・超時空要塞マクロス THE FIRST (1) 著:美樹本晴彦
マクロスF(アニメ版)を見終わってハマって。
その後マクロスプラスを見た後、本屋で見かけて買った。
ぶっちゃけ初代マクロスアニメとか、もう今だと古すぎて…。
いや、内容的には凄く見たいんですよ、見たいんですけど。
リメイクされないもんですかね、難しいと思いますけど。
って事で、そのマクロスのキャラクターデザインの美樹本さん。
その人が描いたのがこの作品らしい、と言う事で絵は良かったと思う。
特に表紙とかの1枚絵は中々魅力的だし、これがミンメイかぁ。
って思えるのは良かったんじゃないかなーと。
ただ内容に関してはアニメ見てる向けなのかなー。
正直おおよその流れしか判んない雰囲気は感じたかな…。
一条輝が主人公で、ヒロインがとりあえずリン・ミンメイである。
とりあえずこれだけ理解してれば大体流れは判る気がするけど。
それ以外のキャラの関係性、相関がちょっと判りにくかったかなぁ…。
まあその辺は本来的にはアニメ見た人向けなんだと思うけど。
でもマクロス、という作品の流れは判った気がする。
他のFやプラスでも少し触り程度には語られてた事だけど。
宇宙から降って来たものを直した、それを使って宇宙に出ようとした。
でもその宇宙船にはトラップが仕掛けられてた。
そのせいで強制的にでかい人達と交戦するハメになった…。
この辺はFとかでも序盤に散々語られててなんとなくしってたけど。
なるほど、まああらすじだけで知ってるのと、実際にストーリーを見るのと。
やっぱストーリーを見た方が雰囲気は判るなーって感じだったかな。
でもこの巻だと、一条輝が今一良くわかんなかったな。
とりあえず良くありがちな、巻き込まれた側の主人公っぽかった。
あんまり戦う、みたいな意識はないっぽいよね、一条輝の方には。
そもそも冒頭のトリプルナイフエッジも、先輩に自分の航空技術を見せ付ける。
みたいな部分が大きかったし、その後バルキリー乗っても操縦知らなかったし。
きっと輝もここから、パイロットとして凄くなっていくんだろうな、みたいな。
だからこの巻じゃまだ一条輝が敵と戦いたいのか、何を守りたいのか。
みたいなそういうお約束的な部分はまだ全然だった。
まあでもミンメイのコスチュームは可愛かったと思うよ。
後書きとかで、ソックスのぼんぼんは絶対白で! とかあったけど。
そういう所もきちんと拘ってるのはキャラへの愛情があると思う。
ただミンメイの耳周りのあのくるくるーは微妙かなーw
チャイナドレスの時は無いんだけど…。
ちなみにこれもう一人のヒロインはオバサンもとい未沙?
なんか輝がオバサンオバサン呼んでてそのイメージが…。
でも多分若いよね、その手の技術学校を出てすぐとかそのぐらい?
年齢あんまりよく判らなかったけど…若い割にはしっかりしすぎな。
ってまあ主席戦闘指揮官だし、しっかりしててもおかしくは無いか。
マクロスFとかと違って、キャラクターが大分対照的な感じ。
ってかこれ歌うのミンメイだけ?
なんかマクロスでダブルヒロイン、って言うと二人とも歌うわ!
みたいなイメージがついちゃってるんだけど…どうなんだろうな。
この巻を見る限り、未沙とか歌いそうにないんだけども。
ミンメイはまあ、アイドル志望だしわかりやすいよね。
その辺はもっと進むか、アニメ見ないとわかんなさそうだった。
そういえばエキセドルとかブリタイとか聞いた事有る名前だった。
マクロスFかプラスか、なんかどっかにも出てきてた気がするね。
あんまり覚えてないからあれだけど…この辺を楽しむのも面白いかも。
とりあえず戦闘シーンはあんまりなかったのでその辺はお預け。
でもこれまたアニメにリメイクしても悪くなさそうだったけどなー。
ミンメイ可愛いし(主に表紙)、続きにも期待できそうで良い感じ。