二人目クリア。
サブキャラっぽいからどうなんだろうなーと思ってたけど。
最初に思ってたよりも中々（いろんな意味で）良かったかな。
芹沢水結クリアと言う事で…相変わらず変換出来ない名前だ！
と言うわけで、サブヒロイン一人目、芹沢水結クリア。
基本的には千莉ルートの派生…千莉ルートの別ルートだと思えばOKな感じですかね。
サブヒロインに専用ルートかー…まあしょぼいまま終わるんだろうなぁ。
と思いながらクリアしたんですが、実はそんなに悪くなかったと言うね。
と言うより、恐らくNORMAL ENDな千莉ルートと同じぐらいの出来でした。
TRUE ENDがどの程度のボリュームになるのか、ってのは判りませんが…。
少なくとも千莉1周目をクリアした時点であれはTRUEだとは思えないので。
だって千莉ルートで言えば歌の世界でどうとか、競争していく決意だとか。
そういう所（少々は描かれてましたが）結構すっとばしてるんだもの！
なのであれを仮定でNORMAL ENDだとすると、それと同じぐらいの内容。
と、言えるんじゃないのかなという印象のルートではありましたね！
で、上でも書きましたが基本は千莉ルートの派生でした。
共通ルートがあって、共通ルートクリア後個別ルートに入る、ここまでは同じで。
で、千莉ルートでは水結が千莉に働きかけて、千莉を京太郎が気にする展開ですが、
この水結ルートではそれがそのまま逆になったと考えればそれで全然OKです。
水結を気にかけた千莉が、京太郎に水結を見てて欲しいと頼むわけですが、
そこから京太郎が水結の世界の頑張りを見て惹かれていく…って感じですかね。
まあ、どちらかと言えばその前から既に水結が気になる存在になってましたが。
なんだろ、多分想像で言えば千莉にそうやって言われなくても、
結果的には水結の傍に京太郎は行ってしまったんじゃないかなーって感じ。
もっともあくまでもそれはイメージで、実際には千莉が居ないと接点が少な目ですが。
水結に関しても最初は京太郎なんて、千莉の傍に居て千莉の事を知ってる人。
って言うイメージだったと思うので、図書部（と千莉）が無ければお近づきになったか。
と言われると、それは確かに微妙な感じなんですよね…。
だからまあ、やっぱり千莉が居なかったらダメだったんでしょうけども。
なのでテーマになってるのは、千莉と水結の過去の確執の部分でした。
千莉ルートの方でもある程度は触れてて…まあ千莉の今を作り上げた一因でもあるので。
それを水結側から描いた、って言う感じのシナリオ構成と言えば良いんですかね。
結局の所水結が歌を止めた、ってのが千莉が切っ掛けだという事には変わらないんですが、
それをどう捉えてきたか…と言うのが違うという事がはっきり判る感じですね。
千莉はそれを自分のせいで、と捉えてしまいああいう風になってしまったんですが、
水結の場合はそれを良い切っ掛けと捉えて別の似た分野へと転向した…。
ただしその事をお互いにしっかり話したわけではないから齟齬が残り続けた。
簡単に書けばこんな感じですかね…でも勿論水結にもそれ以上の思いもあって。
それはやっぱり、自分より上手い人なんだから、頑張って欲しい…って所ですよね。
なので結局の所お互い難しい事はそんなにない二人なんですけどねー。
話をする切っ掛けもなければ、元々歌を止めた時に疎遠になってしまったのもあるし。
千莉が自分からどうこう動くタイプでもなければ、水結も負けた方という自覚があって。
何ていうかお互い腰を据えてそういった部分を話し合う、そういう機会が中々無くて。
で、今回の図書部…と言うか京太郎がその仲立ちになったというわけですね。
ただ、このルートも少しどろどろした雰囲気になるのかと思ってましたが。
自覚があるのかどうかはともかく、千莉が水結を頼む…と京太郎に頼んだ時点で、
千莉もやっぱり京太郎のことが好きだったんじゃないか、とは思うわけで…。
千莉ルートの方では佳奈すけがその部分で泣きを見る展開でしたが、
今回も千莉が泣きを見るのかな、と思って進めてたらそうでもなくて。
まあ、それ以上に水結とまた新しく関係が繋がった事が嬉しかった。
とも言えるんですが、あまりそういう千莉の恋愛部分については描かれてませんでした。
なんですかねー、好きと言う事を自覚する前に京太郎と水結がくっついちゃった上に、
そのおかげで水結とまた一緒に何かをする事が出来る環境が作り上げられてて。
そんな事を考えてる暇、と言うのがなくなっちゃってたと考えたら良いんですかね！
ちなみに水結可愛かったです。
若干、雰囲気と言うか性格がちょっと佳奈すけと似てるのかなぁ。
表向きは結構さばさばしたと言うか、すっきりしてるっぽいんですが。
内面はそんなに強くなくて、色んなものを抱えながら戦ってる感じで。
千莉との事も二人で買ったおそろいの音叉を常に持ってるぐらいには思ってて。
そういう所が京太郎と絡んでると色々出てきてて、その辺が可愛かったなーと。
ぶっちゃけメインヒロインクラスでもいけたのでは…？ と思うんですが。
図書部員にはなれなかっただろうな、とも思うので難しい所。
後喋ってるのが可愛い。
この辺も佳奈すけや凪と共通してるポイントだと思うんですが。
なんか喋ってるのが自然に可愛くて、それが良かったなーと思うんですよ！
声が可愛いのもあると思うんですけどね（多分俺は声フェチなので）。
割と好みのキャラだったので全体的に楽しくクリア出来たな、と…。
後このサイドでちょこんと結んだ髪型も好きです、すいません。
まー惜しむらくはやっぱりサブヒロインって所かなー！
CGが少な目なので…頭のCGも選ぶほど水結のCG無かったんですよね！
4枚（表情やパターン違いはあるけど）しかなくて、1枚目は千莉と二人のCGだし。
3・4枚目はもはやラブラブしてるシーンなのでお察しください状態だし…。
そう考えるともう少しCG欲しかったなぁ…と、思っちゃう部分はありますが。
シナリオに関してはぶっちゃけ千莉ルートに劣ってるとも思わないので。
結構サブヒロインにも力入れてるんだな、ってのは良く判る感じでしたね！
という訳で二人目クリアしたので。
とりあえず次は消去法の結果玉藻をクリアしようかなと思います。
え？ 前回玉藻にしようって言ったじゃないかって？
まあその通りなんですが、だってサブヒロインルートあったんだもん！
でも普通だったらサブヒロインとかファンディスクで補完してよねｗｗｗ
って感じで終わっちゃうからなぁ…CGが少なかったとは言えクリアまで出来る。
と言う時点で製作側がしっかり作ろうとしてるのが見えるのは良いですよね。
