絶対可憐チルドレン 25。

絶対可憐チルドレン(25) 椎名高志

絶対可憐チルドレン 25 (少年サンデーコミックス)

と言う訳で、ぼちぼち漫画の感想も書いて行こうかな的な。
で、まあとりあえず近場にあった絶チルでも…いつ買ったっけな。
Twitterのログみたら2月18日に買ったらしい…。
Twitterのメモ便利だね…。

と言う訳で25巻はほぼ丸々1冊使って、学園祭の話。
中学ってこんな学園祭あるの! ってのはさておいて。
バベル、パンドラのメンツが大量に出てるので賑やかでした。
まあ、ちょっと前から澪やカズラやパティも出ずっぱりだしね。
それに加えて黒巻とか倶々津とかも出てくると割とカオス。
でもそれぞれのキャラクターの書き分け、演じ分けが上手いし、
だからキャラクターが動いてるだけで楽しいよね、って感じ。

あ、演劇の内容関係についてはさっぱりわかりませんでした。
ナイチンゲールとバラ…タイトルすら聞いた事が無いレベル。
まあ…その手の作品には全く疎いんで仕方ないんですが。
折角なんで今度気が向いた時に読んでみようかな…とか。
思うだけ思うんですが、まあこの作品じゃ色々改変されてるぽいし、
確かに俺もこの3人(プラス)が演じるなら、どういう形であれ、
やっぱりハッピーエンドが良いかなーって所は同意ですよね。
それが本当の意味でのハッピーかは判りませんけども。
それが徐々に判っていくのがこの作品の一つの面白みですが。

後は裏で動く兵部。
やっぱり汚い部分は全て自分が引き受ける。
って所はずっと一貫してるのが良い所でもあり、悪い所でもあり。
だから結局皆本に3人を子ども扱いしていると指摘しているのは、
そのまま兵部に返って来る…って事なんだと思いますけどね。
汚い面を見せない、結局それって子供扱いしてるからなわけで…。
勿論、それは兵部なりの優しさ、ってのも当然あるんでしょうが。
彼が皆本に指摘するそれとなんら変わりない事なんですよね。

まあ兵部の場合それも判った上の事だろうけど…。
だからこそ皆本をみていてイラっとする事があるんだろうし。
結局の所、ベクトルは違っても同属って感じになるんだと思う。
皆本も最終的には本当に汚い所は見せない様にしてるわけだしね。
でも、それを3人が受け止められる様になったとき…なる事。
それがこの話の一番大事な所なんじゃないかなー、とか。
まあだいぶ前からそこに集約するんだろう、って事は描かれてますが。

後それ以外での結末はやっぱり、一般人もエスパー もひっくるめた、
“人間”という存在としての悪をどうするか、という所なんだろうね。
フェザーが幻影の肖像の最後で語ってた事こそが、諸悪の根源で。
それさえなければ結局、兵部がダークサイドに堕ちる事も無かったし、
闇はあっても、闇そのものが上に立つことは無かったって事だろうし。

とりあえずユーリの今後が楽しみ、という事で。
ナイ(ハンゾーも含めて)もキャラとして結構好きだし。
ユーリがどういう方向に落ち着くのかで、だいぶ話が変わる気がする。
まあ、今更薫、葵、紫穂と同じラインに立つってのはなんか違うけど。
でも出てきて浅い割に、ユーリは良いキャラだと思うんだよね。
だからまあ…今回である意味解放された彼女の立ち位置か…。
そこをみていくのが楽しみです、後ファントム側の行動も。

なんだかんだいってバベルにも、パンドラにも嫌いなキャラが居ない。
って言うのがこの漫画だと結構大きいと思うんで、その辺頑張って欲しい。
フェザーはちょっとまだ、良く判らんので保留するしかないんですけど。
何はともあれ、次巻からはまた新展開という事で。
楽しみに待つことにしますよ!

カテゴリー: 感想, 漫画系 タグ: , , パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

This blog is kept spam free by WP-SpamFree.