・ヨルムンガンド (3) 著:高橋慶太郎
表紙はココとバルメ。
表紙はココ+一人ずつかぁ…こういうの結構好きだなー。
どうでもいいけどバルメ腹筋ごつい、おっぱいもごつい。
この腹筋とおっぱいのお陰であの肉弾戦が可能なのか…。
ヨナとキャスパーの因縁が判る話がメイン。
なるほど、ヨナが武器商人(武器)を嫌う理由が良く判った。
そのくせ、武器がないと存在意義を見出せないのも良く判る。
武器によって殺されたものの仇をとる為に武器を使う。
そういう矛盾の原点がここにある、という話だったな…。
それがひいてはキャスパーとの因縁に繋がる感じ。
まあでもこれに関してはキャスパーも負い目を感じてるのかな。
ココにはココの武器を売る、その信念ってモノがあるように、
キャスパーにも同じ様にそれがあるからこそだと思うけど。
部下を殺したヨナを救った事に関しては何かあるんだろう…。
それが憐憫なのか、ただの気まぐれなのか結局判らないけど。
結果としてそれがココとヨナを結びつける要因になったという事で。
どうでもいいけどチェキータもかっこいいなー。
ヨナをあっさり止めたあたり、実力の程が伺えるけど。
まあ、あのシチュエーションに関してはヨナも襲撃された側だし。
そういう意味じゃ互いに面と向かってよーいどん、では無いからなぁ。
でもキャスパーの私兵、しかも全幅の信頼を置かれてるんだろうから、
ココがバルメに対して持つ信頼に近い、イコール強いって事だろう…。
キャスパー共々、チェキータも良いキャラなんで今後も楽しみ。
んで2巻で出てきたスケアクロウが再登場してたけど。
相変わらず尊大な態度で、しかも悪者っぽくてちょっと笑った。
まあ、この人はこういう役回りを今までも続けてきたんだろうし…。
ある意味この人にはこの人の、きちんとした信念があるんだろうなー。
それが武器商人側からすると邪魔になる可能性があるだけで…。
後はドクターマイアミなる新キャラと、もう一つの敵対するグループと。
特にこのグループは、ココの兵隊が兵隊として戦うに足るグループぽかった。
まあ、このグループがどういう立場でこれから動いていくのかは先の話だけど。
どうもバルメとの因縁があるっぽい事だけ、この3巻でなんとなく判るね。
名乗ったのもなんか軍隊時代の階級込みでだったし。
普段のバルメからは想像できない感じだったのも気になる所。
という所で終わってたけど。
1巻1巻の最後の引きが中々良いと思う。
次が気になる所できっちり終わってるよね。
今回とか、新しく出てきたグループとか以上にバルメが気になるし。
4巻も続けて読まないと! って言う気にさせるのが上手い。
でもバルメはあれだなぁ、普段のちょっとアホっぽい方がいいかなぁ。
いや、多分切れ者なんだろうけどw
ココとかが絡むと途端に変な人になってるのが好きだわ…。