大図書館の羊飼い 白崎つぐみ。

五人目、白崎つぐみクリア。
確実にメインヒロインなのは重々承知なんですが…!
すまぬ、すまぬ…佳奈すけの方がキャラ的に好きだから…。
好きなキャラ最後に残すプレイスタイルだから察して欲しい…!

と、まあそんなわけで五人目はつぐみをクリアしました。
上でも書きましたが、まあ確実にメインヒロイン枠と言うのは判ってたんですが。
大体俺のいつものクリア順を当てはめたら、ここでつぐみクリアになるのは必然!
と言う雰囲気と言うか…大体当たり障りなく好きそうなキャラのクリアからスタート、
次いでそこまでキャラ設定の時点で好きでも…ってキャラクターを攻略して、
大体3番手ぐらい(今回だとサブヒロイン枠があるので多いんですが)にメインヒロイン。
その後一番お気に入りのキャラクター、ってのが定番のクリア順なんですよねー。
だから今回も3番手…千莉と水結がセット、つぐみと真帆がセットと考えるとですけど。

うーん、まあ正直シナリオに関しては当たり障りない感じでした。
ある種つぐみのシナリオの中核、ってのの半分ぐらいはこれまでの他のキャラクター。
ほぼすべてのシナリオである程度は出てる、ってイメージで良いと思うので。
ある程度、ってのは要するにつぐみの図書部員に隠してる(と思ってる)部分と言うか。
図書部を成立した切っ掛けと言うか、京太郎と出会う事になった切っ掛けと言うか。
そう言った部分で、つぐみシナリオの後半はそこから少し進む、そんな感じですね。

有り体に言えば、どうして自分を変えようと思って行動をはじめたのか。
まー前半部分で京太郎に話をする理由でも、大まかな意味では合ってて。
自分を変えたいから、学園をもっと楽しいものにしたいからと言うその理由。
それ自体に基本的に嘘って言うのはないってのはその通りなんですけどね。
そこからさらに一歩踏み出して、自分を変えたいと思った理由の部分。
そこらへんにつぐみシナリオの大事な部分があったって事ですね。

要するに、これから手術をする妹に対して自分の学園はこんなにも素晴らしい。
自分が通う学園の仲間はこんなにも素晴らしい、最高の学園なんだ。
だから手術を不安がるよりも、来年自分がそんな学園に入学出来ると言う希望。
そういうものを持って、手術やそれまでをすごして欲しい…。
でも本当の自分は学園をそこまで素晴らしいと思えてないし、
素晴らしいと思える親友や仲間も居ない…希望を話す為とは言えついた妹への嘘。
だからといって勿論妹の手術が失敗する事を望んでいるわけではないし、
成功して来年度に妹が自分と同じ学園に入学出来るのならそれが一番で。
でもそうするとついた嘘がばれちゃう…なら本当にしてしまえばいいんだ!

そう思って行動を起こした、ってのが顛末と言うか。
でも結局そのおかげ(?)で玉藻ともっと仲良くなれたり、京太郎と出会ったり。
高峰や佳奈や千莉と出会って、学園を良くする為の部を立ち上げられたり。
頼りながらも少しずつ、学園の雰囲気を改善していける立場になって…。
最終的には学園の生徒が協力してくれて、見目も雰囲気も良い学園を作る事が出来た。
それを手術が成功した妹に見せる事が出来た…。
そういうありがちですが悪くない話でした。

後このシナリオ(と言うか真帆との関連かな)では生徒会と少々対立もします。
対立、と言うほど大げさではなくて、出来る事の違いってだけなんですけどね。
そういう部分が真帆ルートでもつぐみルートでもしっかり描かれてましたね。
真帆(生徒会長)は学園と言う”全体”を良くする、それを考える存在で。
つぐみは生徒や一人一人の視点である”個”から学園をより良くしようとする。
このポイントはどちらのシナリオでも基本的にブレずに描かれてるのは良いですね。
何より基本的に両者とも、根本が悪い人間ではないので…。
割と泥沼になる気配もなく、自然と分担していく形になると言うか。
だから対立はするものの、結果としては双方が結局学園を案じている。
そういう風になっていくのは良かったんじゃないかなーと思いますよ。
学園モノとしてはやっぱり学園も生徒も大事なファクターだと思うので。
そういった部分がごっちゃにならずに描かれてるのは悪くなかったなぁ、と。

まあ、強いて言うならやっぱりつぐみの妹関係の話がさらっとしてる事ですかね。
もう少し妹の為に、って言う部分がいろいろあっても良かった様な気もするんですが…。
それに加えて、自分が自分の嘘を本当にする為に…と言うエゴな部分。
そういうのがもう少し描かれるのかな、とは思ってたのに割とさらっとしてて。
…まあ、これまでのメインヒロインのシナリオを踏まえて考える限り、
もう一歩奥までシナリオを踏み込まないのはTRUEのためなのかなぁ。
と言うのがちょっと判るのが残念ではあった気がしますけども。
こればっかりはTRUEがある構成だと仕方ないのかなぁ…とも。

ちなみにつぐみ自体は可もなく不可もなくというか。
何ていうかAUGUSTのメインヒロインだなぁ…みたいな感じでしたね!
正統派メインヒロイン、とでも言えばいいのかなぁ…良くも悪くも普通。
あんまりとがった所がない、癖のないキャラクターって感じですね。
強いて特徴を挙げると優しい、みたいな部分が挙がって来るようなタイプw
それが悪いと言うわけでは決してないのは明記しておかねばいかんのですが。
ただ、やっぱりとがってるキャラに比べると印象は薄くなりますよね。
メインヒロインだとしても…。

でも声とかはあってて良かったと思いますけどねー。
ちょっとおっとりしてて天然で、みたいなのが判り易い感じでね。
まあ、だからこそとがってる雰囲気もないってのもありますが。
正直一人ぐらい正統派ヒロインは絶対に必要だとも思うので。
メインヒロイン枠としてこういう正統派なキャラが据えられるの必然ですね。

と言うわけで(一応)メインヒロインのつぐみをクリアしたので。
次はお待ちかね、一見どころか何度見てても可愛い佳奈すけシナリオに!
と、行きたい所ですが佳奈すけももう一人サブヒロインとくっついてるので。
とりあえず先にサブヒロイン枠の嬉野さんをクリアしようと思ってます。
正直見た目的には嬉野さんも中々可愛いキャラだと思いますけどね!

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