Occultic;Nine。

大分遅いですがとりあえずアニメの方見終わりました。
最近こう、1話1話感想書いていくみたいなのをやってないのであれですが、
後でまとめた感想を書こう! と思ってると途中で書きたくなる事ありますね。
今更また各話形式に戻すとまた投げっぱなしジャーマンを決めてしまうと思いますが…。
定期的に見るよりも一気にガガっと見ちゃうとかが多いと感想書くよりはよ次に!
みたいな事が多々起きるんですよね…と言う訳で今回はオカルティック・ナイン。

さて、まあタイトルから分かる通りSitens;Gateの支倉さんの作品です。
Steins;Gateがゲームもアニメも良かったので比較する事もあるとは思いますが、
まあ出発媒体の違いとかはありますからねー、一概になんとも言えない事もあるのかなと。
先に個人的な評価…と言うか面白かったかどうかを書いておくことにしますが、
個人的には割と楽しんで最後まで見れたので良かったかなと言う感じでした。
割とって言うと失礼なんですが…まあどうかなーと思う部分もやっぱりあったので。

で、まあ率直に言うとやっぱりこれゲームでやるべきなのかな、と。
アニメの出来が悪いと言うわけではないんですが、いかんせん作中の情報量が多くて。
そのせいでキャラクターのセリフが長いんですよね、いちいち…なのでどこもかしこも早口。
主人公である我聞悠太に関しては元々そう言うキャラクターって言う設定がついてるんですが、
他のキャラクターまで説明をセリフに挟むせいで全員が全員早口で喋ってるんですよね…。
まあ、そう言うテンパると早口になる、虚勢を張る時に早口になる…みたいな?
全員がそんなキャラなんだよ! って言われると特に返す言葉もないんですけど…。
何ていうかそのせいで作品の中のセリフが頭に入ってこないまま進んじゃってて。
特にあれこれオカルトだの事件を解き明かしていく部分だの、情報量が多い所かな。
その辺が入ってくる前に次の情報がぽんぽん投げつけられてる、って感じなんですよね。

つまり何が言いたいかって事なんですが、ゲームだと自分のペースで読めるんですよ。
解らなかった所は文章を二回読む、覚えておかないとダメそうな所は何回か見る。
加えてゲームだとバックログがあるので、情報を再取得することも出来るんですよね。
でもアニメだとどうしても作中のキャラクターの台詞回しが時間の進みの基本になるので、
悠太だけが早いのならともかく、掛け合う相手全員が早いとセリフが入って来ないんですよ。
常日頃文章を読んだり触れたり聞いたりしてる人間にとってはそこまででもないんですが、
初見でアニメを見よう、と思ってこのアニメを手にとってあの早さについてこれるのか。
って言うと多分無理で、そうなると作品の雰囲気だけで進むことになっちゃうんですね。
そうなるとやっぱり本来の意味での面白さって言うのは判んなくなっちゃうのかなって。

おそらく実際の所Steins;Gateとかも元は情報量相当多いんですね。
ただあれはゲームが先にあって、その後しっかり練ってアニメにしてると思うんですよ。
その段階でここは必要、ここはなくても通用する、ここは補足を入れたほうが良いかも。
と言う、要するにブラッシュアップをなされてからアニメがでたと思うんですね。
だから情報量が多くても、最初から整理整頓された状態で見ることが出来ると言うか。
逆にこの作品だとそれがないので、必要なのかどうなのか聞いてても判らない事。
って言うのも反乱してて、全て取り込もうとするとオーバーフローしがちになるというか。
ま、あのセリフをしっかり喋ってる声優さん方の滑舌は褒める所だと思いますけどね。

なのでまー正直な話、アニメじゃなくてゲームでしっかりやってみたかったなと。
特に尺もあると思いますが、それぞれのキャラが仲良くなって行くというか…。
そういった部分が薄いままどうしても事件やオカルトの部分に入っちゃうので、
最後まで行ってもこう、背中を預けられるような仲なのかって感じなんですよね。
一緒にいることで起きる喜怒哀楽と言うか…そういうものがもっとあると良いなー。
ってのはこの作品だけではなく、最近の1クール完結アニメだと良く思うことがあります。
その辺はだーまえ(麻枝さん)のアニメ作品、AB! やシャーロットも同じなんですが、
この人達ってやっぱりじっくりとキャラを作中で掘り下げていくのが上手いじゃないですか。
なのでどうしてもアニメ尺に合わせるとそういった部分がオミットされてしまうというか…。
実際キャラ同士の掘り下げ合い、なんかは一番省きやすい部分でもあると思いますしね。
でも最後の最後、こう、決戦に行くぞ! ってなった時にそう言った部分を見てるか見てないか。
つまりそこで視聴者に最後に訴えかける感情ってのは振れ幅が凄くあると思うんですよね。

