英雄伝説 閃の軌跡2 その14。

エンディング終わったと言うことで。
エンディングの後にある、外伝をぼちぼちと進めてました。
外伝と言うか…うーん、まあ外伝と言うよりはこれも後日談と言うか。
結局終わってからの話になるんですが、視点が別なので外伝扱いなんですかね。

と言う訳で外伝ですが、外伝ではロイドとリーシャ(零の主人公)を操作、
そのままクロスベルのジオフロントにあるデータベースサーバを目指します。
理由は初期段階では良く判りませんでしたが、この時点で他のメンバー、
エリィ、ティオ、ランディその他諸々前回のメンバーには監視がついてるとの事。
要は帝国総督府から既に注意人物としてマークされてると言うわけですね。
その理由はクロスベルがエレボニアに侵攻されて属国もとい直轄州になったから…。
と、あの事件からもはや一気に飛ばしてクロスベルが制圧されてる所からスタートでした。

うーん…まあ、そもそもあの混乱の後でルーファスが取り仕切った。
と言うのであれば、クロスベル側がそれに抗うだけの人間が居なさそう。
と言うのはありますが…なんというかその辺りを描かないのはまたかよ。
って感じでしたね…碧も結局その後はエンディングで触れられただけだったので。
まあ、その碧のエンディングで触れられた部分が描かれてるとも取れるんですが、
今になってかーってのはあると言うかなんと言うか…判り難いですよね。

なので基本的にエンディングからかなりの時間が経過してて。
既にリィンが総督府仕え(色々あったと言うことしか判らんので)になってて。
そのせいで、オズボーンやレクターからの要請でクロスベルに侵攻している。
そう言う設定のようでしたが、なんかこうこれ凄く胸糞悪いですよね。
いろんな意味で胸糞悪くて作り手に対してなんでだよって感じでした。

いやあ…もちろんリィンにも思う所は色々あると思うんですよね。
オズボーンが実父だった事とか、既に裏で色々進行してて手が出せない事。
ただの仕官学院の生徒、と言う立場ではどうする事も出来なかったのは判りますよ。
でも、力を持ったものが正しくそれを使う義務が云々とか言っておいてですよ、
戦火を巻き起こした原因の一旦であるオズボーンの下にそのまま着いてる。
あまつさえヴァリマールを使ってクロスベルの生活基盤の一つを破壊しに行く。
…って、何ていうかただ流されて力を使ってるだけにしか見えないんですよね。
再度言いますが、そこまでにリィンも色々考えて、葛藤はあったと思います。
ですがエンディングからこの外伝までの期間が一切描かれていないので、
そういった葛藤が伝わってこない為、無機質にオズボーンの下に着いた事しか判らず、
その命令をただ唯々諾々と遂行して、俺の力は…みたいに勝手に黄昏てる様に見えます。
この辺、エンディングからここまでのリィンを描いたシナリオはどっかにあるのかな?
またドラマCDとかあるのかもしれませんが、今の所正直良く判りませんし、
むしろこの一番大事なんじゃないのって所がドラマCDだったらぶん投げたくなりますね。

なので、外伝最終部分、ロイド&リーシャとリィン&アルティナが戦う所。
リィンがくっそむかつくアホで苛々しっぱなしでした。
別にロイドが正しいとも思ってないんですが…何ていうんですかね。
命令されたことをこなしてる、それを正当化してるように見えてヤバイ。
こんな奴を長くに渡って操作してきてたのかって思うとそれが…。
鬼の力も使わない、ヴァリマールも使わない、ただ相手のロイドを下に見て。
情けをかけて…何時からお前はそんなに偉くなったんだよって話ですよね。
殺したくないから真面目に戦わない、要請が気に入らないから真面目に戦わない。
なんなんだよ、どっちなんだよお前は、じゃあオズボーンから離れろよ。
何の為に仕官学院の7組としてここまでやってきてたんだよって感じですよ本当に。

前作の主人公とクロスマッチするのはアリだと思います。
でもなぁ、こう言うやり方は正直好きじゃないと言うか。
なんかロイドは下に見られててあれだし、リィンはクソみたいに見えるし。
正直どっちも良くないだけの話だったので個人的にこれは微妙かなーと。
そりゃリィンにも思う所(帰ってきてからのクレアとの話とか)はあるんですが、
結局受諾してる以上、それはリィンの意志で行われてることなんですよね。
だからそのリィンの考えが全く描かれてないから凄く気持ち悪いままなんですよ。
オズボーン…まあ実父だったとして、その相手とどう渡り合っていくのかとか。
そう言う部分が描かれてない、だからなんで総督府に居るのかも判らない。
だから気持ち悪いまま終わってるんじゃないのって感じでしたね。
これで良い人面されてもなんでやねんってなりませんかね?

まあ、結局どうしたいのか判らないし、どうしてるのかも判らない。
クロウがあれだけの意志を篭めて戦ってた事をリィンも知ってるはずだし、
閃の軌跡ってそれをリィンが知る、そう言う所に意味のある物語のはずなのに。
当のリィンは結局オズボーンの子飼いになっちゃってるとか笑い話にもならないですよ。
別にクロウの背景が特段どうこうと言うわけではないんですが、
それがあったからあそこまでクロウと正面から向き合ってきたわけなのに。
同じことをやってる、その片棒を担いでる事に対してという所なんですよね…。
もちろん仕官学院生である前に帝国サイドの人間なのは判りますが。
そう言う事を止めたくて、オットー元締めみたいな人をもう出したくなくて。
だからヴァリマールと言う力を持って戦って来たんじゃないのかと。
無血勝利すりゃそれで相手は誰も傷ついてないとか思ってるんですかね?
それとも帝国だけが唯一だから、死ぬ前に帝国側に下れとか思ってるんですかね?

そんなわけで個人的にはこれはどうなのかなーって感じでした。
とりあえず判ったことはこれ次回作がないと何も始まらないと言う事ですね。
帝国の今回の動乱は終わりましたが、それを切っ掛けにしてまた色々始まってるし。
オズボーンが掲げる幻焔計画の乗っ取り、それをほったらかしにするのかって話ですしね。
その一旦が今回の動乱だったのに、そこはスルーして終わりとか意味判んないですよね。
それに加えてプレイアブルとしてロイド&リーシャを出して来てると言う事。
碧のあの最後の部分をここで描いただけなのかもしれないんですが、
ロイド&リーシャ…と言うか前回のメンバーが色々動いてると言う所とか。
そういった部分描かないままにするんだとしたらもうこのシリーズダメですね。
ただのレジスタンス的な相手、で終わらせるならプレイアブルにする必要全くないし。
逆にあんなものぶち込まないほうがよっぽど終わってる感あるってもんですよね。

ちなみにロイドの声がーって色んな所で目にしましたが。
確かになんかちょっと…って感じでした…柿原さんが嫌いとかではないんですが。
何ていうのかな、カマっぽいというか少し女っぽいのは良いんですが、
その女っぽい部分が強調されすぎててロイドって言うかなんか良く判んない事に。
あ、リーシャの方はまあリーシャでした…と言うか春香姉さまでした。

後3Dモデルのリーシャのケツが凄い。
腰の細さもあって違和感感じるレベルだったので、俺はちょっと…でした。
好きな人は好きなのかもしれませんけど。

カテゴリー: ゲーム系 タグ: , , , パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

This blog is kept spam free by WP-SpamFree.