超時空要塞マクロス THE FIRST 2。

超時空要塞マクロス THE FIRST(2) 著:美樹本晴彦

超時空要塞マクロス THE FIRST (2) (角川コミックス・エース 6-26)

表紙はまたリン・ミンメイ。
ファーストってダブルヒロインじゃないのか?
と、思わせるぐらいミンメイ押しですなぁ…。
いや、勿論ミンメイのこの表紙は可愛いんだけど。
耳の前のくるくるーだけちょっとあれだけど…!

うーん、とりあえずちょっと展開が良く判らない!
正直な所、この一言に尽きるんじゃないかと思う…。
美樹本さんの絵は綺麗だし、キャラ可愛いし、書き分けも出来てる。
でも漫画家ではなくて、キャラデザイナーが本職なんだろうなー。
っていう感じかな…だから展開が判りにくい部分は仕方ないかな。
って思うし、その辺は読み手が汲まないといけないんじゃないかなぁ。
とは思うけど、正直初見だと何をやってるのか判らない部分が多い。

これ、フォールド→デフォールドした後どうなってんだ?
マクロス自体と、輝とミンメイがどこにいるのか良く判らない。
良く読み返してみると、マクロスがフォールドした時に色々巻き込んでて。
多分その巻き込んだ色々なものの中で輝とミンメイは遭難してる…。
それか打ち落とされた時にマクロスの中のどっか(どっかとしか言えない)に、
機体ごと進入してしまったけど、機体が壊れて信号が…みたいな感じだと思うけど。

まあ、とにかく現在位置と何をやってるかが判りにくかった。
その後遭難、って事でミンメイと色々やってるのは良かったと思うけどね。
お互いの距離とか、考え方とか…まあそういうのを確認するみたいな部分。
ただ、この部分を経ても輝の方向性は今一良く判らないんだけど。
この時代(かどうか判らないけど)の主人公にはありがちな気がするけどね。
なんていうか優柔不断でもないし、気が弱いわけでもないけど停滞する。
まあ、その方がストーリーが描きやすかった時代なのかもしれない、とか。

っていうかぶっちゃけ、その後のすっぱ抜かれ? の部分が良く判らん。
アクロバットパイロットの一条輝がそこまで噂になるほどだとは思えないし、
ミンメイの方もまだこの時点だとアイドルってわけでもないっぽいんだけどさ。
なのに何故か、艦内お泊まり愛! みたいなのはどうなんだろうなぁ…。
この前の段階で、ランカみたいにアイドルになってる(成り立てでも)。
そういう演出、展開があるんなら判らないでも無いんだけど…。

うーん…まあ書き始めるととりとめがなくなっちゃうけど。
要するに展開的に良く判らない所が多かった気がする、って感想。
ただ、3巻からは輝がパイロットとしてきちんと戦闘する部分もありそうだし。
その辺は期待したいなぁ…とは思うんだけどね、2巻読み終わって。
でも輝がどうとか、ミンメイがどうとか、あんまり良く判らないのが悲しい。
ま、アニメのメディアミックスだから勢いだけで読むのがいいのかなー。
とは思うけど、初見の俺としては繋がりが判りづらかった。

まあでもマグロとか面白かったよ。
多分あれはフォールドと一緒に海も…みたいな。
そういう演出なんだろうけど、ほとんどギャグの領域だよね。
でもそういうのはストーリーの緩和剤としてはありだと思うし。
この辺はアニメの方が映えるかな、って気もするけど。

ま、とりあえずダブルヒロインになるのもまだ先の話っぽいし。
少々判りづらくても、昔のアニメを見るのは中々難しいし。
そういう意味じゃこの漫画をきちんと読み進めるしかないかなー。
決して面白くないわけではないし、絵も綺麗だけど。
何回か読まないと展開判らないのは勿体無いと思うって事で。

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