ま、もちろん逆にそれを描きすぎてもダレる部分はあるんですよね。
良く言われるのがエウレカセブンのフットサル回とか…別に悪いわけじゃないんですよねあれ。
でも本筋が進んでる最中に何してん、って言うのがどうしても現れてしまうというか…。
なのでとても難しい部分なのかなとは思うんですが、やはりあったらあったで最後の決戦に向けて。
と言う部分に見てる側も色々な想いが湧き上がって来るのかな、って俺は思ってます。

ただキャラに関しては最初に思ったよりは全然良かったです。
悠太はまあいわゆるシンジ君型と言うか…最初はくよくよしたり後ろばっかり向いたり。
そう言うあんまり視聴者に好かれるタイプのキャラクターではないんですけどね…。
だからこそそこから最後の決意に対して盛り上がる部分って言うのはあるわけですしね。
ただま、やっぱり途中は見ててイライラしますよね、それが恐らく狙いだと思いますが。
でも稜歌はちょっとおっぱいデカ過ぎだと思います、あれは正直許されない。
まあいわゆる魔乳や奇乳が好きな人種って云うのも存在するのかもしれません。
でもねーやっぱ顔よりドでかいおっぱいっていうのは俺は気持ち悪いと思うんですよ。
真面目に何を語ってんの? って話なんですが、やっぱおっぱいは大事なんですよ。
バランスと言うか…なんだろう、てめぇの胸に顔が2つくっついてるの想像してみてくださいよ。
明らかにバランス悪いでしょ…稜歌はそういう事なんですよ…キャラは可愛かったんですが。

後もう少しキャラについて。
やっぱり全体的に早口なキャラを減らすべきだったと思ってます。
特に森塚…まああれは相手を煽ってる部分って言うのが多々あると思うんですが、
悠太とは違う意味で聞いててイライラするんですよね…そこがうーんって感じで。
まあこれも悠太と同じで、そう言う意味合いをもたせてると言われるとって事なんですが…。
何ていうかどのシーンを切り取ってもとにかく急かされてる感じがする作品だったな、と。

でも設定とか物語とかは結構好きでした。
陰謀論とか無茶苦茶な! ってアニメに言う人居ますけど、これアニメですからね。
陰謀や策謀が渦巻いてた方が面白いじゃないですか、俺はそういう事だと思いますよ!!
たかだか高校生が巻き込まれてキーになるなんてって? そんなの太古の昔からでしょ!
そういう意味じゃこういう風に一見普通の高校生、でも重要キャラで巻き込まれていく。
って言うタイプの話(まあ大概そうですが)はしっかり作ってあると面白いんですよ。
相手が大げさでも構わないし、全てを解き明かされる必要ってのはなくて。
純粋に、主人公が仲間を助けるために戦ったり、何かを決意して決戦に挑んだり…。

ま、だからこそもう少ししっかり見たかったと言うべきか…。
とは言えある程度は作中で描かれてるのでそこまで不満でもなかったんですけどね。
サライの葛藤とかみゅうぽむの話とか…120%ではないかもしれないけど全部描かれてたし。
後は若干それは…みたいな部分もありますけど、その辺は上でも言ったように想像で補いつつ。
物語を物語として楽しむなら十分面白かったんじゃないかな、と言うのは見てて思いましたよね。
全てが最後に繋がっていくからこそ、一つ一つが120%だったらもっと良かったのかも。
って言うぐらいの感覚なので、やはりそれはアニメ尺だと難しいのかもしれませんね。
逆にゲームだと不要なものが混じる可能性ってのは出てくると思いますけど。

後はOP結構好きです、EDもですけど。
Steins;Gateのときほどか、って問われるとそこまでではないですけど。
Steins;Gateのときはほんと曲がハマってたってのもありますしね…。
EDの1~9の所(最後ですね)とか好きです。

と言う訳でまあ個人的には楽しめましたよ!
強引な所とかがあるのはぶっちゃけSteins;Gateとかもそこまで差はないですしね。
むしろ強引でも持っていく展開力がある方が物語を見てる分には良いと思ってますし。
ま、強引すぎて物語そのものを破綻させてるような展開はNGですけど。
何にせよ今後ゲームで展開する、と言うのはどっかで聞いたので。
割とそれを楽しみに待っててもいい感じだったかなと言う評価でした。
いや、まあまあ面白かったですよ! まあまあってのは失礼な表現ですけど!
みゅうポム可愛かったしね…まありょーたすはおっぱいさえなんとかなれば…ううん…。
そんな感じだったので、ゲームでもう少し濃く描かれる事を期待しつつって感じです。

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