらくはアニメ版の曲を超えてないかな、と言う所ではあるんですが、
これはもう最初に刷り込まれたイメージって言うのも強いので中々ね。
ただまあ、それと比べても遜色ないぐらい今回の曲も良かったです。
何だかんだでこの、曲の良さもなのはシリーズの強みではあるよね。
個人的に戦闘中の曲は「Take a shot」が最高だと思ってますが。

と言う訳で魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A’s。
アニメ版を見てた人も、そうでない人も(映画だけの人)、どちらも楽しめる出来。
って言う事だけは保証出来るので、なのはシリーズ見てる人なら是非に。
と言うかそんな人は何も言わなくてもやっぱり見に行く、か…。

ちなみに見に来てた客層ですが。
9割型男でした…他のアニメ映画だと結構色んな層の人が見に来てるのに。
いや…もしかしたら俺が行った所がたまたまそうだっただけかもしれないけど!
でもまああれだけ男で埋まってるって事は…さもありなんって事だよな…。
ま、実際ストーリーと言うか作品中でやってる事は非常に熱い少年漫画だし。
男が面白い、と感じても仕方がないんじゃないかな、って言うのはある。
そのぐらいにはきちんとした作品…だけど一見ではそう見えないのがなw
その辺が良くも悪くも、オタ向けだと言わざるを得ないよね、このなのはって作品は。

ああ、後今作も3回リピートでフィルムもらえるっぽいんですが…。
流石に3回同じ映画を見に行くってのは、どの作品でも厳しいものがね…。
BDとかにつけてくれるだけで良いんじゃないか、といつも思うんだけど。
映画としての興行収入を上げるための策として仕方がないのかなぁ…。
難しい話ですね…3部作全部見たら! とかなら判るんですけどね。

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